学生のあいだは年金を納めずにすむ?学生納付特例制度とは

2020.05.07 更新
anc4の所得条件が2019年度(2020年時点)では118万円(給与収入で194万円)だが2020年(2021年時点)では128万円(給与収入で194万円)になる
日本では20歳から60歳未満のひとは国民年金に加入して保険料を支払うことになります。ですが、まだ学生でお金がなくて払えないという人もいると思います。この記事では学生納付特例制度について簡単に説明していきます。
この記事の目次
学生納付特例制度とは?

学生納付特例制度とは、在学中の国民年金保険料を猶予ゆうよしてくれる制度です。
国民年金については国民年金とは?で説明しています。

20歳になったが、まだ学生でお金がない…

20歳になると国民年金保険に加入して保険料を支払う決まりになっています。たとえ学生であっても加入して保険料を支払わなければいけません。

ですが、学生の方は「学生納付特例」を申請することで在学中の保険料を先送りすることができます。

支払わなきゃいけない国民年金の保険料はいくら?
国民年金の保険料は1年間で約20万円(月額約16,000円)です。ですが、申請を行えば在学中の保険料は0円となります。

こんなページもみられています

学生納付特例を受けるには条件がある?

学生納付特例を受けるには条件があり、本人の1年間の所得118万円以下(給与収入なら年間約194万円)である必要があります。
※独身の場合。くわしい内容はこちらの審査表を参照。

所得が118万円以下とは?
たとえばアルバイトをしている学生であり、1年間の給料が年間194万以下なら給与所得は118万円以下となるので、学生納付特例を受けることができます。

※2020年1月から給与所得控除が一律10万円引き下げられましたが、学生納付特例は前年(2019年度)の所得が審査対象なので、給与所得128万円ではなく118万円となります。
申請が認められたら?

学生納付特例の申請の手続きを行えば、在学中の国民年金保険料は0円になります。
※申請はお住まいの市区町村役所や年金事務所にて受け付けています。申請書の書き方はこちらのページで説明しています。

未納のままにしておくと年金が受けとれなくなるので申請をしましょう
お金がなくて年金を払うのがむずかしいときには、ぜひこの制度を利用してください。未納にしておくと受給資格は得られませんが、この制度を利用すれば、障害を負ったときに障害年金が受けとれないなどといったことを防げるので必ず申請しましょう。
猶予されたぶんはあとから支払う「追納」ができる

学生納付特例を受けた期間については、10年以内であれば保険料をさかのぼって納める追納ができます。将来受け取る年金額を減らしたくない人は働き始めてから追納をしましょう。
※たとえば2019年4月ぶんは2029年4月末まで。

20歳から2年間支払いを猶予したらいくら減額される?

たとえば2年間(24ヶ月ぶん)国民年金保険料の支払いを猶予申請し、猶予したぶんをあとから支払う「追納」をしなかった場合、老後にもらう国民年金(老齢基礎年金)は年間約4万円減額されます。ただし、追納を行えば老後にもらう国民年金は減額はされません。
※猶予した期間以外(20歳から60歳までのうち38年間)はすべて保険料を支払った場合。ちなみに、40年間すべて保険料を支払った場合には老後にもらえる国民年金(老齢基礎年金)は年間約78万円となります。厚生年金に加入していた期間があれば受けとる年金額はそのぶん増えます。

今回のコラムはここまでです。学生納付特例制度についてわかっていただけましたか?

学生のあいだは年金を納めずにすむ?学生納付特例制度とは

anc4の所得条件が2019年度(2020年時点)では118万円(給与収入で194万円)だが2020年(2021年時点)では128万円(給与収入で194万円)になる
日本では20歳から60歳未満のひとは国民年金に加入して保険料を支払うことになります。ですが、まだ学生でお金がなくて払えないという人もいると思います。この記事では学生納付特例制度について簡単に説明していきます。
この記事の目次
学生納付特例制度とは?

学生納付特例制度とは、在学中の国民年金保険料を猶予ゆうよしてくれる制度です。
国民年金については国民年金とは?で説明しています。

20歳になったが、まだ学生でお金がない…

20歳になると国民年金保険に加入して保険料を支払う決まりになっています。たとえ学生であっても加入して保険料を支払わなければいけません。

ですが、学生の方は「学生納付特例」を申請することで在学中の保険料を先送りすることができます。

支払わなきゃいけない国民年金の保険料はいくら?
国民年金の保険料は1年間で約20万円(月額約16,000円)です。ですが、申請を行えば在学中の保険料は0円となります。

こんなページもみられています

学生納付特例を受けるには条件がある?

学生納付特例を受けるには条件があり、本人の1年間の所得118万円以下(給与収入なら年間約194万円)である必要があります。
※独身の場合。くわしい内容はこちらの審査表を参照。

所得が118万円以下とは?
たとえばアルバイトをしている学生であり、1年間の給料が年間194万以下なら給与所得は118万円以下となるので、学生納付特例を受けることができます。

※2020年1月から給与所得控除が一律10万円引き下げられましたが、学生納付特例は前年(2019年度)の所得が審査対象なので、給与所得128万円ではなく118万円となります。
申請が認められたら?

学生納付特例の申請の手続きを行えば、在学中の国民年金保険料は0円になります。
※申請はお住まいの市区町村役所や年金事務所にて受け付けています。申請書の書き方はこちらのページで説明しています。

未納のままにしておくと年金が受けとれなくなるので申請をしましょう
お金がなくて年金を払うのがむずかしいときには、ぜひこの制度を利用してください。未納にしておくと受給資格は得られませんが、この制度を利用すれば、障害を負ったときに障害年金が受けとれないなどといったことを防げるので必ず申請しましょう。
猶予されたぶんはあとから支払う「追納」ができる

学生納付特例を受けた期間については、10年以内であれば保険料をさかのぼって納める追納ができます。将来受け取る年金額を減らしたくない人は働き始めてから追納をしましょう。
※たとえば2019年4月ぶんは2029年4月末まで。

20歳から2年間支払いを猶予したらいくら減額される?

たとえば2年間(24ヶ月ぶん)国民年金保険料の支払いを猶予申請し、猶予したぶんをあとから支払う「追納」をしなかった場合、老後にもらう国民年金(老齢基礎年金)は年間約4万円減額されます。ただし、追納を行えば老後にもらう国民年金は減額はされません。
※猶予した期間以外(20歳から60歳までのうち38年間)はすべて保険料を支払った場合。ちなみに、40年間すべて保険料を支払った場合には老後にもらえる国民年金(老齢基礎年金)は年間約78万円となります。厚生年金に加入していた期間があれば受けとる年金額はそのぶん増えます。

今回のコラムはここまでです。学生納付特例制度についてわかっていただけましたか?