所得税率って?お金を稼ぐとどれくらい所得税がかかるの?

2021.09.26 更新
お金を稼ぐとなると気になる「所得税」。稼ぐ金額が多ければ所得税も多くなります。この記事では稼ぎによって変化する所得税の税率について説明していきます。
この記事の目次
所得税率とは?どんどん税率が高くなる?

所得税率とは、1年間に稼いだ所得にかけられる税率のことです。所得に税率をかけた金額が所得税になります。

所得税の税率は下記で説明するように5%~45%になっています。あなたが1年間に稼いだ金額(課税所得)が多いほど税率が高くなっています。
※課税所得については課税所得とは?を参照。

お金を稼ぐつもりの方は税率をチェックしておきましょう。

この記事の要点

  • 税率は収入ぜんぶにかかるわけではなく課税所得にかけられる。

  • 稼ぎが増えれば税率も増える。

  • 1年間の給与収入が500万円だと所得税は約14万円。

  • 年収2,000万円だと所得税は約340万円。

では、稼ぎによって税金がどれくらい変わるのか見ていきましょう。具体的に金額をあてはめてシミュレーションしているので気になる方はチェックしておきましょう。


所得税の税率は稼ぐ金額で変わっていく

たとえば課税所得が100万円のとき所得税率は5%となります。したがって所得税は100万円 × 5% = 5万円となります。


課税所得が300万円のとき所得税率は10%となります。したがって所得税は300万円 × 10% – 97,500円 = 202,500円となります。


課税所得が500万円のとき所得税率は20%となります。したがって所得税は500万円 × 20% – 427,500円 = 572,500円となります。


所得税の計算式と税率は以下のとおりです。

所得税の計算式と税率
所得税の計算をしてみよう
では、上記の税率の表を見ながら計算してみましょう。

たとえば1年間の給料が500万円のとき、給与所得は356万円になります。

500万円給与収入144万円給与所得控除 = 356万円給与所得
給与所得や給与所得控除については、給与所得控除とは?を参照。

給与所得のほかに所得が無いとすると、356万円が総所得金額となります。

総所得金額がわかったので次に課税所得を計算します。所得控除を120万円とすると課税所得は236万円になります。

356万円総所得金額120万円所得控除 )= 236万円課税所得
総所得金額とは:各種所得の合計(一部所得は除く)。
所得控除とは:税金の負担を軽くしてくれる制度。

課税所得金額が236万円なので、上記の表と照らし合わせると所得税率は10%となります。したがって、所得税は、

236万円課税所得 × 10%税率97,500円控除額 = 138,500円所得税
※控除額とはそれぞれの税率において差し引かれる金額のこと。
課税所得については課税所得とは?を参照。
所得税については所得税とは?を参照。

となります。

例)稼ぎによって所得税はどれくらい変わる?
※独身のサラリーマンの場合。
 

課税所得が
300万円のとき
(年収約600万)
所得税は202,500円となります。
計算はこちらのページでシミュレーションしました。
課税所得が
500万円のとき
(年収約850万)
所得税は572,500円となります。
計算はこちらのページでシミュレーションしました。
課税所得が
800万円のとき
(年収約1200万)
所得税は1,204,000円となります。
計算はこちらのページでシミュレーションしました。
課税所得が
1500万円のとき
(年収約2000万)
所得税は3,414,000円となります。
計算はこちらのページでシミュレーションしました。

課税所得については課税所得とは?を参照。

以上のように、稼ぎによって所得税が占める割合が増えていることがわかります。たくさんお金を稼いでいる人はそれだけ税金をたくさん納めることになります。

年収が増えればそれだけ支払う税金が占める割合が多くなってしまうのは嫌ですが国のルールなので仕方がないんです。