年金の支払いはいつまで?何歳まで?何も知らない人向け

2021.07.16 更新
まれに勘違いしている人がいますが、年金保険料は本人が亡くなるまで支払っていくわけではありません。この記事では年金を支払わなければいけない年齢について説明していきます。
この記事の目次
年金の支払いは何歳まで続く?

年金制度は、20歳~59歳のすべての人が加入する国民年金とサラリーマンなどが加入する厚生年金の2つの年金で出来ており、必ずどちらかに加入することになります。

20歳以上の国民は必ず関わることになるので、まだ未成年の方などは国民年金と厚生年金の違いについてチェックしておきましょう。


また、それぞれ加入する期間(保険料を支払わなければいけない期間)が決まっています。

かんたんに説明すると、国民年金は60歳になるまで・厚生年金は退職するまで(70歳が上限)です。それぞれ支払う期間は以下のとおりです。

どっちに加入する?

国民年金と厚生年金の支払う期間

国民年金は?
国民年金は60歳になるまで保険料を支払うことになります。

厚生年金は?
サラリーマンなどが加入する厚生年金は70歳まで保険料を支払うことになりますが、退職などで厚生年金から脱退したときは厚生年金の保険料の支払いは停止されます(厚生年金に加入していない間は国民年金に加入することになります)。
また、再就職などで厚生年金に加入した場合には本人が70歳未満なら保険料を支払うことになります(再び厚生年金に加入したときは自動的に国民年金から脱退することになります)。

※老後の年金を受けられる加入期間が足りない場合は70歳を過ぎても厚生年金に加入することができます。くわしくは高齢任意加入被保険者とは?を参照。

年金の保険料はどれくらい支払うことになるの?

国民年金と厚生年金の保険料は以下のとおりです。

それぞれの特徴として、国民年金は定額ですが厚生年金は給料の多さによって金額が変わります。

サラリーマンとしてたくさんお金を稼ぐつもりの方はそれなりに覚悟しておきましょう。ただし、たくさん保険料を支払えば老後の年金は増えるので安心してください。

国民年金の保険料は?
国民年金の保険料は月額16,610円(年間約20万円)です。
厚生年金の保険料は?
※保険料は40歳未満・独身・サラリーマンとして計算。

1年間の収入が200万円のとき
厚生年金の保険料は月額約16,000円(年間約19万円)になります。
※保険料はこちらのページでシミュレーションを行いました。



1年間の収入が300万円のとき
厚生年金の保険料は月額約24,000円(年間約29万円)になります。
※保険料はこちらのページでシミュレーションを行いました。



1年間の収入が400万円のとき
厚生年金の保険料は月額約30,000円(年間約37万円)になります。
※保険料はこちらのページでシミュレーションを行いました。



1年間の収入が500万円のとき
厚生年金の保険料は月額約38,000円(年間約45万円)になります。
※保険料はこちらのページでシミュレーションを行いました。



1年間の収入が800万円のとき
厚生年金の保険料は月額約60,000円(年間約71万円、上限)になります。
※保険料はこちらのページでシミュレーションを行いました。

年金をもらいながら働くひとは給料と年金が同時にもらえる?

65歳になると老後の年金の支給が始まるのですが、65歳以降もサラリーマンなどとして働くひとは「厚生年金の保険料を支払いながら老後の年金を受給」することになります。


ただし、年金をもらいながら働く場合、老後にもらえる厚生年金の支給が一部停止(または全額停止)することがあるので注意しましょう。
※給料と老後にもらう年金の合計額によって年金の支給を一定程度我慢してもらう制度を在職老齢年金といいます。
※老後にもらえる国民年金(老齢基礎年金)については関係なく支給されます。


支給停止してしまう年金額

(賃金 + 支給される厚生年金の月額)の合計額が47万円を上回るときには賃金2に対し、年金が1停止されます。したがって、合計額が47万円以下なら老後の年金は減りません。くわしくは在職老齢年金とは?で説明しています。
※基礎年金は除く。
どれくらい年金はもらえる?シミュレーション

保険料を支払っていれば、65歳になると老後の年金が支給されます。

すべての方が加入している国民年金からは老齢基礎年金、サラリーマンなどが加入する厚生年金からは老齢基礎年金が支給されます。

それぞれ支給される年金額は以下のようになっています。

老後にもらえる国民年金は?

老後にもらえる国民年金(老齢基礎年金)の金額は満額で年間780,900円(2021年度)となっています。
※老齢年金の受給開始年齢は65歳からですが、希望すれば受給開始年齢を早めたり、遅くしたりすることができます(繰上げ受給・繰下げ受給)。受給開始年齢を繰上げまたは繰下げした分、年金額も減額または増額します。
老後にもらえる厚生年金の早見表

以下の表から、あなたが厚生年金への加入期間が20年であり、20年間の給料の平均が30万だったときは1年間に42万円となります(老後にもらえる厚生年金の金額)。ここに老齢基礎年金の年金額(満額)を加えると、合計で1年間に120万円もらえることになります(老後にもらえる国民年金と厚生年金の合計金額)。
※ボーナスなどは考慮していません。おおよその金額です。

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もらえる年金を年収別にシミュレーション!独身・共働き・専業の場合

ここまでのまとめ

ここまで説明したように、年金に加入して保険料を支払う期間は「国民年金」と「厚生年金」で異なります。

これから20歳になる方や就職して厚生年金に加入する方などはしっかり覚えておきましょう。

年金の支払いなどについてまとめると以下のようになります。

ここまでのまとめ

  • 国民年金の支払いは60歳まで
  • 厚生年金の支払いは70歳まで
    ※くわしくは上記で説明しています。

  • 老後にもらえる国民年金は満額で年間約80万円
  • 老後にもらえる厚生年金は加入期間や給料によって変わる
    ※くわしくは上記で説明しています。

  • 65歳を超えても働くひとは給料も年金も同時にもらえるが、一定以上の給料をもらっている場合には年金が支給停止する
    ※くわしくは上記で説明しています。
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国民年金と厚生年金の違いってなに?

年金について何も知らない方は基本的な以上の項目を知っておきましょう。また、国民年金と厚生年金の違いについてくわしく知りたい方は上記のページをチェックしておきましょう。

また、税金や保険について何も知らないという方は下記のリンク先で生活に必要な知識について説明しているのでチェックしておきましょう。