月収30万・40万・50万円などの税金と手取りは?年齢別の平均年収は?

2024.03.09 更新

月収ごとに税金や手取りがどれくらいになるかシミュレーションしてまとめました。また、社会保険料についてもまとめているので気になる方はチェックしておきましょう。さらに、20代~50代の平均年収についてもまとめています。この記事ではそれぞれの月収における税金や手取りをシミュレーションして説明していきます。
この記事のまとめ(ポイント)


▶平均年収ってどれくらい?
30代の平均年収は400万~450万くらい。40代の平均年収は490万~520万くらい。性別を分けて見てみると、年齢が高くなるほど男性と女性の差が多くなっている。
※一番平均給与が高い職業は電気・ガス・水道業。


▶税金っていくら引かれるの?
年収800万円になると25%が税金と社会保険料で引かれて無くなる。
※年収360万(月収30万)だと年間約20万の税金が引かれる。
※くわしくは下記のシミュレーションで年収ごとに説明しています。40万や30万稼いだらいくら引かれるか等をザッと把握しておきましょう。


この記事の目次
20代~50代の平均年収は?

20代~50代の平均年収がどれくらいなのか下記で説明していきます。

平均年収が一番高い年齢は55歳~59歳の546万円となっています。


また、最も高い平均給与の職業や最も低い平均給与の職業についても説明しています。

サラリーマンやアルバイトなどの方で、自分の年収と比べてどれくらい差があるのか気になる方はチェックしておきましょう。

20代~50代の平均年収まとめ

国税庁の令和4年分民間給与実態統計調査を参考に編集しています。

年齢 平均年収
20~24歳 273万円(前年269万円)
男性は291万円、女性は253万円
25~29歳 389万円(前年371万円)
男性は420万円、女性は349万円
30~34歳 425万円(前年413万円)
男性は485万円、女性は338万円
35~39歳 462万円(前年449万円)
男性は549万円、女性は333万円
40~44歳 491万円(前年480万円)
男性は602万円、女性は335万円
45~49歳 521万円(前年504万円)
男性は643万円、女性は346万円
50~54歳 537万円(前年520万円)
男性は684万円、女性は340万円
55~59歳 546万円(前年529万円)
男性は702万円、女性は329万円

国税庁の令和4年分民間給与実態統計調査を参考に編集しています。

最も高い平均給与の職業はなに?
ちなみに、最も高い平均給与の職業は「電気・ガス・水道業」の747万円、次点で「金融業、保険業」の656万円、最も低いのは「宿泊業、サービス業」の268万円となっています。


月収20万円(年収240万円)の税金と手取りは?

月収20万円(年収240万円)の税金や保険料がいくらになるか計算してまとめました。

自分の手取りや税金・保険料がどれくらい引かれるかチェックしておきましょう。
※税金だけで約10万円くらい引かれます。
※1年間(1月~12月まで)の収入が給与収入のみとして計算しています。


月収20万円(年収240万円)だったときのシミュレーション

※月収(年収)は総支給額(いわゆる額面)としています。
※ただし、通勤手当は0円として計算。
※シミュレーション結果はおおよその金額です。

あなたの税金は? 1年間にかかる税金は約125,000円です(月額約1万)。
所得税約38,000円、住民税が約87,000円。
あなたの保険料は? 1年間に支払う保険料は約340,000円です(月額約2.8万)。
※勤務先の社会保険に加入した場合。
厚生年金が約220,000円、健康保険が約120,000円。
あなたの手取りは? 月収20万円(年収240万円)の場合、1年間の手取りは約1,920,000円です(手取りの月額は約16万円)。
※勤務先の社会保険に加入している場合。

独身・40歳未満・勤務先の社会保険に加入している場合。
※金額は税金保険料シミュレーションで計算。
※国民健康保険に加入している場合はこちらの記事を参照。


月収30万円(年収360万円)の税金と手取りは?
月収30万の手取りは約23.6万円

月収30万円(年収360万円)の税金や保険料がいくらになるか計算してまとめました。
※扶養の有無で手取りが変わるか比較もしています。

自分の手取りや税金・保険料がどれくらい引かれるかチェックしておきましょう。
※税金だけで約20万円くらい引かれます。
※1年間(1月~12月まで)の収入が給与収入のみとして計算しています。

