所得税・住民税関連
更新日:2023年12月18日
扶養ふようとは?
扶養とは、生活ができるように世話をするという意味です。
「家族を扶養ふようする」のように使います。

扶養親族とは、扶養されている親族のことです。たとえば、親が子供を養っている場合、親にとっての扶養親族は「子供」になります。
※子供が親を養っている場合、扶養親族は「親」になります。

また、税金を安くしてくれる制度に扶養控除ふようこうじょというものがあります。これは所得控除のうちのひとつで、養う家族がいれば所得から一定の金額を差し引いて税金を安くしてくれる制度です。
※収入と所得の違いについては、所得とは?を参照。

社会保険の扶養もある?

扶養にも種類があって、上記で説明した扶養親族は「税金についての扶養」のことです。

もうひとつ「社会保険の扶養」というものがあります。社会保険の扶養の特徴として、親族を扶養することで「保険料が0円になるメリット」を受けることができます。
※気になる方は下記の記事をチェックしておきましょう。
税法上の扶養と社会保険(健康保険)の扶養2つの違いは?