健康保険とは?保険料などわかりやすく解説。

2019.07.17 更新
この記事の目次
サラリーマンの方は必ず関わる健康保険。
「よくわからないうちに加入していた!」という方もいると思います。「親に保険証わたされたけど、健康保険って?」という学生の方も多いのではないでしょうか。この記事では健康保険について簡単に説明していきます。
健康保険とは?

健康保険とは国の医療保険のうちのひとつです。サラリーマンまたはその家族などが加入することになります。医療保険があるおかげで歯医者や病院などでの診療を安く受けることができます。
※健康保険適用事業所で働く方とその方に扶養されている方が加入します。

加入する条件は?
加入するには一定の条件にあてはまる必要があります。
※アルバイトの方でも一定の条件を満たすと健康保険に加入することになります。

健康保険の運営は協会けんぽまたは各企業の保険組合が行っています。
医療保険は大きく分けると4種類

国の医療保険は大きく分けると4種類あり、国民はどれかに加入することになっています。以下のとおり、サラリーマンやその家族などは健康保険に加入することになっているんです。

医療保険はこのように分けられています
 


健康保険
サラリーマンまたはその家族などが加入する

共済組合
公務員またはその家族などが加入する

後期高齢者医療制度
75歳以上の方が加入する

国民健康保険
フリーランス・スポーツ選手・アーティスト・タレント・無業者・個人事業主など上記3つ以外の方が加入する
▶こんなページも見られています

保険料は?どれくらい?

健康保険の保険料は以下のようになっています。

下記の計算式のとおり、本人の給料の額で保険料が決まります。
※被扶養者(たとえば、親の健康保険に加入している子など)は保険料はかかりません。

保険料の計算式

※健康保険料の半分は事業主が支払ってくれます。
標準報酬月額とは月給の平均のようなものです。

例)年収300万円の場合の保険料は?

▶たとえば、年間の給与収入が300万円の方の健康保険料は月額約13,000円、年間約15万円となります。
標準報酬月額を26万円、保険料率9.91%として計算。

●計算過程
月収が25万円(年収300万円)とすると、標準報酬月額は26万円となるので、保険料率9.91%をかけると月額の保険料は、

260,000円標準報酬月額 × 9.91%保険料率 ÷ 2  =  12,870円月額の保険料
半額分は事業主が支払うので÷2をして計算しています。

となります。したがって年間の保険料は、

12,870円月額の保険料 × 12か月  =  154,440円年間の保険料

となります。
※保険料率は協会けんぽの数値で計算しています。

保険料はこちらのシミュレーションで計算。手取り収入や税金も気になるという方は計算してみましょう。

厚生年金についてはこちら

扶養に入ると保険料は0円(無料)?

健康保険は自分の親族などを扶養に入れることができます。扶養に入った親族(たとえば妻や子供など)は健康保険に加入することになりますが保険料は0円になります。

扶養に入っている方は注意?
扶養に入っている方がアルバイトなどで一定以上の金額を稼いだりすると社会保険(健康保険と厚生年金)に加入することになり扶養から外れてしまいます。

▶社会保険に加入する条件については以下のページで説明しています。

どの医療保険でも受けられる給付はほとんど変わらない

医療保険はケガや病気の治療費を安くしてくれたりさまざまな給付をしてくれるのですが、どの医療保険も給付の内容はほとんどかわりません。これは4種類どの医療保険も同じです。
国の医療保険があるおかげで安い値段でだれでも良質な医療を受けられる仕組みになっているんです。

こんなことをしてくれる国の医療保険

病気やケガで会社を休んだときにお金をくれる
会社を休むとお金がもらえる?を参照。
赤ちゃんを産むための費用を負担してくれる
出産の費用っていくらかかるの?を参照。
100万円などの高額な治療費を負担してくれる
医療費が高額になっても大丈夫を参照。

など。くわしくは以下の表を参照。

給付の内容

国民健康保険と社保の違いは?

上記で説明したとおり、どちらの保険も受けられる給付に大きな違いはありません。
出産費用がもらえる・病院代が安くなるなど。

しかし、保険料や加入条件などは国民健康保険と健康保険(社会保険)で違いはいくつかあります。それぞれの違いについて以下の表にまとめました。

国保と社保(健康保険)はどう違う?
 

国民健康保険 健康保険

加入条件は?
ほかの医療保険の加入条件に該当しない方はすべて国民健康保険に加入。

※アーティスト・フリーランス・スポーツ選手・タレント・無業者・個人事業主など

会社に雇われている方で定められた時間以上の勤務をする方は加入。

くわしい加入条件についてはこちらを参照。


家族の扶養は?
国保には扶養というシステムはない。

世帯の加入者数などで保険料が決まる。

年収が130万円未満かつ健康保険に加入していない親族は扶養として加入できる。

扶養の方は保険料はかからない。


保険料は?
所得や世帯の加入者数などで保険料が増減する。支払いは家庭の世帯主に請求される。

くわしくは国民健康保険とは?保険料など説明を参照。

年収によって保険料が増減する。

健康保険の扶養に入っている家族などは保険料はかからない。


どこからもらえる?
お住まいの市区町村 協会けんぽまたは勤務先の保険組合

今回のコラムはここまでです。健康保険についてなんとなくわかっていただけましたか?

【役に立つページ】
くわしい医療保険や保険料については、こちらを参照。
医療費を安くしてくれる給付については、療養の給付ページを参照。
医療費が高額になったときは、こちらを参照。
病気やケガで会社を休んだときは、傷病手当金を参照。
診療を安く受けられる以外にもいろいろな給付があります。こちらを参照。
社会保険(厚生年金・健康保険)の加入条件については、こちらを参照。

健康保険とは?保険料などわかりやすく解説。

この記事の目次
サラリーマンの方は必ず関わる健康保険。
「よくわからないうちに加入していた!」という方もいると思います。「親に保険証わたされたけど、健康保険って?」という学生の方も多いのではないでしょうか。この記事では健康保険について簡単に説明していきます。
健康保険とは?