※個人事業主はこちらの記事で計算しています。

月収30万円(年収360万円)だったときのシミュレーション

※月収(年収)は総支給額(いわゆる額面)としています。
※ただし、通勤手当は0円として計算。
※シミュレーション結果はおおよその金額です。

あなたの税金は? 1年間にかかる税金は約224,000円です(月額約1.9万)。
所得税約71,000円、住民税が約153,000円。
あなたの保険料は? 1年間に支払う保険料は約510,000円です(月額約4.3万)。
※勤務先の社会保険に加入した場合。
厚生年金が約329,000円、健康保険が約180,000円。
あなたの手取りは? 月収30万円(年収360万円)の場合、1年間の手取りは約2,840,000円です(手取りの月額は約23.6万円)。
※勤務先の社会保険に加入している場合。
※月収30万で扶養ありの場合(年収103万以下の配偶者および16歳の子供1人)、手取りは約295万円になります。

独身・40歳未満・勤務先の社会保険に加入している場合。
※金額は税金保険料シミュレーションで計算。
※国民健康保険に加入している場合はこちらの記事を参照。


月収35万円(年収420万円)の税金と手取りは?
月収35万の手取りは約27.3万円

月収35万円(年収420万円)の税金や保険料がいくらになるか計算してまとめました。
※扶養の有無で手取りが変わるか比較もしています。

自分の手取りや税金・保険料がどれくらい引かれるかチェックしておきましょう。
※税金だけで約30万円くらい引かれます。
※1年間(1月~12月まで)の収入が給与収入のみとして計算しています。


月収35万円(年収420万円)だったときのシミュレーション

※月収(年収)は総支給額(いわゆる額面)としています。
※ただし、通勤手当は0円として計算。
※シミュレーション結果はおおよその金額です。

あなたの税金は? 1年間にかかる税金は約280,000円です(月額約2.3万)。
所得税約90,000円、住民税が約190,000円。
あなたの保険料は? 1年間に支払う保険料は約610,000円です(月額約5万)。
※勤務先の社会保険に加入した場合。
厚生年金が約395,000円、健康保険が約216,000円。
あなたの手取りは? 月収35万円(年収420万円)の場合、1年間の手取りは約3,280,000円です(手取りの月額は約27.3万円)。
※勤務先の社会保険に加入している場合。
※年収103万円以下の配偶者および16歳の子供1人を扶養している場合、手取りは約339万円になります。
※扶養している子供や配偶者がいる場合はこちらのページでシミュレーションできます。

独身・40歳未満・勤務先の社会保険に加入している場合。
※金額は税金保険料シミュレーションで計算。
※国民健康保険に加入している場合はこちらの記事を参照。


月収40万円(年収480万円)の税金と手取りは?
月収40万の手取りは約31万円

月収40万円(年収480万円)の税金や保険料がいくらになるか計算してまとめました。
※扶養の有無で手取りが変わるか比較もしています。

自分の手取りや税金・保険料がどれくらい引かれるかチェックしておきましょう。
※税金だけで約35万円くらい引かれます。
※1年間(1月~12月まで)の収入が給与収入のみとして計算しています。

※個人事業主はこちらの記事で計算しています。

月収40万円(年収480万円)だったときのシミュレーション

※月収(年収)は総支給額(いわゆる額面)としています。
※ただし、通勤手当は0円として計算。
※シミュレーション結果はおおよその金額です。

あなたの税金は? 1年間にかかる税金は約352,000円です(月額約3万)。
所得税約122,000円、住民税が約230,000円。
あなたの保険料は? 1年間に支払う保険料は約696,000円です(月額約5.8万)。
※勤務先の社会保険に加入した場合。
厚生年金が約450,000円、健康保険が約246,000円。
あなたの手取りは? 月収40万円(年収480万円)の場合、1年間の手取りは約3,720,000円です(手取りの月額は約31万円)。
※勤務先の社会保険に加入している場合。
※月収40万で扶養ありの場合(年収103万以下の配偶者および16歳の子供1人)、手取りは約384万円になります。
※扶養している子供や配偶者がいる場合はこちらのページでシミュレーションできます。

