厚生年金とは?わかりやすく解説。保険料・加入条件や支給額など

2019.07.04 更新
この記事の目次
年金制度には「国民年金」と「厚生年金」の2つの年金があるのですが、「どんな違いがあるの?」という疑問を持つ方が結構います。この記事では「厚生年金」について簡単に説明していきます。
国民年金についてはこちら

厚生年金ってなに?勝手に加入してるんだけど…

厚生年金とは簡単に説明すると、サラリーマンなどの会社員や公務員などが加入する年金保険です。働いていると知らないうちに加入していてびっくりする方もいると思います。

一定の条件を満たすとサラリーマンや公務員以外でも厚生年金に加入することになります。条件については次でみていきましょう。

加入条件は?

厚生年金には一定の条件を満たせば誰でも加入することになります。加入する条件は以下のようになっています。
※ちなみに、厚生年金に加入する場合、健康保険にも一緒に加入することになります。

加入する条件

次の2つに両方あてはまったとき、収入にかかわらず健康保険・厚生年金保険の被保険者になります(※厚生年金・健康保険が適用されている職場に限ります)。
 


労働日数
1か月に働く日数が一般社員(常時雇用者)の4分の3以上である。

労働時間
1週間に働く時間が一般社員(常時雇用者)の4分の3以上である。

※所定労働時間(日数):会社が就業規則などにより定めた労働時間(日数)のこと。

アルバイトで働く時間が短くても注意?

上記よりも働く日数や時間が少なくても厚生年金に加入する場合があります。くわしくは以下のページで説明しています。

保険料の半分は会社が払ってくれる!

厚生年金保険料には国民年金のぶんも含まれています。したがって、厚生年金と別で国民年金を払う必要はありません。

さらに、厚生年金保険料の半分は会社が払ってくれるので個人は半分の保険料で済んでいるんです。
※ちなみに、厚生年金保険料は毎月給料から天引きし、会社が保険料を支払ってくれます。

社会保険(厚生年金・健康保険)の加入条件については、こちらを参照。
扶養に入っている方の保険料は0円(無料)?

1年間の収入が130万円未満の配偶者(たとえば妻)は、もう一方の配偶者(たとえば夫)が加入している厚生年金の扶養に入ることができます。この場合、妻は国民年金の保険料が0円になります。くわしくは厚生年金の扶養に入ると配偶者は保険料0円?で説明しています。
※保険料が0円になっても国民年金には加入していることになっているので安心してください。

厚生年金の保険料はいくら?

厚生年金の保険料はその方の給料の金額で決まります。

厚生年金の保険料は以下のとおりです。

保険料の計算式

標準報酬月額とは月給の平均のようなものです。
賞与(ボーナス等)については、標準賞与額×保険料率(事業主と折半)

年収500万円の保険料の例

▶たとえば、年間の給与収入が500万円の方の厚生年金保険料は月額約38,000円、年間約45万円となります。
標準報酬月額を41万円、保険料率18.3%として計算。

410,000円標準報酬月額 × 18.3%保険料率 ÷ 2  =  37,515円月額の保険料

37,515円月額の保険料 × 12か月  =  450,180円年間の保険料
半額分は事業主が支払うので÷2をして計算しています。
厚生年金の保険料率は全国18.3%で固定されています。

保険料はこちらでシミュレーションを行いました。

手取りと税金と社会保険料はいくらになる?

老後にもらえる年金の金額は?

老後にもらえる厚生年金(老齢厚生年金といいます)の金額は厚生年金への加入期間やその方の給料の金額などで決まります。

以下に示した表はおおよその年金額です。この金額が国民年金(老齢基礎年金)に上乗せされます。

老齢厚生年金の早見表

以下の表から、厚生年金への加入期間が20年で、20年間の給料の平均が30万だったときは1年間に42万円となります(老後にもらえる厚生年金の金額)。ここに老齢基礎年金の年金額(満額)を加えると、合計で1年間に120万円もらえることになります(老後にもらえる国民年金と厚生年金の合計金額)。

※ボーナスなどは考慮していません。おおよその金額です。
くわしい老齢年金については、こちらを参照。

年金収入を入力するだけで税金額と手取りが簡単にわかる!

年金は老後のほかにも?

年金は老後にもらうお金だけじゃありません。

事故等で障害が残ったときや亡くなったときにも年金が支給されるんです。

老後の年金だけじゃない

くわしい老齢年金については、老齢年金ページを参照。
くわしい障害年金については、障害年金ページを参照。
くわしい遺族年金については、遺族年金ページを参照。

今回のコラムはここまでです。厚生年金についてなんとなくわかっていただけましたか?

