医療保険とは病気やケガをしたときにかかる医療費を安くしてくれたりするものです。
国の医療保険があるおかげで安い値段でだれでも良質な医療を受けられる仕組みになっています。
※3割の値段で医療を受けられます。
「そもそも保険ってなに?」という方のために以下で保険についてわかりやすく説明しています。
また、医療保険がわたしたちにどんなことをしてくれるのか説明しているので、今のうちに自分が加入している医療保険が何をしてくれるものなのか知っておきましょう。
●病気やケガで会社を休んだときにお金をくれる
これについては傷病手当金とは?を参照。
●赤ちゃんを産むための費用を負担してくれる
これついては出産の費用っていくらかかるの?を参照。
●100万円などの高額な治療費を負担してくれる
これについては医療費が高額になっても大丈夫を参照。
など。
国の医療保険は大きく分けると4種類あり、国民はどれかに加入することになっています。
子供も大人も関係なく、すべての方が加入することになっています。自分がどの医療保険に加入しているのかチェックしておきましょう。
ちなみに、国の医療保険は「加入したくないから加入しない!」は通用しません。必ず以下の4種類のどれかに加入することになります。
加入したくないからといって保険料を支払わないでいると延滞金などのデメリットがあるので気をつけましょう。
➊ 健康保険 |
サラリーマンまたはその家族などが加入する |
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➋ 共済組合 |
公務員またはその家族などが加入する |
➌ 後期高齢者医療制度 |
75歳以上の方が加入する |
➍ 国民健康保険 |
フリーランス・スポーツ選手・アーティスト・タレント・無業者・個人事業主など上記3つ以外の方が加入する |
保険料は加入している医療保険の種類によって計算方法が変わります。共通していることは稼ぐ金額によって保険料が増減するということです。
したがって、お金をたくさん稼いでいる人は保険料が高くなります。逆にあまりお金を稼いでいないひとは保険料が安くなります。
それぞれのくわしい計算式などは以下のページで説明しているので気になる方はチェックしておきましょう。
●国民健康保険の保険料は?
1年間の収入や加入者数・世帯・固定資産税で決まります。
くわしくは国民健康保険とは?を参照。
●共済組合の保険料は?
月収の多さで保険料が決まります。扶養として加入している親族は無料です。
くわしくは共済組合とは?を参照。
●後期高齢者医療制度の保険料は?
加入者数や1年間の収入で決まります。
くわしくは後期高齢者医療制度とは?を参照。
ここまで説明したように、日本ではすべての方を医療保険に加入させる制度があり、これを
また、国の医療保険は「加入したくないから加入しない!」は通用しません。
加入したくないからといって保険料を支払わないでいると延滞金などのデメリットがあるので気をつけましょう。
医療保険はすべてのひとが関わる社会保険のうちのひとつです。
そして、保険には民間企業が販売している「民間保険」というものもあります。民間保険はかならず加入しなくてもいいのですが、多くの人が関わることになるので知っておくといいかもしれません。
社会保険と民間保険の違いについて以下のページで説明しているので気になる方はチェックしておきましょう。