確定申告をしても副業が会社にバレるのを回避?ポイントは1つ

2021.11.23 更新
YouTubeやウーバーイーツ、仮想通貨やブログ収入など何らかの副業で収入を得たときは確定申告をしなければいけません。ですが、副業がまだ解禁されていない会社に勤めている人は「どうすればいいの…」と不安になると思います。この記事では副業がバレないように確定申告をする方法について説明していきます。
目次
副業をしている人は確定申告をしなきゃダメ?

サラリーマンとしての収入以外にブログ・UberEats・仮想通貨・YouTubeなどの副業で利益があった場合、基本的には確定申告をして稼いだぶんの税金をちゃんと支払う必要があります。


副業が禁止されている会社に勤めていて、バレたくないからといって副業で稼いでも知らんぷりをしていると脱税で罰則を受けてしまう恐れがあるので気をつけましょう。


ただし、副業でかせいだ金額が多くない場合は以下のように確定申告が不要になります。

副業していても確定申告が必要ないときもある?

副業の利益(雑所得)があっても1年間(1月~12月まで)で20万円以下なら申告をする必要がありません。したがって、自分で確定申告をするのが面倒なひとは雑所得を20万円以下に調整しておくことをオススメします。

※厳密には、給与を1ヶ所から受けており、そのほかの各種所得金額(給与所得、退職所得を除く)の合計額が1年間で20万円以下の場合。
※参照:国税庁の給与所得者で確定申告が必要な人ページ
※経費は0円としています。雑所得の計算式などは雑所得とは?を参照。

ただし、1年間の副業利益が20万円を超える場合には確定申告が必要になります。

では次に、勤務先に副業がバレてしまう理由について下記で説明していきます。副業をしている方はチェックしておきましょう。バレたくない方は手続きが必要になります。


副業しているとなんで会社にバレるの?

上記で説明したように、副業による利益が1年間で20万円以下ならバレることはありません。ですが、20万円を超える利益がある場合には確定申告をしなければならないので副業をしていることが会社にバレる可能性が高くなります。


なぜかというと、確定申告をすると副業で稼いだぶんの税金が翌年度の住民税に反映されるため、他の社員に比べて徴収される税額が高くなってしまいます。なので、給料以外にも収入があることがバレてしまうという仕組みです。


給料以外に収入があることを指摘されても「家の絵画がメルカリで高く売れた」など、相手が納得するようにごまかせる話術があればいいかもしれませんが、そうでない人は副業がバレて会社から注意されてしまうかもしれません。


会社によっては契約違反で解雇されたりしてしまう可能性があるので、話術に自信が無い人はバレないように副業についての税金だけ別にする手続きをする必要があります。


確定申告をする際に下記で説明する手順を踏めばかんたんに手続きすることができるので、副業をバレたくない方はチェックしておきましょう。
※ほかの勤務先でアルバイトをするような「ダブルワーク」の場合は上記の手続きをすることができないので注意しましょう。くわしくはページ下記で説明しています。

副業の利益だけ別にすれば会社にバレるのを回避できる?

確定申告をしても会社に副業をしていることがバレないようにするためには、以下のように「給料以外の所得にかかわる住民税の徴収方法」の項目で自分で納付を選択すれば確定申告後も会社にバレることはなくなります
※副業で稼いだぶんの税金を自分で納付することで、会社が徴収する住民税に反映されなくなるので会社にバレずに済みます。


「自分で納付」を選択すれば副業で稼いだぶんの税金はお住まいの市区町村役所から納付書が送られてくるのでそれを用いて納税することになります。

確定申告をする際に「自分で納付」にチェックを入れればOK

住民税に関する事項をクリック

自分で納付にチェックを入れる

副業をしている人の確定申告の手順について
確定申告はネットでかんたんに確定申告書が作成できます。作成した申告書を税務署に郵送すると申告完了となります。

もし、確定申告をするのが不安な方は試しにテキトーに金額を入力して申告書のつくりかたを練習してみてもいいかもしれません。税務署に郵送する申告書に正しい金額を入力すれば問題ないので、ためしに申告書を何枚も作ってみましょう。


確定申告のながれ
STEP➊源泉徴収票など必要なものを用意する
STEP➋確定申告書を作成する
STEP➌確定申告書を郵送する(税金を支払う)

確定申告で「住民税を自分で納付」の手続きをしたあとは、副業で稼いでいることを他の社員にペラペラと喋ってしまわないように気をつけましょう。

バレたら会社から契約違反で罰則を与えられてしまうかもしれません。最悪の場合は解雇されてしまうかもしれないので気をつけましょう。
※ほかの勤務先でアルバイトをするような「ダブルワーク」の場合は上記の手続きをすることができないので注意しましょう。ダブルワークの確定申告については下記で説明しています。


ダブルワークはバレてしまう?

本業がサラリーマンで副業でアルバイトをしているような場合、基本的には自分で確定申告をして税金を納めなければなりません。

ただし、確定申告をすると翌年度から勤務先が徴収する住民税の金額が他の社員よりも多くなるので、ダブルワークをして稼いでいることがバレてしまいます。


また、アルバイトなどのダブルワークの場合、上記のように住民税を自分で納付することが選択できないので、確定申告をしたらダブルワークをしていることが高確率でバレることになります。


したがって、副業が禁止されているような会社に勤めていながらダブルワークをする場合には以下のように確定申告をしないで済むように稼ぐ金額を調整することをオススメします。


バレたくないなら確定申告をしなくていいように調整しよう

2つ以上の職場をかけもちしている方でも以下の条件のどれかにあてはまるときには確定申告をする必要はありません

  • 給料を2つ以上の勤務先から受けており、年末調整されなかったほうの給料が1年間(1月~12月まで)で20万円以下のとき
  • 勤務先の給料の合計が1年間(1月~12月まで)で150万円以下のとき
    ※片方の勤務先で年末調整を受けている場合。
  • ※参照:国税庁の給与所得者で確定申告が必要な人ページ

以上のように、ダブルワークをしてたくさんお金を稼いでしまうと会社にバレてしまう可能性が高いので、ダブルワークをする際には会社が副業などを許してくれることをしっかり確認しておきましょう。
※ダブルワークの税金についてはダブルワークで税金はいくら増える?を参照。

ここまでのまとめ

ここまで説明したように、副業が禁止されている職場で勤務している方が確定申告をする場合は、副業で稼いだ分の税金の支払いを分けることをオススメします。

ただし、ダブルワークをしている方は税金の支払いを分けられないので注意しましょう。

ここまでのまとめ

  • 副業の稼ぎが少なければ確定申告はしなくていい
    ※くわしくは上記で説明しています。

  • 副業の稼ぎ分の税金の支払いを分けないと副業していることがバレてしまう可能性がある
    ※くわしくは上記で説明しています。

  • 副業の利益だけ別にすれば会社にバレるのを回避できる
    ※くわしくは上記で説明しています。

  • ダブルワークの場合は確定申告に注意
    ※くわしくは上記で説明しています。

ここまで説明したように、サラリーマンなどが副業でお金を稼ぐときには勤務先が副業を禁止していないか確認しておきましょう。

また、勤務先が副業を禁止している場合は上記で説明した方法で副業がばれないように気をつけましょう。会社のルールを破ってしまうと解雇されてしまう可能性があるので副業をやるときは注意しましょう。

ほかの勤務先でアルバイトをするようなダブルワークをしている場合は、住民税を別にすることができないので、確定申告をしなくていいい範囲でお金を稼ぐようにしましょう。