所得税・住民税関連
更新日:2018年11月26日
【例】16歳以上の親族がいるとき扶養控除を適用したらどれくらい安くなる?
年収にもよりますが、扶養控除を利用すると税金の負担は約5~7万円ほど軽くなる場合が多いでしょう。

16歳以上の扶養親族のときは?
たとえば、40歳以下・社会保険加入・16歳以上の扶養親族1人という条件の方が扶養控除を利用したとき。
 

年収250~400万円のとき 所得税は19,000円安くなります。
住民税は33,000円(固定)安くなります。

※所得税と住民税はこちらで計算
年収500~600万円のとき 所得税は38,000円安くなります。
住民税は33,000円(固定)安くなります。

※所得税と住民税はこちらで計算
年収700~900万円のとき 所得税は76,000円安くなります。
住民税は33,000円(固定)安くなります。

※所得税と住民税はこちらで計算

※扶養控除の対象となる家族1人あたり
 
所得税と住民税は以下のページで計算

【例】19歳以上22歳未満の親族がいるとき扶養控除を適用したらどれくらい安くなる?
年収にもよりますが、扶養控除を利用すると税金の負担は約8~11万円ほど軽くなる場合が多いでしょう。

19歳以上22歳以下の扶養親族のときは?
たとえば、40歳以下・社会保険加入・19歳以上22歳以下の扶養親族1人という条件の方が扶養控除を利用したとき。
 

年収250~430万円のとき 所得税は31,500円安くなります。
住民税は45,000円(固定)安くなります。

※所得税と住民税はこちらで計算
年収540~640万円のとき 所得税は63,000円安くなります。
住民税は45,000円(固定)安くなります。

※所得税と住民税はこちらで計算
年収740~940万円のとき 所得税は126,000円安くなります。
住民税は45,000円(固定)安くなります。

※所得税と住民税はこちらで計算

※扶養控除の対象となる家族1人あたり

【例】扶養控除を利用したときの計算過程をシミュレーション
この条件のとき所得税はいくらになる?

たとえば、給与所得が400万円で、所得控除が156万円(38万円扶養控除 + 38万円基礎控除 + 80万円社会保険料控除)の場合。

上記の条件のとき、所得が給与所得のみなので、給与所得400万円が総所得金額となります。

次に課税所得を計算する(扶養控除込み)

総所得金額は計算できたので(400万円)、次に課税所得を算出します。課税所得は、

400万円総所得金額156万円所得控除 = 244万円課税所得
課税所得については、課税所得を参照。

となります。

次に所得税を計算する

課税所得がわかったので所得税を計算します。所得税は

244万円課税所得 × 税率 = 所得税

となります。課税所得330万円以下は税率が10%(控除額97,500円)なので、所得税は、

244万円課税所得 × 10% – 97,500円 = 146,500円所得税
所得税率については、所得税率とは?を参照。
所得税の計算については、こちらを参照。

となります。

もし扶養控除を利用しなければ?

扶養控除38万円を利用しない場合、そのぶん課税所得が増えるので、

(244万円 + 38万円)課税所得 × 10% – 97,500円 = 184,500円所得税

となり、控除を申請したときと比べて税金の負担が重くなってしまいます。
※ちなみに扶養控除を適用しない場合、住民税は33,000円増えることになります。

2人以上いればさらに税金は安くなる

扶養控除の対象となる家族が二人なら(38万円 × 2)の76万円が扶養控除額となり、さらに税金の負担は軽くなります。
所得税については、所得税とはを参照。