雇用保険とは、失業者の支援などのためにお金を支給してくれる保険です。会社などに雇われている方が加入することになります。
※加入要件についてはこちらを参照。
雇用保険の代表的な給付のひとつに基本手当というものがあります。
雇用保険は失業者だけのための保険ではありません。失業者以外の方にもメリットがあります。
なかでも有名なのは、育児のために仕事を休んだときに支給される育児休業給付金です。
さらに、介護のために仕事を休んだときに支給される介護休業給付金というものもあります。
●育児で仕事を休んだときは?
育児で仕事を休んだときにお金がもらえる。
●介護で仕事を休んだときは?
介護で仕事を休んだときにお金がもらえる。
そのほか雇用保険の給付の種類については雇用保険の失業給付等一覧 を参照。
雇用保険はサラリーマンだけのものではありません。パートやアルバイトも要件にすべてあてはまれば雇用保険に加入することになります。
加入要件は以下のとおりです。アルバイトなどをしようとしている方はチェックしておきましょう。
▶所定労働時間とは:会社が就業規則などにより定めた労働時間のこと。
▶雇用保険法第6条にあてはまる方(昼間学生など)は適用除外となり、雇用保険には加入できません。
▶65歳以降に新たに雇用される人も雇用保険の適用対象となります(平成29年1月施行)。
▶2つ以上の会社で働いている場合は雇用保険はどの勤務先で加入する?を参照。
雇用保険の保険料は以下のようになっています。
保険料率は以下のとおりです。
雇用保険料は労働者と事業主で負担します。労働者側のほうが負担割合は低くなっています。
となります。
以上のように、雇用保険はサラリーマンだけでなくアルバイトやパートをしている方も関わることになるので、雇われて働く方はしっかり覚えておきましょう。
今回のコラムはここまでです。雇用保険についてわかっていただけましたか?