健康保険とは国の医療保険のうちのひとつです。サラリーマンまたはその家族などが加入することになります。医療保険があるおかげで歯医者や病院などでの診療を安く受けることができます。
※健康保険適用事業所で働く方とその方に扶養されている方が加入します。

加入する条件は?
加入するには一定の条件にあてはまる必要があります。
※アルバイトの方でも一定の条件を満たすと健康保険に加入することになります。

健康保険の運営は協会けんぽまたは各企業の保険組合が行っています。
医療保険は大きく分けると4種類

国の医療保険は大きく分けると4種類あり、国民はどれかに加入することになっています。以下のとおり、サラリーマンやその家族などは健康保険に加入することになっているんです。

医療保険はこのように分けられています
 


健康保険
サラリーマンまたはその家族などが加入する

共済組合
公務員またはその家族などが加入する

後期高齢者医療制度
75歳以上の方が加入する

国民健康保険
フリーランス・スポーツ選手・アーティスト・タレント・無業者・個人事業主など上記3つ以外の方が加入する
▶こんなページも見られています

保険料は?どれくらい?

健康保険の保険料は以下のようになっています。

下記の計算式のとおり、本人の給料の額で保険料が決まります。
※被扶養者(たとえば、親の健康保険に加入している子など)は保険料はかかりません。

保険料の計算式

※健康保険料の半分は事業主が支払ってくれます。
標準報酬月額とは月給の平均のようなものです。

例)年収300万円の場合の保険料は?

▶たとえば、年間の給与収入が300万円の方の健康保険料は月額約13,000円、年間約15万円となります。
標準報酬月額を26万円、保険料率9.91%として計算。

●計算過程
月収が25万円(年収300万円)とすると、標準報酬月額は26万円となるので、保険料率9.91%をかけると月額の保険料は、

260,000円標準報酬月額 × 9.91%保険料率 ÷ 2  =  12,870円月額の保険料
半額分は事業主が支払うので÷2をして計算しています。

となります。したがって年間の保険料は、

12,870円月額の保険料 × 12か月  =  154,440円年間の保険料

となります。
※保険料率は協会けんぽの数値で計算しています。

保険料はこちらのシミュレーションで計算。手取り収入や税金も気になるという方は計算してみましょう。

厚生年金についてはこちら

扶養に入ると保険料は0円(無料)?

健康保険は自分の親族などを扶養に入れることができます。扶養に入った親族(たとえば妻や子供など)は健康保険に加入することになりますが保険料は0円になります。

扶養に入っている方は注意?
扶養に入っている方がアルバイトなどで一定以上の金額を稼いだりすると社会保険(健康保険と厚生年金)に加入することになり扶養から外れてしまいます。

▶社会保険に加入する条件については以下のページで説明しています。

どの医療保険でも受けられる給付はほとんど変わらない

医療保険はケガや病気の治療費を安くしてくれたりさまざまな給付をしてくれるのですが、どの医療保険も給付の内容はほとんどかわりません。これは4種類どの医療保険も同じです。
国の医療保険があるおかげで安い値段でだれでも良質な医療を受けられる仕組みになっているんです。

こんなことをしてくれる国の医療保険

病気やケガで会社を休んだときにお金をくれる
会社を休むとお金がもらえる?を参照。
赤ちゃんを産むための費用を負担してくれる
出産の費用っていくらかかるの?を参照。
100万円などの高額な治療費を負担してくれる
医療費が高額になっても大丈夫を参照。

など。くわしくは以下の表を参照。

給付の内容

国民健康保険と社保の違いは?

上記で説明したとおり、どちらの保険も受けられる給付に大きな違いはありません。
出産費用がもらえる・病院代が安くなるなど。

しかし、保険料や加入条件などは国民健康保険と健康保険(社会保険)で違いはいくつかあります。それぞれの違いについて以下の表にまとめました。

国保と社保(健康保険)はどう違う?
 

国民健康保険 健康保険

加入条件は?
ほかの医療保険の加入条件に該当しない方はすべて国民健康保険に加入。

※アーティスト・フリーランス・スポーツ選手・タレント・無業者・個人事業主など

会社に雇われている方で定められた時間以上の勤務をする方は加入。

くわしい加入条件についてはこちらを参照。


家族の扶養は?
国保には扶養というシステムはない。

世帯の加入者数などで保険料が決まる。

年収が130万円未満かつ健康保険に加入していない親族は扶養として加入できる。

扶養の方は保険料はかからない。


保険料は?
所得や世帯の加入者数などで保険料が増減する。支払いは家庭の世帯主に請求される。

くわしくは国民健康保険とは?保険料など説明を参照。

年収によって保険料が増減する。

健康保険の扶養に入っている家族などは保険料はかからない。


どこからもらえる?
お住まいの市区町村 協会けんぽまたは勤務先の保険組合

今回のコラムはここまでです。健康保険についてなんとなくわかっていただけましたか?

【役に立つページ】
くわしい医療保険や保険料については、こちらを参照。
医療費を安くしてくれる給付については、療養の給付ページを参照。
医療費が高額になったときは、こちらを参照。
病気やケガで会社を休んだときは、傷病手当金を参照。
診療を安く受けられる以外にもいろいろな給付があります。こちらを参照。
社会保険(厚生年金・健康保険)の加入条件については、こちらを参照。