所得税・住民税関連
更新日:2019年11月6日
この記事の目次
年末調整の書き方(勤務先に年末調整を行ってもらうには?)
年末調整は給与所得者の扶養控除等(異動)申告書に記入して提出すれば勤務先が年末調整を行ってくれます。2019年度(令和元年)の記入例は以下に示したとおりです。

給与所得者の扶養控除等(異動)申告書
記入手順
▶あなたの個人番号:勤め先によって記入しない場合があります。
▶配偶者の有無:配偶者(妻または夫)がいる方は有、配偶者がいない方は無に記入。
▶世帯主の氏名:世帯主が本人なら自分の氏名、夫または妻ならその方の氏名、親なら親の氏名を記入。
▶あなたとの続柄:世帯主が本人なら本人、世帯主が夫または妻なら配偶者、世帯主が親なら父または母と記入する。
※控除等を適用しない方は上記の青枠内の記入のみでOK。
※控除等を適用する方はこちらも参照。
※給与所得者の扶養控除等(異動)申告書については、今年度用と来年度用の2枚を提出する必要があります。来年度の年末調整については来年度(令和2年)の年末調整の書き方を参照。
源泉控除対象配偶者の記入例
給与所得者の扶養控除等(異動)申告書の「源泉控除対象配偶者」は以下のように記入します。

源泉控除対象配偶者および同一生計配偶者については、こちらを参照。
源泉控除対象配偶者の記入例
記入手順
▶以下の条件1~4をすべて満たしている場合、配偶者の名前を記入する。

  1. 年末調整を提出する本人の年間所得が900万円以下
  2. 本人と生計を一にしている配偶者の年間所得が85万円以下
  3. 配偶者が青色事業専従者として給与の支払いを受けていない
  4. 配偶者が白色事業専従者ではない

▶個人番号は勤務先によって記入しなくてよい場合があります。
所得がある場合は見積額に金額を記入する。
▶異動月日及び事由は基本的には空欄でよい。配偶者が就職などで控除対象外になったときに「〇月〇日就職のため」などと記入する。
▶非居住者である場合は非居住者である親族に〇をつける。
※非居住者とは国内に住所をもっておらず、1年以上国内に住んでいない方をいいます。
配偶者控除とは:夫婦の税金が安くなる制度です。

住民税に関する事項の記入例
給与所得者の扶養控除等(異動)申告書の「住民税に関する事項」は以下のように記入します。

住民税に関する事項の記入例
記入手順
▶16歳未満の扶養親族を記入する。いなければ空欄でよい。
▶個人番号は勤務先によって記入しなくてよい場合があります。
▶16歳未満の扶養親族の住所を記入する。
▶国内に住所をもっていない場合は国外扶養親族に〇をつける。
所得がある場合は見積額に金額を記入する。
▶異動月日及び事由は基本的には空欄でよい。子供が生まれた場合などに「〇月〇日出生」などと記入する。
扶養親族とは、生計を一にしており、年間の所得が38万円以下の方をいいます。
配偶者控除や扶養控除などを受ける場合は?
扶養控除や配偶者控除、障害者控除や寡婦控除、勤労学生控除を受けたい場合は申告書の該当欄に記入する必要があります。それぞれ記入手順は以下のページで説明しています。

配偶者控除や扶養控除などの記入手順
給与所得者の保険料控除申告書は提出する必要ある?
社会保険料や地震保険料、iDeCoなどを支払っている方は【給与所得者の保険料控除申告書】も提出する必要があります。

※厚生年金などの毎月の給料などから差し引かれている社会保険料は申告しなくてOKです。
給与所得者の保険料控除申告書
アルバイトやパートでも国民年金保険料などを払っている方は社会保険料控除の欄に金額を記入して提出しましょう。
各種控除の記入手順
社会保険料控除の申請については社会保険料控除の書き方を参照。
地震保険料控除の申請については地震保険料控除の書き方を参照。
iDeCoなどの掛金による控除の申請については小規模企業共済等掛金控除の書き方を参照。