必要経費の額の計算書の記入例

ここではシルバー人材センターの収入給与収入がある場合に添付する計算書の記入例について説明していきます。
※計算書は手書きになるので、下記のページからダウンロードして印刷してください。
※参照:国税庁家内労働者等の事業所得等の所得計算の特例の適用を受ける場合の必要経費の額の計算書(PDF)
※参照:国税庁家内労働者等の必要経費の特例


では、計算書に記入していきましょう。

必要経費の額の計算書の記入例

計算書への記入の説明
▶①および②は0円と記入(事業所得は無いので0円とします)
※ここでは事業所得は無い場合としているので0円と記入。

▶③に1年間(1月~12月まで)のシルバー人材センターの収入を記入してください。
※上記の例では600,000円としています。

▶④に1年間(1月~12月まで)のアルバイト等の収入(給与収入)を記入してください。
※上記の例では400,000円としています。

▶⑤に55万円から④を引いた金額を記入してください。
※上記の例では150,000円としています。

▶⑥に55万円から③と④を引いた金額を記入してください。
※上記の例では0円としています。

▶⑦および⑧は0円と記入(事業所得は無いので0円とします)
※ここでは事業所得は無い場合としているので0円と記入。

▶⑨に③と⑤を比べて少ない金額を記入してください。→⑨の金額が必要経費の金額となります。
※上記の例では150,000円としています。

計算書への記入はここまでです。⑨の金額が必要経費となります。下記の雑所得入力ページの必要経費に⑨の金額を入力してください。
※上記の計算書は確定申告書に添付して提出しましょう。

※注意:アルバイト等の収入(給与収入)が1年間(1月~12月まで)で55万円以上になる場合は「家内労働者等の必要経費の特例」を受けられません。したがって、上記の計算書を添付する必要はありません。下記の雑所得入力ページの必要経費には、実際にかかった経費の金額を入力しましょう。

雑所得入力が終わったらそのまま確定申告書の完成まで進めましょう。