年金はいくらから税金がかかる?年金150・200・250万円など年収別まとめ

2021.06.01 更新
老後にもらう年金の金額によって税金がかかるのか・かからないのか知っておきましょう。この記事では年金にかかる税金について説明していきます。
この記事の目次
年金にも税金がかかるの?

65歳を迎えると毎年もらえるようになる年金にも残念ながら税金がかかります

ただし、もらえる年金額があまり多くない場合は税金がかかりません。くわしくは次で見ていきましょう。
※年金にかかる税金のくわしい計算方法は年金にも税金がかかる?かからない?公的年金控除とは?を参照。

年金収入ごとの税額シミュレーション

老後にもらえる年金の税金がどれくらいになるか年金額ごとにシミュレーションしました。以下に表でまとめています。

もうすぐ年金がもらえる年齢の方はチェックしておきましょう。

年金収入ごとの税金シミュレーション
※年齢は65歳以上・社会保険料は0円・収入は公的年金のみとしています。
 

年金収入80万円のとき あなたにかかる税金は
0円です。
所得税0円、住民税が0円。
年金収入150万円のとき あなたにかかる税金は
0円です。
所得税0円、住民税が0円。
年金収入200万円のとき あなたにかかる税金は
73,000円です。
所得税21,000円、住民税が52,000円。
年金収入250万円のとき あなたにかかる税金は
148,000円です。
所得税46,000円、住民税が102,000円。
年金収入300万円のとき あなたにかかる税金は
223,000円です。
所得税71,000円、住民税が152,000円。

※金額はおおよそです。税金の計算はこちらのページで行っています。

年金をもらっていても税金がかからないのはなぜ?

老後にもらう年金には税金がかかりますが、1年間(1月~12月まで)の年金額がそれほど多くなければ税金がかかりません。

なぜかというと、公的年金控除が所得を減らしてくれるからです。

所得がたくさんあればそれだけ税金がかかりますが、公的年金控除がその所得を減らして税金の負担を軽くしてくれます。

たとえば年金収入が110万円だったら?
65歳以上で1年間(1月~12月まで)の年金収入が110万円のとき、年金についての所得(雑所得)は、

110万円年金収入110万円公的年金控除 = 0円雑所得

となります。

控除がなければ年金収入110万円がすべて雑所得になってしまいますが、公的年金控除のおかげで雑所得が減額されています(0円になっている)。

したがって、所得が0円なので税金も0円になります。

介護保険料はどれくらい?
65歳以上の介護保険料は本人の年金収入や世帯収入によって増減します。

たとえば住民税を課税されている人が世帯におらず、本人の年金収入が120万円以下だとすると、介護保険料は月額約3,000円(年間約36,000円)になります。

介護保険料についてくわしく知りたい方は下記のページをチェックしておきましょう。それぞれのパターンで保険料をシミュレーションしています。

確定申告をする必要はある?

年金をもらっている方は年金が支給されると同時に源泉徴収されるため、基本的には確定申告をする必要がありません。

ただし、1年間(1月~12月まで)の年金収入が400万円を超えるときには確定申告をする必要があります。

また、年金をもらいながらアルバイトなどで給料をもらっている場合にも確定申告が必要になるときがあります。

確定申告が必要な場合は?

  • 1年間(1月~12月まで)の年金収入が400万円を超える方
  • 年金以外の所得が1年間(1月~12月まで)で20万円を超える方
    ※たとえば、年金をもらいながらアルバイトしているなど。

※確定申告については確定申告とは?を参照。

ここまで説明したように、老後の年金にも税金がかかりますが、その金額が高額でなければ税金がかかりません。

また、年金をもらっている人も条件を満たせば確定申告が必要になることも覚えておきましょう。年金をもらいながらアルバイトなどで給料をもらっている人は上記をしっかりチェックしておきましょう。