高額介護サービス費とは?2割負担でも?支給限度額を超えたぶんは対象外?

2020.07.03 更新
anc3 できたら図にしてわかりやすく説明 シミュレーションの2割負担はあっているのか
高齢になると関わる機会が多くなる介護。介護サービスを利用料に上限をつくってくれる制度をご存知ですか?この記事では高額介護サービス費についてに説明していきます。
この記事の目次
高額介護サービス費ってなに?

介護サービスは費用の1割~3割で利用できます。しかし、介護サービスを頻繁に利用していれば月額利用料が高額になってしまいます。そんなときに助けになってくれるのが高額介護サービス費です。

高額介護サービス費とは、介護サービスの利用料に上限をつくってくれる制度です。上限を超えたとき、超えた金額が介護保険から支給されます。大事なポイントは世帯の収入によって限度額が変わることです。

世帯の収入によって上限が変わる?

夫婦二人暮らしで本人の年金収入が80万円超えだと上限はいくら?
たとえば、65歳以上の夫婦2人暮らしの世帯で本人の年金収入が80万円超えとしたとき、介護サービスの利用料の上限は月額24,600円になります。24,600円を超えたぶんについては高額介護サービス費として介護保険からキャッシュバックされます。
介護サービスの利用料の上限シミュレーション

介護サービスの利用料の上限がどんな場合に適用されるのかシミュレーションをしてみましょう。世帯収入や介護度によってどう変わるか見てみましょう。

例➊介護サービスが1割負担の方の場合

たとえば、夫婦2人暮らしでどちらも要介護度3、高額介護サービス費の上限が24,600円である世帯が介護サービスを利用した場合でシミュレーションしてみましょう。
※要介護度3の支給限度額は約270,000円です。
要介護度とは介護される方の状態を示すもので、その程度によって分けられています。要介護度の目安についてはこちらのページを参照。

シミュレーション➊
夫婦ともに介護サービスを利用し、1ヶ月の利用料が1割負担で各20,000円だとします。この場合は1ヶ月の利用料は合わせて40,000円ですが、高額介護サービス費によって1か月の上限が24,600円となっているため、差額の15,400円についてはキャッシュバックされます。
例➊介護サービスが2割負担の方の場合

たとえば、夫婦2人暮らしでどちらも要介護度3、高額介護サービス費の上限が44,400円である世帯が介護サービスを利用した場合でシミュレーションしてみましょう。
※要介護度3の支給限度額は約270,000円です。
要介護度とは介護される方の状態を示すもので、その程度によって分けられています。要介護度の目安についてはこちらのページを参照。

シミュレーション➋
夫婦ともに介護サービスを利用し、1ヶ月の利用料が2割負担で各40,000円だとします。この場合は1ヶ月の利用料は合わせて80,000円ですが、高額介護サービス費によって1か月の上限が44,400円となっているため、差額の35,600円についてはキャッシュバックされます。
支給限度額を超えたぶんにも高額介護サービス費は適用される?

高額介護サービス費も支給限度額を超えたぶんについては対象外となり、全額自己負担となります。「介護サービスの利用料には上限があるし、料金を気にせずたくさん利用しちゃおう。」と考えている方は要注意です。

介護サービスを1割~3割負担で利用できる金額には限度があり、これを超えた利用料については全額自己負担となります。全額自己負担となって金額については高額介護サービス費の対象外になってしまうのです。
※支給限度額の範囲内なら1割~3割負担で介護サービスを利用できる。これについては介護サービスを利用する際の支給限度額とは?ずっと1割負担ではない?を参照。

したがって、高額介護サービス費があるからといってたくさん介護サービスを利用したらとんでもない金額が全額自己負担になってしまうかもしれません。しっかり限度額のことを考えて介護サービスを利用しましょう。

今回のコラムはここまでです。高額介護サービス費についてわかっていただけましたか?

高額介護サービス費とは?2割負担でも?支給限度額を超えたぶんは対象外?

anc3 できたら図にしてわかりやすく説明 シミュレーションの2割負担はあっているのか
高齢になると関わる機会が多くなる介護。介護サービスを利用料に上限をつくってくれる制度をご存知ですか?この記事では高額介護サービス費についてに説明していきます。
この記事の目次
高額介護サービス費ってなに?

介護サービスは費用の1割~3割で利用できます。しかし、介護サービスを頻繁に利用していれば月額利用料が高額になってしまいます。そんなときに助けになってくれるのが高額介護サービス費です。

高額介護サービス費とは、介護サービスの利用料に上限をつくってくれる制度です。上限を超えたとき、超えた金額が介護保険から支給されます。大事なポイントは世帯の収入によって限度額が変わることです。

世帯の収入によって上限が変わる?

夫婦二人暮らしで本人の年金収入が80万円超えだと上限はいくら?
たとえば、65歳以上の夫婦2人暮らしの世帯で本人の年金収入が80万円超えとしたとき、介護サービスの利用料の上限は月額24,600円になります。24,600円を超えたぶんについては高額介護サービス費として介護保険からキャッシュバックされます。
介護サービスの利用料の上限シミュレーション

介護サービスの利用料の上限がどんな場合に適用されるのかシミュレーションをしてみましょう。世帯収入や介護度によってどう変わるか見てみましょう。

例➊介護サービスが1割負担の方の場合

たとえば、夫婦2人暮らしでどちらも要介護度3、高額介護サービス費の上限が24,600円である世帯が介護サービスを利用した場合でシミュレーションしてみましょう。
※要介護度3の支給限度額は約270,000円です。
要介護度とは介護される方の状態を示すもので、その程度によって分けられています。要介護度の目安についてはこちらのページを参照。

シミュレーション➊
夫婦ともに介護サービスを利用し、1ヶ月の利用料が1割負担で各20,000円だとします。この場合は1ヶ月の利用料は合わせて40,000円ですが、高額介護サービス費によって1か月の上限が24,600円となっているため、差額の15,400円についてはキャッシュバックされます。
例➊介護サービスが2割負担の方の場合

たとえば、夫婦2人暮らしでどちらも要介護度3、高額介護サービス費の上限が44,400円である世帯が介護サービスを利用した場合でシミュレーションしてみましょう。
※要介護度3の支給限度額は約270,000円です。
要介護度とは介護される方の状態を示すもので、その程度によって分けられています。要介護度の目安についてはこちらのページを参照。

シミュレーション➋
夫婦ともに介護サービスを利用し、1ヶ月の利用料が2割負担で各40,000円だとします。この場合は1ヶ月の利用料は合わせて80,000円ですが、高額介護サービス費によって1か月の上限が44,400円となっているため、差額の35,600円についてはキャッシュバックされます。
支給限度額を超えたぶんにも高額介護サービス費は適用される?

高額介護サービス費も支給限度額を超えたぶんについては対象外となり、全額自己負担となります。「介護サービスの利用料には上限があるし、料金を気にせずたくさん利用しちゃおう。」と考えている方は要注意です。

介護サービスを1割~3割負担で利用できる金額には限度があり、これを超えた利用料については全額自己負担となります。全額自己負担となって金額については高額介護サービス費の対象外になってしまうのです。
※支給限度額の範囲内なら1割~3割負担で介護サービスを利用できる。これについては介護サービスを利用する際の支給限度額とは?ずっと1割負担ではない?を参照。

したがって、高額介護サービス費があるからといってたくさん介護サービスを利用したらとんでもない金額が全額自己負担になってしまうかもしれません。しっかり限度額のことを考えて介護サービスを利用しましょう。

今回のコラムはここまでです。高額介護サービス費についてわかっていただけましたか?