共済組合とは?わかりやすく解説(健康保険との違いなど)

2019.03.08 更新
この記事の目次
公務員の方が関わるこの保険。
「親に保険証わたされたけど、共済組合って?」という方もいると思います。この記事では共済組合について(保険料など)簡単に説明していきます。
※ここでは医療保険としての共済組合について説明しています。
共済組合とは?

共済組合とは国の医療保険のうちのひとつです。医療保険があるおかげで歯医者や病院などでの診療を安く受けることができます。

※もう少しくわしく説明すると、共済組合は公務員や教職員を対象とした保険組合です。共済組合は医療保険・年金等事業の運営を行っています。

また、国の医療保険はいくつか種類があり、国民はみんなどれかに加入することになっているんです。

医療保険は大きく分けると4種類

国の医療保険は大きく分けると4種類あり、国民はどれかに加入することになっています。以下のとおり、公務員またはその家族に当てはまる方は共済組合に加入することになっているんです。

医療保険はこのように分けられています
 


健康保険
サラリーマンまたはその家族などが加入する

共済組合
公務員またはその家族などが加入する

後期高齢者医療制度
75歳以上の方が加入する

国民健康保険
フリーランス・スポーツ選手・アーティスト・タレント・無業者・個人事業主など上記3つ以外の方が加入する
▶こんなページも見られています

保険料は?

共済組合の保険料は以下のようになっています。

計算式を見てわかるように、本人の給料の額で保険料が決まります。
※被扶養者(たとえば、親の共済組合に加入している子など)は保険料はかかりません。

保険料の計算式

※保険料の半分は事業主が負担。
※ボーナスについては、ボーナス × 掛金率
標準報酬月額とは:毎月の給料を区切りの良い幅で区分したもの。

例)年収500万円の場合の保険料は?

▶たとえば、年間の給与収入が500万円の方の保険料は年間約22万円となります。
※標準報酬月額を30万、年間のボーナス130万、短期掛金率8.902%、半額分は事業主負担なので÷2をして計算。
※掛金率は各共済組合で異なります。

●計算過程
月収が31万円、ボーナス130万円(年収約500万円)とすると、標準報酬月額は30万円となるので、短期掛金率8.902%をかけると月額の保険料は、

300,000円標準報酬月額 × 8.902%保険料率 ÷ 2  =  13,353円月額の保険料
半額分は事業主が支払うので÷2をして計算しています。

となります。ボーナス130万円についての保険料は、

130万円ボーナス × 8.902%保険料率 ÷ 2  =  57,863円ボーナスについての保険料

となります。したがって年間の保険料は、

13,353円月額の保険料 × 12か月 + 57,863円ボーナスについての保険料 = 218,099円年間の保険料

となります。
※短期掛金率は加入している共済組合によって異なります。
厚生年金についてはこちら

どの医療保険でも受けられる給付はほとんど変わらない

医療保険とは病気やケガ等をしたときに医療費の負担などをしてくれるものです。国の医療保険があるおかげで安い値段でだれでも良質な医療を受けられる仕組みになっているんです。これは4種類どの医療保険も同じです。

そのほかにも医療保険はさまざまな給付をしてくれるのですが、どの医療保険も給付の内容はほとんどかわりません。

こんなことをしてくれる国の医療保険

病気やケガで会社を休んだときにお金をくれる
会社を休むとお金がもらえる?を参照。
赤ちゃんを産むための費用を負担してくれる
出産の費用っていくらかかるの?を参照。
100万円などの高額な治療費を負担してくれる
医療費が高額になっても大丈夫を参照。

など。くわしくは以下の表を参照。

給付の内容

共済組合と健康保険との違い

上記でも説明したように給付の内容はどの医療保険もほとんど変わりません。
※共済組合には災害給付などがあります。

健康保険との違いで一番わかりやすい違いは保険料です。保険料については健康保険(協会けんぽ)と比べると共済組合のほうが約1割程度安い場合が多いです。以下にそれぞれの違いを表にまとめました。

共済組合と健康保険はどう違う?
 

共済組合 健康保険

加入条件は?
公務員として雇われている方は共済組合に加入。 会社に雇われている方で定められた時間以上の勤務をする方は加入。

くわしい加入条件についてはこちらを参照。


家族の扶養は?
年収が130万円未満の親族は扶養として共済組合に加入できる。

扶養の方は保険料はかからない。

年収が130万円未満の親族は扶養として健康保険に加入できる。

扶養の方は保険料はかからない。


保険料は?
年収によって保険料が増減する(健康保険と比べると共済組合のほうが約1割程度安い場合が多い)。

共済組合の扶養に入っている家族などは保険料はかからない。

年収によって保険料が増減する。健康保険料については、健康保険とは?を参照。

健康保険の扶養に入っている家族などは保険料はかからない。


どこからもらえる?
加入している共済組合 協会けんぽまたは勤務先の保険組合

共済組合の保険料については、こちら

まとめると、保険制度の成り立ちなどは異なりますが、わたしたちが受ける給付や保険料などに大きな違いは無いということです。

今回のコラムはここまでです。共済組合についてなんとなくわかっていただけましたか?

【役に立つページ】
くわしい医療保険については、こちらを参照。
厚生年金については、厚生年金とは?を参照。
医療費を安くしてくれる給付については、療養の給付ページを参照。
医療費が高額になったときは、こちらを参照。
病気やケガで会社を休んだときは、傷病手当金を参照。
診療を安く受けられる以外にもいろいろな給付があります。こちらを参照。

共済組合とは?わかりやすく解説(健康保険との違いなど)

この記事の目次
公務員の方が関わるこの保険。
「親に保険証わたされたけど、共済組合って?」という方もいると思います。この記事では共済組合について(保険料など)簡単に説明していきます。
※ここでは医療保険としての共済組合について説明しています。
共済組合とは?

