介護休業しているあいだもお金がもらえる?いくら?期間はいつまで?

2021.10.06 更新
家族の介護をするために仕事をやすむ「介護休業」。みなさんは介護で休んでいるあいだもお金がもらえるのを知ってますか?この記事では介護休業中にもらえるお金について説明していきます。
この記事の目次
介護休業給付金ってなに?休んでいるあいだもお金がもらえる?

介護休業中にもらえるお金を介護休業給付金といいます。これは雇用保険に入っている方が介護休業を取得したときにもらえるものです。

したがって、会社などの雇用主に雇われている方が介護休業をしたときにもらえる給付金となっています。

親族の介護をする予定のサラリーマンはチェックしておきましょう。

この記事の要点

  • 要介護状態にある対象家族を介護していることが条件。

  • ひと月当たりの支給額はおおよそ月給 × 67%の金額。

  • もらえる金額の上限は約34万円。

  • もらえる期間は最長3か月間。

  • 賃金を受ける場合は減額・停止される場合がある。

では最初に、介護休業でもらえるお金の対象者について下記で説明していきます。親が高齢であるサラリーマンの方は必ずチェックしておきましょう。


介護休業給付金の対象者は?

以下の要件にすべてあてはまる方が介護休業給付金の支給対象者となります。

介護休業給付金を請求しようとしている方はチェックしておきましょう。

支給要件

  • 要介護状態にある対象家族を介護するための休業であること※1
  • 被保険者がその期間の初日及び末日とする日を明らかにして事業主に申し出を行い、これによって被保険者が実際に取得した休業であること。
  • 介護休業を開始した日の前2年間に、賃金支払基礎日数※2が11日以上ある月が通算して12カ月以上あること
※1 要介護状態とは負傷、疾病又は身体上もしくは精神上の障害により、2週間以上にわたり常時介護を必要とする状態
※2 原則、日給者は各月の出勤日数、月給者は各月の暦日数
もらえる金額は?

ひと月当たりの支給額はおおよそ月給 × 67%です。

くわしい計算式は以下のとおりです。

支給額の計算式

※休業開始時賃金日額とは:休業開始前6ヶ月間の賃金を180で割った金額

どれくらいの金額がもらえる?支給額の例

休業前の月収が約15万円の場合は? 支給額は月額約10万円となります。
休業前の月収が約20万円の場合は? 支給額は月額約13万円となります。
休業前の月収が約30万円の場合は? 支給額は月額約20万円となります。

※介護休業給付金の上限額は月332,253円です。

では次に、介護休業給付金が支給される期間について下記で説明していきます。ずっともらえるわけではないので気をつけましょう。

もらえる期間は?

介護休業給付金がもらえるのは最長3ヶ月間です。
※支給対象となる同じ家族について通算93日を限度として3回まで分割して取得可能。

介護をしているあいだずっともらえるわけでは無いので注意しましょう。

注意点

介護給付金の注意点は以下のとおりです。

給付金を受け取る方はチェックしておきましょう。

かんたんに説明すると、給付金を受けているあいだも働いて賃金を受けている場合、賃金の多さによって給付金が減額・停止されるということです。

注意点

  • 休業開始時賃金日額×支給日数には上限があります。
  • 就業している日数が支給単位期間(1か月ごとの期間)ごとに10日以下であることが必要です(10日を超える場合にあっては、就業している時間が80時間以下であること)。
  • 介護休業終了日が含まれる支給単位期間は就業している日数が10日以下であるとともに、休業日が1日以上あることが必要です(10日を超える場合にあっては、就業している時間が80時間以下であること)。
  • 支給単位期間中に賃金が支払われた場合、介護休業給付金の支給額は以下の表1のようになります。なお、賃金月額の80%以上の賃金が支払われる場合は、給付金は支給されません(表1)。
  • 支給単位期間とは:介護休業を開始した日から数えた1ヶ月ごとの期間

介護休業中に働いて受け取った賃金が、休業前の賃金月額の13%以下なら給付金は減額されません。介護休業中も働くひとは注意しましょう。