赤ちゃんができたら何する?

小中学生・高校生を対象にした育児について学ぶための教材。授業等でご活用ください。

ここでは育児についての制度などを説明しています。特にパパ(男性)に学んでほしい内容です。
目次

育児ってなにするの?

育児についてのことは自分がママ・パパになるまでほとんど知る機会がありません。

安心して育てていくためにもあらかじめ「妊娠・出産・育児」について大まかに学んでおきましょう。

妊娠したらなにするの?

妊娠届を出そう!

妊娠がわかったらお住まいの役所に妊娠届を提出し、母子健康手帳をもらいましょう。

※産院の証明書が必要になる場合があります。

母子健康手帳と受診票などをくれる

また、手帳とともに妊婦健診が無料になる受診票などが渡されます。ママと赤ちゃんの健康のためにも健診を受けましょう。

※妊婦健診は原則14回までは無料

母子健康手帳ってなに?

赤ちゃんとママの健康チェック

妊娠中のママや赤ちゃんの健康チェック・予防接種などを記録するものが母子健康手帳です。妊娠届をお住まいの役所に提出するともらえます。

妊娠中はいろいろ不安

妊娠してからは気になる悩みやトラブルがたくさんあります。それらを手帳にしっかりと記録しておくことで定期健診のときにお医者さんに相談したり、診てもらったりすることができます。

アプリも利用しよう

今は母子健康手帳アプリ(母子モなど)があるので、少しでも気になることがあればアプリに記録しておきましょう。定期健診のときに役に立ちます。

妊婦健診は原則14回までは無料で行ってくれるので定期的にしっかりみてもらいましょう。

「つわり」ってなに?

具合が悪くなったり、においに敏感になったり

つわりとは、妊娠2,3か月ごろに起こる症状です。つわりの時期は吐き気やにおいに敏感になったりするなどママにとって辛い時期になります。

つわりは10週くらいで終わる人もいれば出産まで続く人もいます。

ママの体調をいちばんに考えよう

つわり中は吐き気などで食欲がなくなってしまい、体重がガクンと落ちてしまう人もいます。この時期はゼリーやジュース、アイスクリーム、出前やジャンクフードなどでもいいので、とにかくママが食べたいもの・食べられるものを食べて、赤ちゃんのためにも栄養をしっかりとりましょう。

※何も食べられない状態が長く続くようなら病院に相談しましょう。
逆に、つわり中に食べ過ぎて体重が増える人もいますが、つわりが終わってから体重管理をしましょう。

※暴飲暴食はしないように気をつけてください。

産休をとろう!何日くらい休める?

はたらくママのための制度

産休とは、赤ちゃんが産まれる前後に仕事を休むことができる制度です。

産休はどなたでも取得することができます。ママと赤ちゃんのためにも産休を利用しましょう。

※正社員でも、派遣でも、パートでも関係なく取得することができます。

産休中もお金がもらえる?

産休中はお金が心配

産休中は会社を休むので、その間のお金が心配になる方も多いと思います。

ですが、産休中もお金がもらえる制度「出産手当金」があるので安心してください。

赤ちゃんが産まれる時は何をするの?

もうすぐ産まれるサイン

赤ちゃんがもうすぐ産まれるときにはママの体に「お産のサイン」があらわれます。

これらのサインが起こったら落ち着いて産院に連絡しましょう。

お産のサインは突然くる

お産のサインがいつ来るかは正確にはわかりません。外出するときなどは突然の破水・出血にそなえておきましょう。

※妊娠してから約10ヶ月後が出産予定日になります。

どれくらいの時間で産まれる?

初めての出産の場合、10分おきの陣痛がきてから赤ちゃんが産まれるまで平均11~17時間かかるといわれています。

「お産のサイン」があってもすぐに産まれるわけではないので、リラックスしてあわてずに産院に行く準備をしましょう。

※2回目以降は平均5~7時間

出産にはどれくらいお金がかかる?

平均で50万円くらい

赤ちゃんが生まれるときに必要なお金は入院費なども含めて平均で約50万円です。

「50万円もかかるの!?」と思う方もいると思いますが安心してください。日本では、一時金として42万円が支給される仕組みになっています(出産一時金制度)。

産まれてすぐの子はたいへん?