共済組合とは国の医療保険のうちのひとつです。医療保険があるおかげで歯医者や病院などでの診療を安く受けることができます。

※もう少しくわしく説明すると、共済組合は公務員や教職員を対象とした保険組合です。共済組合は医療保険・年金等事業の運営を行っています。

また、国の医療保険はいくつか種類があり、国民はみんなどれかに加入することになっているんです。

医療保険は大きく分けると4種類

国の医療保険は大きく分けると4種類あり、国民はどれかに加入することになっています。以下のとおり、公務員またはその家族に当てはまる方は共済組合に加入することになっているんです。

医療保険はこのように分けられています
 


健康保険
サラリーマンまたはその家族などが加入する

共済組合
公務員またはその家族などが加入する

後期高齢者医療制度
75歳以上の方が加入する

国民健康保険
フリーランス・スポーツ選手・アーティスト・タレント・無業者・個人事業主など上記3つ以外の方が加入する
▶こんなページも見られています

保険料は?

共済組合の保険料は以下のようになっています。

計算式を見てわかるように、本人の給料の額で保険料が決まります。
※被扶養者(たとえば、親の共済組合に加入している子など)は保険料はかかりません。

保険料の計算式

※保険料の半分は事業主が負担。
※ボーナスについては、ボーナス × 掛金率
標準報酬月額とは:毎月の給料を区切りの良い幅で区分したもの。

例)年収500万円の場合の保険料は?

▶たとえば、年間の給与収入が500万円の方の保険料は年間約22万円となります。
※標準報酬月額を30万、年間のボーナス130万、短期掛金率8.902%、半額分は事業主負担なので÷2をして計算。
※掛金率は各共済組合で異なります。

●計算過程
月収が31万円、ボーナス130万円(年収約500万円)とすると、標準報酬月額は30万円となるので、短期掛金率8.902%をかけると月額の保険料は、

300,000円標準報酬月額 × 8.902%保険料率 ÷ 2  =  13,353円月額の保険料
半額分は事業主が支払うので÷2をして計算しています。

となります。ボーナス130万円についての保険料は、

130万円ボーナス × 8.902%保険料率 ÷ 2  =  57,863円ボーナスについての保険料

となります。したがって年間の保険料は、

13,353円月額の保険料 × 12か月 + 57,863円ボーナスについての保険料 = 218,099円年間の保険料

となります。
※短期掛金率は加入している共済組合によって異なります。
厚生年金についてはこちら

どの医療保険でも受けられる給付はほとんど変わらない

医療保険とは病気やケガ等をしたときに医療費の負担などをしてくれるものです。国の医療保険があるおかげで安い値段でだれでも良質な医療を受けられる仕組みになっているんです。これは4種類どの医療保険も同じです。

そのほかにも医療保険はさまざまな給付をしてくれるのですが、どの医療保険も給付の内容はほとんどかわりません。

こんなことをしてくれる国の医療保険

病気やケガで会社を休んだときにお金をくれる
会社を休むとお金がもらえる?を参照。
赤ちゃんを産むための費用を負担してくれる
出産の費用っていくらかかるの?を参照。
100万円などの高額な治療費を負担してくれる
医療費が高額になっても大丈夫を参照。

など。くわしくは以下の表を参照。

給付の内容

共済組合と健康保険との違い

上記でも説明したように給付の内容はどの医療保険もほとんど変わりません。
※共済組合には災害給付などがあります。

健康保険との違いで一番わかりやすい違いは保険料です。保険料については健康保険(協会けんぽ)と比べると共済組合のほうが約1割程度安い場合が多いです。以下にそれぞれの違いを表にまとめました。

共済組合と健康保険はどう違う?
 

共済組合 健康保険

加入条件は?
公務員として雇われている方は共済組合に加入。 会社に雇われている方で定められた時間以上の勤務をする方は加入。

くわしい加入条件についてはこちらを参照。


家族の扶養は?
年収が130万円未満の親族は扶養として共済組合に加入できる。

扶養の方は保険料はかからない。

年収が130万円未満の親族は扶養として健康保険に加入できる。

扶養の方は保険料はかからない。


保険料は?
年収によって保険料が増減する(健康保険と比べると共済組合のほうが約1割程度安い場合が多い)。

共済組合の扶養に入っている家族などは保険料はかからない。

年収によって保険料が増減する。健康保険料については、健康保険とは?を参照。

健康保険の扶養に入っている家族などは保険料はかからない。


どこからもらえる?
加入している共済組合 協会けんぽまたは勤務先の保険組合

共済組合の保険料については、こちら

まとめると、保険制度の成り立ちなどは異なりますが、わたしたちが受ける給付や保険料などに大きな違いは無いということです。

今回のコラムはここまでです。共済組合についてなんとなくわかっていただけましたか?

【役に立つページ】
くわしい医療保険については、こちらを参照。
厚生年金については、厚生年金とは?を参照。
医療費を安くしてくれる給付については、療養の給付ページを参照。
医療費が高額になったときは、こちらを参照。
病気やケガで会社を休んだときは、傷病手当金を参照。
診療を安く受けられる以外にもいろいろな給付があります。こちらを参照。