税金や保険などの知識は学校で習うことはめったにありません。
アルバイトをしたりサラリーマンになってお金を稼ぐようになると、税金や保険等に必ず関わることになりますが「何もわからないまま」になっている方は多いと思います。
税金や保険等の知識はいろいろあるため「何を知っておけばいいかわからない!」という方は、まずは生活の中で必ず関わることについて知っておきましょう。
ここでは最低限知っておくといい税金や保険の知識について説明していきます。
税金とは、国や町が使うお金(財源)です。税金はわたしたちの暮らしをささえるために使われています。
※どんなことに使われているか知りたい方は税金ってなに?(学生向け)を参照。
税金はすべての方に関係します。「税金は大人になってからじゃないの?」と考えている方は以下の記事をチェックしておきましょう。
保険とは、万が一何かがあったときにお金などを支給してもらうものです。
わたしたちが住んでいる日本では、すべての方が関係する社会保険が代表的な存在となっています。
社会保険についてはこちら
生活で必ず関わる税金と保険に絞ればそんなに難しい内容ではありません。
以下にまとめた内容を知っておけば一般的な生活をする上で特に問題はありません。
それぞれ以下の項目で説明しているので、何も知らない人はここでザッとお金や保険の基本について学んでおきましょう。
まずは、お金の計算をするときに必要になる所得について知っておきましょう。収入・給料・手取り・所得の違いを知っておくと計算が楽になります。
※まだ20歳未満なら所得ってなに?(学生向け)でわかりやすく説明しています。
「お金を稼ぐとかかる税金」である所得税と住民税については最低限しっておきましょう。
会社に勤めたときやアルバイトなどでお金を稼いだときに必ず関わることになります。
たとえ高校生だとしても、アルバイトなどでたくさんお金を稼げば税金がかかるのでチェックしておきましょう。
「すべての方が関わる社会保険」のうちの医療保険についてしっておきましょう。
医療保険は全年齢すべての方に関わることになります。たとえ小学生だとしても歯医者さんに行くときに保険証を持参するように必ず関わることになります。
自分が加入している医療保険がどんなことをしてくれるのかチェックしておきましょう。
「すべての方が関わる社会保険」のうちの年金保険についてしっておきましょう。
年金保険は20歳以上のすべての方が関わることになります。たとえ学生だとしても20歳になれば年金保険に加入して保険料を支払うことになります。
また、年金といえば「老後のお金」のイメージが強いと思いますが、それだけではありません。
年金はわれわれの生活の保険として大きな役割を担っています。しっかりチェックしておきましょう。
育児については産休や出産の際にもらえるお金などを最低限しっておきましょう。
赤ちゃんについては女性だけでなく男性も密接に関わることになるのでチェックしておきましょう。
また、育児ノイローゼや産後うつについてもあらかじめ知っておくことで早急に対処できるかもしれません。
出産にかかるお金が〇〇万円もらえるなど、日本には赤ちゃんにとって親切な制度がいろいろあるので、独身の方も今のうちに知っておけば慌てないで済むと思います。
上記でまとめた「生活で必ず関わる税金や保険」のほかにも税金や保険には様々な知識があります。
たとえば、税金なら「ギャンブルでたくさん稼いだときの税金」や「確定申告のやりかた」などが挙げられるでしょう。
保険なら国が運営する「医療保険や年金保険」ではなくて、民間企業が運営している保険(たとえば生命保険や個人年金など)が挙げられます。
※保険については保険ってなに?大人も子供も関係ある?を参照。
しかし、これらの知識は生活する上で必須というわけではありません。自分に必要になったときに学べば問題ありません。
したがって、まずは上記でまとめた「生活で必ず関わる税金や保険」についてを理解した上で、自分の生活で必要となったときに税金や生命保険等の知識を勉強しましょう。