寝て起きてを昼夜くりかえす

ねて、おきて、泣いて、おしっこして、泣いて、おっぱいを飲んで、泣いて、うんちして、ねて…産まれてすぐの赤ちゃんの暮らしはずっとこのくりかえしです。

ひとりで育児をしないように

産まれてすぐの赤ちゃんは寝て起きてを昼夜関係なく行います。時間も決まっていません。

なので、かならず家族で手分けして育児をしましょう。家族が無理なら保育ママやベビーシッターなど利用できそうなら利用しましょう。

産後うつ病とは?

落ち込んだり、不安になったり

産後うつ病は出産後のママによくあらわれる病で、強い不安や悲しみなどにおそわれる状態になります。

ひとりで思いつめないで

産後うつ病は甘えでもなんでもなく、出産後のホルモンバランスの急激な変化によって引き起こる病気といわれています。

上記のように精神が不安定になる産後うつ病は治療できる病気なので、ひとりで思いつめないでママ自身と赤ちゃんのためにも病院で治療してもらいましょう。

育児ノイローゼとは?

育児によるストレスで毎日つらい…

育児ノイローゼとは、育児によって感じるストレスで生活が苦しくなる状態のことをいいます。

毎日つらい…どうすればいいの?

自分が「産後うつ病」なのか「育児ノイローゼ」なのか判断するのは難しいかもしれません。どちらにしてもひとりで思いつめないで、病院で相談したり、家族やベビーシッターなどに協力してもらい、不安や苦痛を和らげましょう。そして、ひとりで頑張りすぎることをやめましょう。

育休とは?

会社ではたらくママ・パパのための制度

産まれたばかりの赤ちゃんを育てながら仕事するのはキツイ…。そんな方のためにあるのが育休です。

育休は、1歳になっていない子を育てているママ・パパが利用できる制度です。

※保育園に入れたくても入れられない場合などは2歳まで延長できます。

育休中もお金がもらえる?

育休中はお金が心配

育休中は会社を休むので、その間のお金が心配になる方も多いと思います。

そんな方のために育休中もお金がもらえる制度「育児休業給付金」があります。育休を取るときはぜひ利用してください。

児童手当とは?お金がもらえる!

ひとり15,000円を毎月

子育てにはお金がかかります。子どもを育てながら生活を送るのは大変です。

そこで日本では「児童手当」というお金を支給してくれる制度をつくってくれています。3歳未満の子については1人あたり15,000円が支給されます。

※支給を受けるにはお住まいの役所への申請が必要です。

子どもの病院代は0円?

子ども医療費助成制度

子どもは大人と違ってよく病気にかかります。何回も病院に通うことになれば支払う病院代もバカになりません。

そこで日本では、子どもにかかる医療費を無料(0円)にしてくれています。

※予防接種や薬の容器代などの保険診療に該当しないものなどは対象外です。
この「子どもにかかる医療費を無料(0円)にしてくれる制度」を子ども医療費助成制度といいます。

受けるには申請が必要?

子ども医療費助成制度を受けるためには、お住まいの地域の役所で申請する必要があります。申請をすると医療証が交付されます。

役所からもらった医療証を提示することで子ども医療費助成を受けられるようになっています。
まとめ
子供のための制度は上記で説明したようにいろいろあります。

今はまだ関係ないひとも、赤ちゃんが生まれてから慌てないようにあらかじめ把握しておきましょう。

上記の内容は女性だけでなく男性も知っておくべき内容なので必ず覚えておきましょう。

大事なポイントは「できるだけひとりで育児をしない」ことです。ひとりですべての育児を負担することはおすすめしません。できるだけ両親や兄弟、親戚の家族などと協力して行うことが大事です。

また、産後うつや育児ノイローゼがどんな症状なのかについても男性女性ともに知っておきましょう。最悪の事態を防ぐ助けになると思います。
※追記するか検討中の内容:SIDS、食べ物アレルギー、双子・三つ子の産後うつ病・育児ノイローゼや虐待率、産後クライシスについてなど。
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