税金ってなに?

小中学生を対象にした税金について学ぶための教材(子供向け・何も知らない大人向け)。授業等でご活用ください。

ここでは税金のつかいみちなどについて
説明しています。
目次

税金ってなに?

税金とは?お金?

税金とは、国や町が使うお金です。

税金はわたしたちの暮らしをささえるためにいろいろなことに使われています。
※ほかにも税金には貧乏な人とお金持ちの人の差を少なくしたり、経済を安定させる役割があります(くわしくはページ下記で説明しています。内容はむずかしいです)。

税金はどんなことに使われている?

税金のつかいみちはいろいろ

税金はいろいろなことに使われています。

たとえば、「消防・警察」「医療・介護」などの公共サービスには税金が多く使われています。

ほかにはどんなことに使われている?

上記以外にもみなさんの生活に身近なことに税金が使われています。

たとえば、教育や道路をつくったりするのにも税金が使われているんです。

もしも税金が無かったら?

税金がなければどうなる?

もしも税金がなければどうなるでしょうか?

たとえば、警察のパトロールやごみ収集などが有料になったりするかもしれません。安心してくらせる社会を作っていくために税金は大切なものなのです。

なんで税金を納めなきゃいけないの?

税金をおさめるのはなぜ?

日本に住んでいる方はみんな税金を納めていますが、「なんで税金を納めなきゃいけないの?」と思う方もいると思います。

税金を納めるのはルールだから?

なぜかというと、税金を納めることは憲法で定められた義務だからなんです

日本のルール(憲法)で決められているため、日本に住んでいる方はこのルールを守って税金を納めているのです。

※日本国憲法第30条
※税金を納めなければもしも税金がなかったら?で説明したようになってしまう恐れがあります。

ルールを守らないとどうなる?

説明したように、税金を納めることはルールで決められています。

このルールを守らないで違反をしてしまうと罰金などの罰則が与えられることがあります。みなさん気をつけましょう。

※納税が遅れたり、わざと納めなかった場合。

税金はいろいろな種類がある?

有名な税金は3つ

税金にはたくさんの種類があります。なかでも有名なものは所得税・住民税・消費税ですね。

※この教科書では以上の3つの税金について説明していきます。

お金をかせぐとかかる税金?

所得税しょとくぜいとは?

税金の中でも有名なもののひとつが所得税です。所得税とはお金をかせぐとかかる税金です。したがって、お金をかせいでいない方にはかかりません。
※年齢は関係ありません。子供でもお金をかせいでいれば所得税がかかります。アルバイトをしたときの税金などについては学生アルバイトがお金を稼いだら?で説明しています。
たとえば、1年間に200万円かせいだ人なら所得税年間約3万円かかります。

たくさんお金をかせいでいる人なら年間にかかる税金も多くなる仕組みになっています

※1年間に約5,000万円かせいだ人なら所得税は約1600万円かかることになります。この仕組みの理由についてはページ下記のその2. 所得再分配の項目で説明しています。少しむずかしい内容になっています。

住んでいる町におさめる税金?

住民税とは?

税金の中でも有名なもののひとつが住民税です。住民税は住んでいる町におさめる税金です。所得税と同じくお金をかせいでいる方にかかる税金です。
※所得税は国に納める税金。
※町におさめられた税金はいろいろなことに使われます。
たとえば、1年間に200万円かせいだ人なら住民税は年間約6万円かかります。

お金をたくさんかせげば子供でも税金がかかります。

何かを買うとかかる税金?

消費税とは?

税金の中でも有名なもののひとつが消費税です。消費税とはモノやサービスを購入したときにかかる税金です。
※消費税はお店がまとめて国や町におさめることになります。

消費税はどんなものに?

たとえば、お菓子を購入するときにも消費税がかかります。なので、小学生でも駄菓子を買えば税金を払っていることになるんです。
※モノやサービスの価格は税込み表示されていることが多いので、あまり意識しないで払っていることが多いかもしれません。

税金はどんなことに何円つかわれている?

100,000,000,000,000円(100兆円)使われている?

国は安心してくらせる社会づくりのために税金を使っています。なんとその額は1年間で約100兆円!

「国民の健康のため」「水道や道路整備のため」「教育のため」など、わたしたちが安心してくらせる社会づくりのために使われているのです。

税金の目的は?(むずかしい)

税金は公共サービスのため以外にも?

税金は水道・道路・警察などの公共サービスを提供する以外にもさまざまな目的に利用されます。以下に税金の目的についてそれぞれ説明していきます。

その1. 公共サービスの提供

税金の目的の1つめは公共サービスの提供です。

その2. 所得再分配

税金の目的の2つめは所得再分配です。所得の再分配により、所得格差(貧富の差)が大きくならないよう調整を図っています。

※所得とは仕事などをして得た収入のようなものです。
※貧富の差が大きくなると治安の悪化など様々な問題がおこるため。
※くわしく知りたい方はこちらまたは中高生向けテキストの税金の目的を参照。

その3. 経済安定化

税金の目的の3つめは経済安定化です。急激な景気変動をおさえ、経済の安定化を図っています。

※くわしく知りたい方はこちらまたは中高生向けテキストの税金の目的を参照。
まとめ
税金はわたしたち国民のために使われるお金であり、100兆円を超えるような莫大な金額が毎年使われています。

税金のつかいみちを見てわかるように、税金はわたしたちの暮らしに密接に関係しています。したがって、わたしたちが納めた所得税や消費税がどんなことに使われているのか大まかに知っておきましょう。

そして、税金が公共サービスのほかにも貧富の差をおさえたり、経済を安定させるために使われていることも覚えておきましょう。
※内容に関するご意見・ご感想についてはお問い合わせにて受け付けています。

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