年金・保険関連
更新日:2023年8月13日
基本手当日額|賃金日額とは
基本手当日額とは

基本手当日額とは、基本手当として支給される1日当たりの金額であり、賃金日額に給付率をかけて計算されます。給付率は45~80%となっており、賃金の低い方ほど高い給付率となっています(下記の表)。

基本手当日額 = 賃金日額 × 給付率
賃金日額とは

賃金日額とは、離職前6ヶ月間の賃金(臨時に支払われるもの及び3ヶ月を超える期間ごとに支払われるものは除く)の総額を180で割ったものをいいます。

賃金日額 = 離職前6ヶ月間の賃金 ÷ 180

基本手当については、基本手当とは?を参照。

年齢区分に応じた基本手当日額

※くわしくはこちらのお知らせを参照。

例)もらえる金額は?基本手当日額の計算
まず賃金日額を計算

たとえば、あなたが60歳未満で離職前6ヶ月間の賃金の合計が240万円(月収40万円)のとき、賃金日額は、

240万円離職前6ヶ月間の賃金 ÷ 180 = 13,333円賃金日額

となります。

次に給付率を計算する

賃金日額は13,333円なので、上記の年齢区分に応じた基本手当日額の表から給付率は50%となります。

 

最後に基本手当日額を計算する

賃金日額と給付率がわかったので、基本手当日額は以下のように計算できます。

13,333円賃金日額 × 50%給付率 = 6,666円基本手当日額

※小数点以下の端数処理については省略しています(ここでは小数点以下は切捨て)。
基本手当については基本手当とは?仕事(派遣等)をやめたら失業保険はいくら?を参照。