独身・40歳未満・勤務先の社会保険に加入している場合。
※金額は税金保険料シミュレーションで計算。
※国民健康保険に加入している場合はこちらの記事を参照。


月収45万円(年収540万円)の税金と手取りは?
月収45万の手取りは約34.8万円

月収45万円(年収540万円)の税金や保険料がいくらになるか計算してまとめました。
※扶養の有無で手取りが変わるか比較もしています。

自分の手取りや税金・保険料がどれくらい引かれるかチェックしておきましょう。
※税金だけで約45万円くらい引かれます。
※1年間(1月~12月まで)の収入が給与収入のみとして計算しています。


月収45万円(年収540万円)だったときのシミュレーション

※月収(年収)は総支給額(いわゆる額面)としています。
※ただし、通勤手当は0円として計算。
※シミュレーション結果はおおよその金額です。

あなたの税金は? 1年間にかかる税金は約437,000円です(月額約3.6万)。
所得税約165,000円、住民税が約272,000円。
あなたの保険料は? 1年間に支払う保険料は約747,000円です(月額約6.2万)。
※勤務先の社会保険に加入した場合。
厚生年金が約483,000円、健康保険が約264,000円。
あなたの手取りは? 月収45万円(年収540万円)の場合、1年間の手取りは約4,180,000円です(手取りの月額は約34.8万円)。
※勤務先の社会保険に加入している場合。
※年収103万円以下の配偶者および16歳の子供1人を扶養している場合、手取りは約432万円になります。
※扶養している子供や配偶者がいる場合はこちらのページでシミュレーションできます。

独身・40歳未満・勤務先の社会保険に加入している場合。
※金額は税金保険料シミュレーションで計算。
※国民健康保険に加入している場合はこちらの記事を参照。


月収50万円(年収600万円)の税金と手取りは?
月収50万の手取りは約38.3万円

月収50万円(年収600万円)の税金や保険料がいくらになるか計算してまとめました。
※扶養の有無で手取りが変わるか比較もしています。

自分の手取りや税金・保険料がどれくらい引かれるかチェックしておきましょう。
※税金だけで約50万円くらい引かれます。
※1年間(1月~12月まで)の収入が給与収入のみとして計算しています。

※個人事業主はこちらの記事で計算しています。

月収50万円(年収600万円)だったときのシミュレーション

※月収(年収)は総支給額(いわゆる額面)としています。
※ただし、通勤手当は0円として計算。
※シミュレーション結果はおおよその金額です。

あなたの税金は? 1年間にかかる税金は約512,000円です(月額約4.3万)。
所得税約202,000円、住民税が約310,000円。
あなたの保険料は? 1年間に支払う保険料は約849,000円です(月額約7.1万)。
※勤務先の社会保険に加入した場合。
厚生年金が約549,000円、健康保険が約300,000円。
あなたの手取りは? 月収50万円(年収600万円)の場合、1年間の手取りは約4,600,000円です(手取りの月額は約38.3万円)。
※勤務先の社会保険に加入している場合。
※月収50万で扶養ありの場合(年収103万以下の配偶者および16歳の子供1人)、手取りは約475万円になります。
※扶養している子供や配偶者がいる場合はこちらのページでシミュレーションできます。

独身・40歳未満・勤務先の社会保険に加入している場合。
※金額は税金保険料シミュレーションで計算。
※国民健康保険に加入している場合はこちらの記事を参照。


月収55万円(年収660万円)の税金と手取りは?
月収55万の手取りは約41.8万円

月収55万円(年収660万円)の税金や保険料がいくらになるか計算してまとめました。
※扶養の有無で手取りが変わるか比較もしています。

自分の手取りや税金・保険料がどれくらいになるかチェックしておきましょう。
※税金だけで約60万円くらい引かれます。
※1年間(1月~12月まで)の収入が給与収入のみとして計算しています。


