アルバイトでも加入する?社会保険に加入する条件は?正社員の4分の3以上?

2021.10.22 更新
アルバイトやパートでも社会保険に加入して自分で保険料を払う場合があるので気をつけましょう。この記事では社会保険(健康保険と厚生年金)に加入するケースについて簡単に説明していきます。
この記事の目次
アルバイトで社会保険に加入する条件ってなに?

学生アルバイトやパートをする主婦だとしても勤務先の社会保険に加入する場合があります。社会保険に加入する条件は働く時間や日数です。

つまり、パートやアルバイトでも働く時間が多かったりすると社会保険に加入することになります。

社会保険の加入条件は以下のとおりです。

社会保険に加入する条件とは?

次の①と②の両方にあてはまったとき、収入にかかわらず社会保険の被保険者になります。
※社会保険が適用されている職場に限ります。


たとえばどれくらい働くと加入するの?
例:一般社員の労働時間が週40時間で勤務日数が月22日のとき、アルバイトの方は何時間働くと加入する?

上記の条件のとき、あなたがアルバイトで週30時間以上、月16.5日以上働くと社会保険の加入条件①と②を満たすので、社会保険に加入することになります。

加入することになれば社会保険料を支払うことになります。保険料は安い金額ではないのでそれなりに覚悟しておきましょう。

※保険料についてはページ下記で説明しています。
※勤務先によっては上記よりも働く時間が短い場合でも加入することがあるので確認しておきましょう。

では次に、勤務時間が短くても社会保険に加入するときについて下記で説明していきます。あまり長時間働いていないパートやアルバイトの方はチェックしておきましょう。


収入が106万円以上でも?勤務時間が短くても加入する場合がある?

1年間の収入が少ない人や働く時間がそんなに長くない人でも注意してください。


アルバイトやパートなどで短時間勤務の人でも以下の要件1~5をすべて満たすとき社会保険(健康保険・厚生年金)の被保険者となります。


学生以外のアルバイトやパートをする主婦の方はチェックしておきましょう。

短時間勤務のひとの社会保険の加入要件1~5
  1. 週の所定労働時間が20時間以上であること
  2. 雇用期間が継続して1年以上見込まれること
  3. 月額賃金が8.8万円以上であること(年収約106万円)
    ※深夜割増分は含みません。
  4. 学生でないこと
  5. 特定適用事業所(常時500人を超える被保険者を使用する企業)に勤めていること
  6. ただし、次の①または②にあてはまる、被保険者が常時500人以下の事業所については適用対象となります。
    ①.労使合意(働いている方々の2分の1以上と事業主が社会保険に加入することについて合意すること)に基づき申出をする法人・個人の事業所
    ②.地方公共団体に属する事業所

注意:上記の5にあてはまらない場合は?
上記の5にあてはまらないような中小規模な会社で働いている場合は加入条件を満たしません。

なので、このような場合は上記で説明した加入条件が適用されます。中小規模の会社で働いている方は上記の加入条件をチェックしておきましょう。

では次に、社会保険に加入したときの保険料がどれくらいになるか下記で説明していきます。年収別にシミュレーションしているので気になる方はチェックしておきましょう。

社会保険に加入すると保険料はどれくらい払うことになるの?

今まで社会保険に加入していなかった方が勤務先で社会保険に加入すると保険料はどれくらいになるのでしょうか。以下に例を示します。

1年間に支払う保険料は安い金額ではないので、これから社会保険に加入する方はそれなりに覚悟しておきましょう。

パートやアルバイトなどの方は参考にしてみてください。

社会保険に加入した場合に支払う保険料は?

1年間の収入が106万円のとき
勤務先の社会保険に加入した場合の保険料は年間で合計約15万円になります。
※保険料はこちらのページでシミュレーションを行いました。



1年間の収入が115万円のとき
勤務先の社会保険に加入した場合の保険料は年間で合計約17万円になります。
※保険料はこちらのページでシミュレーションを行いました。



1年間の収入が130万円のとき
勤務先の社会保険に加入した場合の保険料は年間で合計約19万円になります。
※保険料はこちらのページでシミュレーションを行いました。



1年間の収入が150万円のとき
勤務先の社会保険に加入した場合の保険料は年間で合計約21万円になります。
※保険料はこちらのページでシミュレーションを行いました。



1年間の収入が180万円のとき
勤務先の社会保険に加入した場合の保険料は年間で合計約25万円になります。
※保険料はこちらのページでシミュレーションを行いました。



1年間の収入が200万円のとき
勤務先の社会保険に加入した場合の保険料は年間で合計約29万円になります。
※保険料はこちらのページでシミュレーションを行いました。

以上のように、勤務先の社会保険に加入することになれば保険料を支払うことになります。見てわかるように、保険料は安い金額ではありません。

したがって、社会保険(厚生年金と健康保険)がわたしたちにどんなことをしてくれるのか知っておくことをオススメします。

毎月保険料を支払うことになるので、以下のリンク先ページで厚生年金と健康保険の内容をザッと知っておくといいかもしれません。
※厚生年金については厚生年金とは?を参照。
※健康保険については健康保険とは?を参照。


保険料はどっちが高い?健康保険と国保で比較

たくさん働くアルバイトなどの方は社会保険に加入することになるので国民健康保険に加入できませんが、退職したあとは健康保険を脱退して国民健康保険に加入することになるので今のうちに知っておきましょう。

保険料がどれくらい違うのか気になる方やこれから退職する予定の方などはそれぞれの保険料について知っておくことをオススメします。

簡単に説明すると、医療保険の保険料については国保のほうが高くなる場合が多いです。くわしくは下記のページで解説しています。

まとめ(1年間の収入103万円に注意しましょう)

扶養されている方は年収103万円にも注意しましょう。とくに親に扶養されている学生アルバイトの方は注意してください。

1年間の給料が103万円を超えると扶養控除の対象から外れてしまうため、親の税金が増えてしまいます。

扶養控除とは「養う家族がいると税金が安くなる」制度であり、子供の収入が103万円を超えてしまうと親はこの制度が利用できなくなってしまいます。

なので、それほどお金に困っていないならアルバイトする時間を調整して103万円を超えないようにすることをオススメします。くわしくは下記のページで説明しています。

ここまで説明したように、社会保険に加入するには勤務時間などの条件をクリアする必要があることを覚えておきましょう。

また、上記で説明したように親に扶養されている学生の場合は1年間の収入が103万円を超えないようにしておくことをオススメします。