高額療養費制度とは?医療費が高額になっても大丈夫

2022.09.13 更新
「重い病気を治すのに医療費が100万円、、こんな金額支払えない…」皆さんにもそんなことがいつか起こるかもしれません。でも安心してください。高額な医療費の負担を軽くしてくれる制度を国はちゃんとつくってくれています。この記事では高額療養費制度についてわかりやすく説明していきます。
この記事の目次

高額療養費制度こうがくりょうようひせいどとは?

高額療養費制度とは、かんたんに説明すると「支払う医療費が高額になったとしても支払う金額に上限をつくってくれる制度」です。重い病気を患ったときなどに味方になってくれる制度です。

あなた自身やあなたの家族に何が起こるかわかりません。万が一のときのためにこの制度を知っておきましょう。
※高額療養費制度を利用するときは自分の住所の市区町村に申請をする必要があります。

以下で具体的にどれくらいの金額になるかシミュレーションしています。

高額療養費制度はこんな制度です
たとえば一か月の医療費が100万円になってしまった場合、健康保険などで3割負担(30万円)になるとはいえ高額な支払いになってしまいます。しかし、この制度を利用すれば支払う金額に上限が設定されるため、高額な支払いをせずにすむのです。
※歯列矯正やホワイトニングなどの歯科の自費診療、入院時の食費や個室等の差額ベッド代などの保険適用外となる料金は全額自己負担となるので注意してください。
1か月の医療費が100万円かかった場合は?

たとえば70歳未満で年収約370~770万円の方が病気の治療で一か月の医療費が100万円かかる場合。患者自身が実際に支払う金額は1ヶ月あたりの自己負担限度額87,430円となるのです。

計算式は以下のようになっています。
高額療養費の計算式

※現役並み所得者や低所得者などの区分については所得区分を参照。
※多数回該当とは:同一世帯で1年間(診療月を含めた直近12か月)に3回以上高額療養費の支給を受けている場合、4回目からは自己負担限度額の引き下げが適用される。

1か月の医療費が100万円かかった場合は?

70歳未満で年収約370~770万円の方
病気の治療で一か月の医療費が100万円かかる場合。患者自身が実際に支払う金額は1ヶ月あたりの自己負担限度額87,430円となります。

80,100円 + (1,000,000円1か月の医療費-267,000円) × 1% = 87,430円自己負担限度額
※計算式は上記の表を参照。
※上記の条件の場合、70歳以上も同様です。



70歳未満で年収約370未満の方
病気の治療で一か月の医療費が100万円かかる場合。患者自身が実際に支払う金額は1ヶ月あたりの自己負担限度額57,600円となります。
※計算式は上記の表を参照。
住民税非課税の方を除く。
※上記の条件の場合、70歳以上も同様です。

この制度があるということを知っておけば、重い病気にかかってもお金に関しては必要以上に不安にならずに済むと思います。

自分が高額療養費を利用するときになった場合に、自己負担限度額がどれくらいになるかシミュレーションしておくことをオススメします。