月収55万円(年収660万円)だったときのシミュレーション

※月収(年収)は総支給額(いわゆる額面)としています。
※ただし、通勤手当は0円として計算。
※シミュレーション結果はおおよその金額です。

あなたの税金は? 1年間にかかる税金は約593,000円です(月額約4.9万)。
所得税約246,000円、住民税が約347,000円。
あなたの保険料は? 1年間に支払う保険料は約951,000円です(月額約7.9万)。
※勤務先の社会保険に加入した場合。
厚生年金が約615,000円、健康保険が約336,000円。
あなたの手取りは? 月収55万円(年収660万円)の場合、1年間の手取りは約5,016,000円です(手取りの月額は約41.8万円)。
※勤務先の社会保険に加入している場合。
※年収103万円以下の配偶者および16歳の子供1人を扶養している場合、手取りは約517万円になります。
※金額はこちらのページでシミュレーションしました。

独身・40歳未満・勤務先の社会保険に加入している場合。


月収60万円(年収720万円)の税金と手取りは?
月収60万の手取りは約45.2万円

月収60万円(年収720万円)の税金や保険料がいくらになるか計算してまとめました。
※扶養の有無で手取りが変わるか比較もしています。

自分の手取りや税金・保険料がどれくらいになるかチェックしておきましょう。
※税金だけで約75万円くらい引かれます。
※1年間(1月~12月まで)の収入が給与収入のみとして計算しています。


月収60万円(年収720万円)だったときのシミュレーション

※月収(年収)は総支給額(いわゆる額面)としています。
※ただし、通勤手当は0円として計算。
※シミュレーション結果はおおよその金額です。

あなたの税金は? 1年間にかかる税金は約738,000円です(月額約6.2万)。
所得税約343,000円、住民税が約395,000円。
あなたの保険料は? 1年間に支払う保険料は約1,002,000円です(月額約8.3万)。
※勤務先の社会保険に加入した場合。
厚生年金が約648,000円、健康保険が約354,000円。
あなたの手取りは? 月収60万円(年収720万円)の場合、1年間の手取りは約5,420,000円です(手取りの月額は約45.2万円)。
※勤務先の社会保険に加入している場合。
※年収103万円以下の配偶者および16歳の子供1人を扶養している場合、手取りは約561万円になります。
※扶養している子供や配偶者がいる場合はこちらのページでシミュレーションできます。

※金額はこちらで計算しています。
独身・40歳未満・勤務先の社会保険に加入している場合。


年収800万円, 900万円だと税金や手取りはいくら?

1年間の税金や社会保険料は年収によって大きく変わります。

年収800万円~1,000万円の手取りや税金を下記にまとめています。

給与収入(総支給額)をたくさんもらっている会社員などの方はぜひ参考にしてみてください。

ちなみに、年収800万円になると手取りが75%となります。つまり、25%は税金や保険料で無くなってしまいます。

税金と手取りはどれくらい?

※シミュレーション結果はおおよその金額です。
独身・40歳未満・勤務先の社会保険に加入しているときのシミュレーションです。

※収入は給与収入のみ、40歳未満、所得控除基礎控除社会保険料控除のみである場合。



▶年収800万円の税金と手取り
年収800万円の税金は約92万円、社会保険料は約117万円、手取りは約591万円になります。



▶年収900万円の税金と手取り
年収900万円の税金は約119万円、社会保険料は約122万円、手取りは約659万円になります。



▶年収1,000万円の税金と手取り
年収1,000万円の税金は約147万円、社会保険料は約127万円、手取りは約726万円になります。



ちなみに、1年間で1億円稼ぐと手取りは約半分になります。
下記の記事で1年間の手取りや税金などをまとめています。

たくさんお金を稼げばそれだけ税金が占める割合が増えていくので、たくさんお金を稼ぐひとはそれなりに覚悟しておきましょう。年収が増えればそれだけ支払う税金が多くなってしまうのは嫌ですが、国のルールなので仕方がないんです。
※ルールが変わるのを待つか、自分の力でルールを変えましょう。