バイト先の社会保険に入りたくない場合は年収いくらにおさえればいい?

2021.03.21 更新
お金はたくさん稼ぎたいけどアルバイトやパート先の社会保険に加入したくないという方もいると思います。この記事では社会保険に加入してしまう年収などについて簡単に説明していきます。
この記事の目次

バイト先の社会保険に加入したくない!どうすればいい?

正社員はもちろん、アルバイトだとしても働いてお金を稼いでいれば社会保険に加入することになります。

ですが、下記の条件を満たさなければ社会保険に加入する必要はありません。「勤務先の社会保険に加入したくない」という方は加入条件を確認しておきましょう。

下記は「学生の場合」と「学生以外の場合」の社会保険の加入条件です。社会保険に加入したくない方はチェックしておきましょう。

学生の場合は?加入条件
あなたが学生の場合は次の①と②の両方にあてはまったとき、収入にかかわらず社会保険に加入して保険料を支払うことになります。つまり、勤務先の社会保険に加入したくないひとは①または②にあてはまらないように働く時間や日数を調整すればいいということです。
※社会保険が適用されている職場に限ります。

たとえばどれくらい働くと加入するの?
:一般社員の労働時間が週40時間で勤務日数が月22日のとき、アルバイトの方は何時間働くと加入する?

上記の条件のとき、あなたがアルバイト・パート先で週30時間以上、月16.5日以上働くと社会保険の加入条件➊と➋を満たすことになります。つまり、週30時間未満または月16.5日未満なら社会保険に加入せずにすむということです。
※勤務先によっては上記よりも働く時間が短い場合でも加入することがあります。

学生以外の場合は?加入条件
あなたが学生以外である場合、以下の要件1~5をすべて満たすとき社会保険に加入して保険料を支払うことになります。つまり、勤務先の社会保険に加入したくないひとは年収106万円に気をつけて働く時間などを調整すればいいということです。

社会保険の加入要件1~5

  1. 週の所定労働時間が20時間以上であること
  2. 雇用期間が継続して1年以上見込まれること
  3. 月額賃金が8.8万円以上であること(年収約106万円)
    ※深夜割増分は含みません。
  4. 学生でないこと
  5. 特定適用事業所(常時500人を超える被保険者を使用する企業)に勤めていること
  6. ただし、次の①または②にあてはまる、被保険者が常時500人以下の事業所については適用対象となります。
    ①.労使合意(働いている方々の2分の1以上と事業主が社会保険に加入することについて合意すること)に基づき申出をする法人・個人の事業所
    ②.地方公共団体に属する事業所

社会保険に加入すると保険料はどれくらい払うことになるの?

今まで社会保険に加入していなかった方が社会保険に加入すると保険料はどれくらいになるのでしょうか。以下に例を示します。

パートやアルバイトなどの方はチェックしておきましょう。また、親に扶養されている学生の場合は年収103万円にも気をつけないといけません。これについては以下で説明しています。

社会保険に加入した場合に支払う保険料は?

1年間の収入が106万円のとき
 
勤務先の社会保険に加入した場合の保険料は年間で合計約15万円になります。
※保険料はこちらのページでシミュレーションを行いました。
1年間の収入が115万円のとき
 
勤務先の社会保険に加入した場合の保険料は年間で合計約17万円になります。
※保険料はこちらのページでシミュレーションを行いました。
1年間の収入が130万円のとき
 
勤務先の社会保険に加入した場合の保険料は年間で合計約19万円になります。
※保険料はこちらのページでシミュレーションを行いました。
学生の方は103万円に特に注意?

社会保険のほかにも注意することがあります。それは親の税金です。

親に扶養されている場合、1年間の給料が103万円を超えると扶養控除の対象から外れてしまうため、親の税金が増えてしまいます。なので、アルバイトする時間を調整して103万円を超えないように気をつけましょう。くわしくは以下の「アルバイトで稼ぎ過ぎると親の税金が高くなる?」ページを参照。

※扶養控除とは、養う家族がいると税金が安くなるという制度。

ここまで説明したように、パートやアルバイトだとしてもたくさんお金を稼げば社会保険に加入することになります。

社会保険に加入したくないなら上記で説明したように働く時間や日数を調整して、適度にお金を稼ぐことをおすすめします。

また、パートをする主婦で1年間の稼ぎはどれくらいにするべきか迷っている方は以下のページを参考にしてみてください。