【役に立つページ】
国民年金については国民年金とは?を参照。
年金制度について知りたい方は、年金制度とは?を参照。
年金の免除制度については、免除制度とはを参照。
社会保険(厚生年金・健康保険)の加入条件については、こちらを参照。

厚生年金とは?わかりやすく解説。保険料・加入条件や支給額など

この記事の目次
年金制度には「国民年金」と「厚生年金」の2つの年金があるのですが、「どんな違いがあるの?」という疑問を持つ方が結構います。この記事では「厚生年金」について簡単に説明していきます。
国民年金についてはこちら

厚生年金ってなに?勝手に加入してるんだけど…

厚生年金とは簡単に説明すると、サラリーマンなどの会社員や公務員などが加入する年金保険です。働いていると知らないうちに加入していてびっくりする方もいると思います。

一定の条件を満たすとサラリーマンや公務員以外でも厚生年金に加入することになります。条件については次でみていきましょう。

加入条件は?

厚生年金には一定の条件を満たせば誰でも加入することになります。加入する条件は以下のようになっています。
※ちなみに、厚生年金に加入する場合、健康保険にも一緒に加入することになります。

加入する条件

次の2つに両方あてはまったとき、収入にかかわらず健康保険・厚生年金保険の被保険者になります(※厚生年金・健康保険が適用されている職場に限ります)。
 


労働日数
1か月に働く日数が一般社員(常時雇用者)の4分の3以上である。

労働時間
1週間に働く時間が一般社員(常時雇用者)の4分の3以上である。

※所定労働時間(日数):会社が就業規則などにより定めた労働時間(日数)のこと。

アルバイトで働く時間が短くても注意?

上記よりも働く日数や時間が少なくても厚生年金に加入する場合があります。くわしくは以下のページで説明しています。

保険料の半分は会社が払ってくれる!

厚生年金保険料には国民年金のぶんも含まれています。したがって、厚生年金と別で国民年金を払う必要はありません。

さらに、厚生年金保険料の半分は会社が払ってくれるので個人は半分の保険料で済んでいるんです。
※ちなみに、厚生年金保険料は毎月給料から天引きし、会社が保険料を支払ってくれます。

社会保険(厚生年金・健康保険)の加入条件については、こちらを参照。
扶養に入っている方の保険料は0円(無料)?

1年間の収入が130万円未満の配偶者(たとえば妻)は、もう一方の配偶者(たとえば夫)が加入している厚生年金の扶養に入ることができます。この場合、妻は国民年金の保険料が0円になります。くわしくは厚生年金の扶養に入ると配偶者は保険料0円?で説明しています。
※保険料が0円になっても国民年金には加入していることになっているので安心してください。

厚生年金の保険料はいくら?

厚生年金の保険料はその方の給料の金額で決まります。

厚生年金の保険料は以下のとおりです。

保険料の計算式

標準報酬月額とは月給の平均のようなものです。
賞与(ボーナス等)については、標準賞与額×保険料率(事業主と折半)

年収500万円の保険料の例

▶たとえば、年間の給与収入が500万円の方の厚生年金保険料は月額約38,000円、年間約45万円となります。
標準報酬月額を41万円、保険料率18.3%として計算。

410,000円標準報酬月額 × 18.3%保険料率 ÷ 2  =  37,515円月額の保険料

37,515円月額の保険料 × 12か月  =  450,180円年間の保険料
半額分は事業主が支払うので÷2をして計算しています。
厚生年金の保険料率は全国18.3%で固定されています。

保険料はこちらでシミュレーションを行いました。

手取りと税金と社会保険料はいくらになる?

老後にもらえる年金の金額は?

老後にもらえる厚生年金(老齢厚生年金といいます)の金額は厚生年金への加入期間やその方の給料の金額などで決まります。

以下に示した表はおおよその年金額です。この金額が国民年金(老齢基礎年金)に上乗せされます。

老齢厚生年金の早見表

以下の表から、厚生年金への加入期間が20年で、20年間の給料の平均が30万だったときは1年間に42万円となります(老後にもらえる厚生年金の金額)。ここに老齢基礎年金の年金額(満額)を加えると、合計で1年間に120万円もらえることになります(老後にもらえる国民年金と厚生年金の合計金額)。

※ボーナスなどは考慮していません。おおよその金額です。
くわしい老齢年金については、こちらを参照。

年金収入を入力するだけで税金額と手取りが簡単にわかる!

年金は老後のほかにも?

年金は老後にもらうお金だけじゃありません。

事故等で障害が残ったときや亡くなったときにも年金が支給されるんです。

老後の年金だけじゃない

くわしい老齢年金については、老齢年金ページを参照。
くわしい障害年金については、障害年金ページを参照。
くわしい遺族年金については、遺族年金ページを参照。

今回のコラムはここまでです。厚生年金についてなんとなくわかっていただけましたか?

【役に立つページ】
国民年金については国民年金とは?を参照。
年金制度について知りたい方は、年金制度とは?を参照。
年金の免除制度については、免除制度とはを参照。
社会保険(厚生年金・健康保険)の加入条件については、こちらを参照。