源泉徴収票とは?何に使うの?何が書かれているの?

2024.03.23 更新
源泉徴収票には何が書かれているのか、源泉徴収票を何に使うのかわからない方も多くいると思います。この記事では源泉徴収票についてわかりやすく説明していきます。
この記事の目次
この記事のポイント(要点まとめ)


▶源泉徴収票ってなに?
1年間の収入や徴収された所得税額などが書いてあるもの。パートやアルバイトをしている方も配布される。
※くわしくは下記で説明しています。


▶源泉徴収票は何に使うの?
転職するときや確定申告をするとき、自分の収入を証明するときなどに使う。アルバイトをする学生などはあまり必要になることはないが、親には必要なこともあるのですぐに捨てないで保管しておくほうがいい。
※くわしくは下記で説明しています。


▶いつもらえるの?手元に無いんだけど…
1年に1回、12月最後の給料を渡されるときに配布されるのが多い。1月中には必ずもらえる。なくしても再発行できる。
※毎月もらえるわけではありません。
※くわしくは下記で説明しています。

※再発行については下記で説明しています。


▶年収103万以下なのに源泉徴収票みたら税金ひかれてる…
アルバイトやパートをしている方で月収が少なくても所得税が引かれてしまう場合がある。
※くわしくは下記で説明しています。


源泉徴収票とは?
源泉徴収票には、1年間の給与収入や徴収された所得税額などが書かれている

源泉徴収票とは、1年間(1月~12月まで)に会社から支払われた給料徴収された所得税額などが記載されたものです。


会社員やアルバイトの方などは年末調整が終わった後や退職するときに支払者(会社など)から源泉徴収票を受け取ることになります。


源泉徴収票には以下のような金額が記載されています。
※記載内容は難しくないので安心してください。
※源泉徴収については源泉徴収とは?を参照。
※年金受給者の源泉徴収票もありますが、ここでは給与所得者のものについて説明していきます。

源泉徴収票の見方は以下のとおり
源泉徴収票の内容
源泉徴収票の内容

源泉徴収票には以下のことが記載されています。源泉徴収票の見方がよくわからない方はチェックしておきましょう。



❶源泉徴収票を受け取ったひとの住所など

❷あなたの氏名など

❸支払われたお金の種類(給与・賞与など)

❹支払金額:1年間に支払われた金額(総支給額
非課税のもの(15万以下の通勤手当など)は除く。

給与所得控除後の金額(つまり、給与所得のこと)

所得控除の合計額

源泉徴収された金額

❽所得控除の内訳など

手取りはどうやって見る?わからない?
手取りとは、総支給額から税金と社会保険料を引いた金額になります。
つまり、④支払い金額から⑦源泉徴収された金額と住民税、⑧のうちの社会保険料の金額を引いた金額となります。

※源泉徴収された金額は所得税の金額です。源泉徴収票には住民税の記載が無いので、源泉徴収票だけ見ても手取りはわかりません(住民税は給与明細に書いてあります)。また、給与収入のほかに副業の所得などがある場合、源泉徴収票から手取りを調べることは出来ません。
※手取りや税金については税金保険料シミュレーションでザッと計算できるので、気になる方は参考にしてみてください。

では次に、源泉徴収票はいつもらえるのかについて下記で説明していきます。

源泉徴収票はいつどこでもらえる?
源泉徴収票は12月または翌年1月に渡されるのが一般的

源泉徴収票は、❶退職するときまたは❷年末調整をしたあとに勤務先から受け取ることになります。

給与明細と違って毎月もらえるわけではありません。

つまり、退職以外の場合は今年12月または翌年1月に受け取ることになります。受け取った際はなくさないように気をつけましょう。
※12月の給与明細と一緒に渡されるのが一般的です。
※会社員もアルバイトの方も源泉徴収票がもらえる時期は一緒です。源泉徴収票がいつまでももらえないという方は勤務先に聞いてみましょう。

では次に、源泉徴収票は何に使うのかについて下記で説明していきます。


源泉徴収票は何に使う?
源泉徴収票は転職するときや確定申告をするときなどに使う

源泉徴収票はどんなときに必要になるかというと、転職や確定申告などのときです。
※使用目的や用途は下記のとおりです。

源泉徴収票はどんなときに必要?
転職するとき
以前の勤務先の源泉徴収票を転職先に渡すことになります。年末調整をしてもらうときに転職前の収入や納税額の証明が必要になるので、退職時に受け取った源泉徴収票はなくさないようにしましょう。



確定申告をするとき
確定申告をするときに1月~12月までの収入などを記入することになります。その際に、源泉徴収票と照らし合わせて記入するため、源泉徴収票が必要になります。
※アルバイトをしている学生さんでも、確定申告をして税金を返してもらうときなどに必要になるので、すぐに捨てちゃわないようにしましょう。
※源泉徴収票を提出するわけではないので、源泉徴収された金額などが正確にわかっていれば源泉徴収票が手元になくても確定申告できますが、正しく申告するには源泉徴収票と照らし合わせながら記入するのが確実です。



自分の収入を証明するとき
自分の収入を証明する際に源泉徴収票が必要になります。たとえば、自分が家族の扶養に入るためには所得が一定以下である必要があります。その確認の際に源泉徴収票が使われることがあるので、アルバイトをする学生だとしても源泉徴収票は捨てないようにしましょう。
※ほかにもローンの審査などのときの収入証明に使われたりします。

以上のように、確定申告や再就職をするときなどに源泉徴収票が必要になるのでなるべく源泉徴収票は保管しておきましょう。


源泉徴収票が手元に無いとどうなる?
源泉徴収票をなくしても再発行できる

源泉徴収票がないと、確定申告や転職などのときに収入や税金などの証明ができなくて困ってしまいます。
※源泉徴収票が必要になる状況については上記で説明しています。

源泉徴収票をなくしてしまった場合は再発行の手続きをしなければなりません。


たとえば転職前の源泉徴収票が必要なのになくしてしまった…などの場合は転職前の勤務先に再発行をしてもらうよう伝えましょう。


源泉徴収票の再発行には数週間かかる場合もあるので必要な場合はなるべく早めに連絡しましょう。
※何らかの理由で以前の勤務先に源泉徴収票の再発行を依頼しづらい場合は勤務先の経理の方などにお願いしましょう。


年収103万以下なのに源泉徴収票みたら税金ひかれてる…

アルバイトで年収103万以下なのに所得税が引かれてることがあります。

このようなケースにあてはまる人は年末調整の書類を提出していない人です。

パートやアルバイトをしている方で年末調整をしてもらっていない人は、給料が少なくても所得税が引かれてしまいます。くわしくは下記の記事で説明していきます。
※88,000円未満なのに所得税が引かれている…という方があてはまります。

ここまで説明したように、源泉徴収票は結構だいじな書類です。アルバイトをする学生さんなどは何に使うかよく知らなくて、すぐに捨てちゃったりしちゃうと思いますが、必要になるときもあるので一応取っておきましょう。