年金を滞納して払わないでいるとどうなるの?差し押さえられる?

2020.11.30 更新
「年金なんて払わなくても問題ない!」と未納のままにして生活していると大変なことになってしまうかもしれません。この記事では年金を支払わないデメリットについて説明していきます。
この記事の目次

国民年金は支払わなくてもいい?

国民年金なんか支払わないで無視してていい!なんてことはありません。


日本では20歳以上60歳未満のすべての人は国民年金に加入しないといけない決まりになっています。


したがって、国民年金の保険料も支払わなければいけない決まりになっています。「支払いたくないから加入しない!」は残念ながら通用しないのです。

サラリーマンが年金を滞納しないのはなぜ?

サラリーマンなどが加入する厚生年金については給料から保険料が勝手に引かれるので「年金保険料を滞納してしまう」ということがないのです。
ですが、20歳以上の学生や個人事業主などが加入する国民年金については「自分で年金保険料を支払わなければならない」ので、支払うのを忘れてしまったり、悪質な場合はわかってて滞納するような人が出てきてしまうのです。

年金制度は20歳以上のすべての人が加入する「国民年金」とサラリーマンなどが加入する「厚生年金」の2つの年金で出来ており、それぞれ加入する期間(保険料を支払わなければいけない期間)が決まっています。
支払わないでいるとどんなことになる?

国民年金の保険料を支払わないでいると「催告状」が届きます。


催告状が届いた時点では延滞金などのペナルティを受けることは無いので、この時点で保険料の支払いを済ませれば問題はありません。


催告状を受け取ってもそのまま支払わないでいると「最終催告状」が届きます。この時点がペナルティを受けない最後のポイントです。

差し押さえまでの流れ

滞納したままにしていると延滞金や差し押さえが…

最終催告状が送られてきても年金を支払わないでいると、「延滞金と差し押さえの予告」が書かれた督促状が届きます。督促状に書かれた期限までに年金を支払わなければ延滞金および財産の差し押さえが始まります。差し押さえる前に本人の財産等の調査が行われ、差し押さえられるものがあれば強制徴収されることになります
※預貯金や現金、土地や車などの資産などが調査されます。

滞納していると親族にも影響が…

年金を支払わないでいると本人だけでなく家族などにも迷惑がかかります。というのも、世帯主や配偶者の財産も差し押さえの対象となるので、本人以外にも財産の調査が行われてしまうのです。


ほかにも大きなデメリットがある?障害年金と遺族年金がもらえなくなる!

年金を支払わないでいると延滞金などのペナルティ以外にも大きなデメリットがあります。それは障害年金遺族年金です。

たとえば、障害を負うような大きなケガや病気をしたときには障害年金がもらえるのですが、年金を支払わないままにしていると当然ですが年金を受ける資格が得られません。

そのため、大きなケガなどで障害を負ったときにも年金がもらえなくなってしまうのです。これは遺族年金も同様です。

国民年金を滞納していると?

大きなケガや病気をしたときに障害年金がもらえない?
国民年金の保険料を未納にしたままでいると、障害を負ったときに障害年金が受けとれない場合があります。
遺族年金がもらえない?
国民年金の保険料を未納にしたままでいると、遺族の方が遺族年金が受けとれない場合があります。
老後にもらう年金が減る?
国民年金の保険料を納めていない期間のぶんだけ老後に貰う年金が減ってしまいます。
※1年間ごとに老後にもらう国民年金は約2万円減ります。

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年金が払えないときは免除してもらいましょう

お金がなくて年金を払うのがむずかしいときには年金を免除してくれる制度を利用することができます。これを利用すれば「年金が受け取れない」ということがなくなります。

未納にしておくと受給資格は得られませんが、この制度を利用すれば年金が受けとれないといったことを防げるのです。免除制度を利用していても障害年金と遺族年金もちゃんともらえます。

年金を払うのがむずかしい方はぜひ利用してください。保険料を無視して放置するのだけはやめましょう。

年金の支払い免除についてはこちら

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