雇用保険とは?保険料や加入条件は?わかりやすく解説

2021.07.01 更新
「雇用保険料が勝手に引かれてるけど、雇用保険ってなんなの?」という方、結構いるんじゃないでしょうか。雇用保険とは何のための保険なのか。この記事では雇用保険(保険料や加入条件など)について簡単に説明していきます。
この記事の目次
雇用保険とは?どんな保険?何のためにあるの?

雇用保険とは、失業者の支援などのためにお金を支給してくれる保険です。サラリーマンやアルバイトなど会社などに雇われている方が加入することになります。
※加入要件についてはこちらを参照。

雇用保険の代表的な給付のひとつに基本手当というものがあります。

基本手当とは、仕事を失ったときに次の仕事が見つかるまで(1年間まで)お金を支給してくれる給付です。

再就職するまでお金がもらえる?基本手当

ほかにも雇用保険の給付はいろいろある?

雇用保険は失業者だけのための保険ではありません。失業者以外の方にもメリットがあります。

なかでも有名なのは、育児のために仕事を休んだときに支給される育児休業給付金です。

さらに、介護のために仕事を休んだときに支給される介護休業給付金というものもあります。

例)お金がもらえる雇用保険の色々な給付

育児で仕事を休んだときは?
育児で仕事を休んだときにお金がもらえる。



介護で仕事を休んだときは?
介護で仕事を休んだときにお金がもらえる。

そのほか雇用保険の給付の種類については雇用保険の失業給付等一覧 を参照。

加入条件は?サラリーマンだけじゃない?

雇用保険はサラリーマンだけのものではありません。パートやアルバイトも要件にすべてあてはまれば雇用保険に加入することになります。

加入要件は以下のとおりです。アルバイトなどをしようとしている方はチェックしておきましょう。

雇用保険の加入要件は?

  • 1週間の所定労働時間が20時間以上
  • 31日以上の雇用見込みがあること

▶所定労働時間とは:会社が就業規則などにより定めた労働時間のこと。
▶雇用保険法第6条にあてはまる方(昼間学生など)は適用除外となり、雇用保険には加入できません。
▶65歳以降に新たに雇用される人も雇用保険の適用対象となります(平成29年1月施行)。
▶2つ以上の会社で働いている場合は雇用保険はどの勤務先で加入する?を参照。

保険料は?

雇用保険に加入すれば保険料を支払うことになりますが、保険料はそれほど高くありません。

雇用保険の保険料は以下のようになっています。

保険料の計算式

賃金の総額 × 保険料率 = 雇用保険料
 

保険料率は以下のとおりです。

雇用保険料は労働者と事業主で負担します。労働者側のほうが負担割合は低くなっています。

保険料率は?

例)年収300万円の場合の保険料は?
たとえば、給与収入が1年間で300万円のとき、

1年間の雇用保険料は、

300万円賃金の総額 × 0.3%労働者の保険料率 = 9,000円雇用保険料

となります。

以上のように、雇用保険はサラリーマンだけでなくアルバイトやパートをしている方も関わることになるので雇われて働く方はしっかり覚えておきましょう。

そのほか「税金や保険について何も知らない…」という方は下記のリンク先で説明しているので気になる方はチェックしておきましょう。