税金は20歳になったら払うの?いつから払うの?大人になったら払うの?

2021.10.15 更新
生活していれば必ず関わる消費税や所得税や住民税。「税金は大人だけ。学生のうちは関係ないし」と考えているひとは気をつけましょう。この記事では「税金はどんなときに払うのか」について説明していきます。
この記事の目次
税金って何歳になったら払うの?年齢は関係ない?

税金は20歳になったら払うんでしょ?と考えている方もいると思いますが、それは違います。税金は年齢で決められているわけではありません。未成年の子供だとしても税金を支払っている場合があるんです。

勘違いしたまま高校生になり、アルバイトを始めたときに慌てないように今のうちに税金について知っておきましょう。

では、いったいどんなときに税金を支払うことになるのでしょうか。まだ学生の方などはチェックしておきましょう。


何かを買うとかかる税金?

子供でも支払っている場合があると言いましたが、その代表的な税金は消費税です。消費税とはモノやサービスを購入したときにかかる税金です。

たとえばお菓子を購入するときにも消費税がかかります。なので、小学生でも駄菓子を買えば税金を支払っていることになるんです。

モノやサービスの価格は税込み表示されていることが多いので、あまり意識しないで払っていることが多いかもしれません。

お金を稼ぐとかかる税金?

税金の中でも代表的なものに所得税住民税があります。所得税と住民税は、簡単に説明するとお金をかせぐとかかる税金です。

「税金高いんだよなぁ。給料からけっこう引かれるんだよなぁ。」と言っているのはこれらの税金のことです。


したがって、学生(未成年)でもアルバイトなどをして多くのお金を稼げば、所得税や住民税を支払うことになるんです。「未成年は所得税や住民税は支払わなくていい」とはならないのです。

所得税とは : お金を稼ぐとかかる税金。

住民税とは : 住んでいる町に納める税金。

※まだ20歳未満なら税金ってなに?(学生向け)でわかりやすく説明しています。


いくら稼ぐと税金がかかる?

アルバイトやパートの方は収入が給料のほかに無く、1年間の収入が103万円以下なら所得税はかかりません(所得税が0円)。

「なんで103万円だと所得税が0円になるの?」というひとのために、年収103万円のときの税金計算を下記で説明していきます。

親に扶養されている学生アルバイトなどの方はチェックしておきましょう。

住民税は100万円を超えるとかかります(東京都の場合)。ただし、未成年の場合は約204万円まで住民税が0円になります。くわしくは住民税が0円になる場合を参照。


所得税がかからない場合の計算例

たとえば1年間(1月~12月まで)の給与収入が103万円の場合、給与所得は、

103万円給与収入55万円給与所得控除 = 48万円給与所得
給与所得や給与所得控除については給与所得控除とは?を参照。

となります。給与所得以外に所得がないので、48万円が総所得金額となります。

したがって、所得税は、

 
48万円総所得金額48万円所得控除)× 所得税率 = 0円所得税
※所得税の計算式はこちら
所得控除48万円は一律に差し引かれる基礎控除です。

となります。以上が所得税が0円となる理由です。
所得控除額がもっと多ければ収入が103万円以上でも所得税はかかりません。

では次に、未成年でも年金を支払う場合について下記で説明していきます。年金の保険料は安い金額ではないので、未成年でも年金を支払うケースについてしっかりチェックしておきましょう。


未成年でも年金を支払うことになる?

アルバイトをしている未成年はさらに気をつけなければいけないことがあります。それは年金です。

20歳になるとすべての国民は年金保険料を支払うことになります。ただし、アルバイトなどで働く時間や日数の条件を満たすと未成年でも年金保険料を支払わなくてはいけません。
※さらに、健康保険の保険料も支払うことになります。

たとえばどれくらい働くと加入するの?

例:一般社員の労働時間が週40時間で勤務日数が月22日のとき、アルバイトの方は何時間働くと加入する?

上記の条件のとき、あなたがアルバイトで「週30時間以上、月16.5日」以上働くと社会保険の加入条件を満たすので、社会保険に加入することになります。

年金保険料は安い金額ではないので、支払うことになればそれなりに覚悟しなければいけません(年収130万円なら年間約19万円支払うことになります)。
※年金と健康保険の保険料の合計が約19万円になります。くわしくはこちらのページでシミュレーションできます。


したがって、学生でもアルバイトをしている方は働く時間などに注意しなければいけません。くわしくは以下のページで説明しているので気になる方はチェックしておきましょう。

まとめ

以上のとおり、税金は20歳になったら支払うというルールではありません。年齢は関係なく、モノを買ったりお金を稼いだりすれば大人でも子供でも税金を支払うことになります。

消費税についてはモノやサービスを購入すればかかるので、子供でもかかることを覚えておきましょう。

また、未成年でも働く時間や日数が多ければ年金保険料を支払うことになるので注意しましょう。

ここまでのまとめ

消費税
モノを買うとかかる税金。年齢は関係ない。

所得税・住民税
お金を稼ぐとかかる税金。年齢は関係ない。

年金
働く時間・日数が多ければ未成年でも支払う。

現在学生の方はとりあえず上記のことについては理解しておきましょう。とくにアルバイトを始めようと考えている方は覚えておきましょう。

また、生活していると必ず関わることになる「社会保険」についてもチェックしておくことをオススメします。

税金や保険について何も知らないという方は下記のリンク先ページで生活に必要な知識について説明しているのでチェックしておきましょう。