育休中にアルバイトをするのは違反ではありません。
ただし、働く時間などによっては給付金が減額されたりするので、給付金をもらいながら賃金をもらう方は以下の項目をチェックしておきましょう。
雇用保険に加入している人が育休を取得した場合、育児のための給付金が支給されます。休んでいる間もお金がもらえるので申請を忘れないようにしましょう。
ただし、育休中も勤め先から賃金を受けるときは、給付金が減額または支給停止される場合があるので注意しましょう。
どれくらい働くと給付金が減額されるのか以下に説明しているのでチェックしておきましょう。
育休中に給付金をもらいながら勤め先で働いて賃金を受ける場合、支給額が以下のように減額または支給停止してしまいます。
したがって、減額されたくない場合は働く時間などを調整しましょう。
※また、80時間を超えて働くと給付金の支給はストップします。
育休中に給付金をもらいながら他社でアルバイト等をして賃金を受ける場合には給付金が減額されません。
ただし、80時間を超えて働くと給付金の支給はストップするので気をつけてください。
また、ダブルワークをする場合は注意しなくてはいけないことがあります。
本業の勤め先が副業やダブルワークを禁止している場合があります。なので、他社でアルバイトをする場合には本業の勤め先がダブルワークを禁止していないか確認しておきましょう。
本業とは別の勤務先でアルバイトをするような場合、基本的には自分で確定申告をして税金を納めなければなりません。ただし、以下の条件にあてはまれば確定申告をする必要はありません。
副業が禁止されているような会社に勤めていながらダブルワークをする場合には以下のように確定申告をしないで済むように稼ぐ金額を調整することをオススメします。
※確定申告をするとダブルワークをしていることがバレてしまう可能性があるので注意しましょう。
※勤務先が2ヶ所以上ある場合の確定申告のやり方はこちらで説明しています。
育休中にフリマやハンドメイド商品の販売などの副業をして稼ぐ場合には給付金が減額されません。
ただし、副業をしてお金を稼ぐ場合は注意しなくてはいけないことがあります。
本業の勤め先が副業やダブルワークを禁止している場合があります。なので、副業をする場合には本業の勤め先が副業を禁止していないか確認しておきましょう。
副業で利益を得た場合、基本的には自分で確定申告をして税金を納めなければなりません。ただし、以下の条件にあてはまれば確定申告をする必要はありません。
副業が禁止されているような会社に勤めている場合には以下のように確定申告をしないで済むように稼ぐ金額を調整することをオススメします。
※副業がバレたくない場合は確定申告をしても副業が会社にバレるのを回避?ポイントは1つを参照。
ここまで説明したように、育休中に給付金をもらいながらアルバイトなどをすることは違反ではありません。
ただし、働く時間によっては給付金が減額または支給停止するので育休を取っている方は気をつけましょう。
育休を取得して給付金をもらいながらお金を稼ごうとしている方は上記のことを覚えておきましょう。
今回のコラムはここまでです。育休中に働いたときの給付金についてわかっていただけましたか?