傷病手当金とは?仕事を休むとお金がいくらもらえる?期間や条件は?

2021.07.24 更新
「病気やケガをしたから仕事を休みたいけど、そのあいだの生活費が心配…」このような不安をやわらげてくれる制度が傷病手当金です。この記事では傷病手当金についてわかりやすく説明していきます。
※仕事が原因の病気などで会社を休む場合はこちらを参照。
この記事の目次
傷病手当金とは?お金がもらえる?

傷病手当金しょうびょうてあてきんとは簡単に説明すると、病気やケガで仕事を休んでいるあいだお金を支給してくれる制度です。

健康保険または共済組合に加入しているひと(被保険者)が支給の対象です。
国民健康保険の場合は市区町村の定めるところによります(基本的には支給されません)。
※国保組合の場合は加入している国保組合にてご確認ください。

傷病手当金の金額は?

傷病手当金は会社を休んでいる間にもらうことができます。支給される金額はどのくらいかというと、1日につきおおよそ( 月の給料 ÷ 30 ) × 3分の2となります。


ただし、傷病手当金は申請してから約1~3か月後に支給されるので注意してください。サラリーマンやアルバイトの方はチェックしておきましょう。

傷病手当金の計算

※標準報酬日額とは簡単に説明すると、おおよそ(月の給料 ÷ 30)のこと。
※標準報酬日額 = 支給開始日以前の継続した12ヶ月間の標準報酬月額の平均額 ÷ 30
※共済組合の場合は「 ÷ 22」になります。

●国民健康保険の場合は市区町村の定めるところによります(基本的には支給されません)。
●国保組合の場合は加入している国保組合にてご確認ください。

どれくらいもらえる?【支給金額の例】
月収が約18万円の場合
支給額は1日あたり4,000円となります。

月収が約27万円の場合
支給額は1日あたり6,000円となります。

月収が約36万円の場合
支給額は1日あたり8,000円となります。

※仕事上の病気などで会社を休む場合はこちらを参照。
支給される期間

傷病手当金は、ひとつの傷病ごとに、支給開始した日から最長1年6ヵ月間支給を受けられます。支給開始後1年6ヵ月を過ぎた場合は休業していても傷病手当金は支給されません。

共済組合では、結核性の病気については、支給期間が三年間になります。また、一定の要件を満たせば、附加金が支給されます。
傷病手当金は連続して3日間の休みが必要

病気やケガのために会社を休んだときにお金を支給してくれる傷病手当金ですが、以下のように3日連続の休みが必要になります。

病気やケガで4日以上休んだ場合に4日目から支給されることになります。
※傷病手当金は申請してから約1~3か月後に支給されるので注意しましょう。

●業務外の病気やケガについて支給されます。業務上の病気やケガは労災保険給付となります。
●任意継続被保険者および組合員の方は傷病手当金は支給されません(一定の要件を満たす場合は除く)。
●このほか詳細については加入している健康保険・共済組合にてご確認ください。

この制度をあらかじめ知っていれば病気やケガで長い間休むことがあっても必要以上に不安にならずに済みと思います。

サラリーマンなどの方はどれくらいの金額がもらえるのかを今のうちに把握しておきましょう。