障害年金とは?老後の年金だけじゃない!わかりやすく説明

2021.05.09 更新
年金といえば「老後にもらう年金」が有名ですが、年金にはそのほかにも「障害年金」というものがあります。「年金は歳をとったときだけ」と思っている方はここで学んでいきましょう。この記事では障害年金について簡単に説明していきます。



障害年金とは?老後にもらうお金のほかにもあるの?

障害年金とは、病気やケガなどで障害を負ったときにもらえる年金です。

障害を負うことは誰もがかかえるリスクです。年金は老後以外にも障害のリスクにも対応してくれているんです。
※リスクに見舞われた方に年金が給付されます。


どれくらいの金額もらえるの?
障害の状態(1級~3級)により、以下に示した金額が年金として給付されます。

障害年金を受け取る方はどれくらいの金額がもらえるのかチェックしておきましょう。

障害年金のもらえる金額

たとえばどれくらいもらえるの?
※たとえば、勤務年数20年の会社員(平均月収30万円、配偶者有り、子が2人)が1級障害を負った場合、障害年金は約220万円となります。
障害等級については障害等級表を参照。



障害基礎年金と障害厚生年金の違い
病気やケガで障害を負ったとき、すべての方が加入する国民年金からは「障害基礎年金」がもらえます。さらにサラリーマンなど厚生年金から「障害厚生年金」がもらえます。

ちなみに、障害年金は非課税なので、障害年金による収入には所得税や住民税はかからないので安心してください。

また、障害年金には時効があり、受給できるようになってから5年以内に申請をしないと受け取れなくなってしまうので注意してください。


障害年金のもらえる要件

障害年金は、受給要件を満たすことで給付されます。障害年金の受給要件は以下のようになっています。
●初診日
障害の原因となった病気やケガについて、初めて医師等の診療を受けた日をいいます。
●障害認定日
初診日から1年6ヵ月経過したとき、または1年6ヶ月以内にその病気やケガが治った場合(症状が固定した場合)はその日をいいます。

①障害基礎年金の受給要件

  • 国民年金に加入している間に初診日があること※1
    ※1 20歳前や60歳以上65歳未満(年金に加入していない期間)で、日本国内に住んでいる間に初診日があるときも含む(老齢基礎年金を繰上げ受給している方は除く)。
  • 障害認定日または20歳に達したときにおいて、障害等級表に定める1級または2級の状態にあること※2
    ※2 障害認定日以降に障害の状態が重くなり、65歳になるまでに障害等級1級または2級にあてはまるときは障害基礎年金が受給可能。
  • 下記の保険料納付要件を満たすこと(20歳前の年金制度に加入していない期間に初診日がある場合は、納付要件は不要)
②障害厚生年金の受給要件

  • 厚生年金に加入している間に初診日があること
  • 障害認定日において、障害等級表に定める1級、2級または3級の状態にあること※
    ※ 障害認定日以降に障害の状態が重くなり、65歳になるまでに障害等級1級、2級または3級にあてはまるときは障害厚生年金が受給可能。
  • 下記の保険料納付要件を満たすこと
③障害手当金の受給要件

  • 厚生年金に加入している間に初診日があること(国民年金、厚生年金または共済年金を受給している方を除きます。)
  • 次の条件1~3すべてを満たすこと
    1 初診日から5年以内に治っていること(症状が固定)
    2 治った日に障害厚生年金を受けるよりも軽い障害の状態であること
    3 障害等級表に定める障害の状態であること
  • 下記の保険料納付要件を満たすこと
保険料納付要件
次の1.もしくは2.のいずれかを満たすこと

  1. 初診日がある月の2ヶ月前までの公的年金の加入期間の2/3以上の期間について、保険料が納付または免除されていること
  2. 初診日において65歳未満であり、初診日の前日において、初診日がある2ヶ月前までの直近1年間に保険料の未納がないこと(初診日は令和8年4月1日前にあること)

ここまで説明したように、障害年金は障害を負った方に給付される年金です。ただし、上記の条件にあてはまらないと年金がもらえないので気をつけましょう。

また、障害年金は非課税なので税金はかからないので安心してください。