産休とは産前および産後に仕事を休むことができる制度です。
産前とは出産日の前、産後とは出産日の翌日以降のことをいいます。産前と産後で以下の期間を休むことができます。
「産休は正社員しか取れないんでしょ?」と勘違いしている方もいると思います。産休は正社員でもパートの方でも関係なく取得することができます。
産休を取るときは事前に申請をすることを忘れないように気をつけましょう。
産休中は会社を休むので、その間のお金が心配になる方も多いと思います。
そんな方のためにあるのが出産手当金です。これは「産休で会社を休んでいる間もお金がもらえる」制度です。
ただし、出産手当金は誰でももらえるわけではなく、健康保険または共済組合に加入している方(保険料を支払っている被保険者)に支給される制度となっています。
社会保険に加入しているサラリーマンやアルバイトの方で出産手当金をもらいたい方はチェックしておきましょう。
出産手当金は、おおよそ1日につき( 月給 ÷ 30 )の3分の2の金額が支給されます。出産手当金は加入している医療保険※から支給されます。
※健康保険または共済組合
出産手当金をもらう予定の方はチェックしておきましょう。
出産手当金は、1日につき標準報酬日額の3分の2に相当する額が支給されます。
※標準報酬日額とはおおよそ( 月給 ÷ 30 )。
くわしい出産手当金については、出産手当金ページを参照。
生まれてすぐの赤ちゃんのお世話は大変です。家族で協力して育児をすることをオススメします。
生まれて間もない子の育児のためなら仕事を休業することができます。また、育休は女性だけでなく男性も取れることを知っておきましょう。
育休はどれくらいの期間もらえるのか・休んでいる間もお金がもらえるのか等、くわしくは以下のページで説明しているので気になる方はチェックしておきましょう。
ここまで説明したように、産休は産前と産後に仕事を休むことができる制度です。産休は正社員でなくても取得できることを覚えておきましょう。
また、勤務先の社会保険に加入していれば仕事を休んでいる間もお金がもらえる「出産手当金」についても覚えておきましょう。
女性だけでなく男性も産休についての知識をいれておきましょう。