自己都合退職と会社都合退職で何が変わる?違いはなに?

2021.05.05 更新

今の時代、サラリーマンは定年まで同じ会社に勤めているケースは珍しくなりました。おそらく、ほとんどのサラリーマンが定年前に退職を経験することになるでしょう。この記事では自己都合退職と会社都合退職についてわかりやすく説明していきます。
この記事の目次

自己都合退職とは?

自己都合退職とは自分の都合で退職をすることです。

たとえば、待遇が不満で転職するときや疲れたからしばらく休養するために退職するときなどがあてはまります。
※ほかにも結婚による退職または出産のための退職など、ほとんどの退職が自己都合退職にあたります。

会社都合退職とは?

会社都合退職とは自分の意志とは別に退職をすることです。

たとえば、倒産やリストラ、勤務地が変わって通勤が不可能になって退職するときなどがあてはまります。
※ほかにもハラスメントによる退職や希望退職・契約が更新されないなども会社都合退職にあたります。ただし、問題を起こしてクビになった場合は自己都合退職になります。


自己都合退職と会社都合退職のメリットとデメリットは?

自己都合退職と会社都合退職のメリットとデメリットを以下にまとめました。

大きなポイントは基本手当(失業手当)のもらえる金額が異なることです。

転職先が決まっていたり、しばらく仕事から離れるつもりの方は自己都合退職でも特にデメリットはありません。

自己都合退職 会社都合退職
メリット 特になし。 基本手当が制限無しで自己都合退職よりも早く受給でき、多くもらえる場合が多い。
デメリット 基本手当をもらう際に2~3ヶ月の制限がある。もらえる金額が会社都合退職よりも少ない場合が多い。 転職等の際に理由を深く聞かれる場合が多い。

派遣の場合は自己都合退職と会社都合退職どっちになる?

派遣社員の方が退職するときに気になるのが「自己都合」か「会社都合」です。派遣社員の場合、自己都合か会社都合のどちらになるか分かりづらく、不安になる方もいると思います。


ちなみに、基本手当(失業手当)の支給を受ける際、「自己都合」か「会社都合」かの判定は事業主の主張退職者本人の主張から事実確認を行ったうえでハローワークが判定を行います。


したがって、「本人の主張だけ」または「事業主の主張だけ」で離職理由は判定されません。
※離職票や離職理由を確認できる資料から判定が行われます。

自己都合と会社都合どっちになる?
派遣社員の方が離職した場合は以下のように会社都合か自己都合に分けられます。

▶会社都合になるとき
契約期間が満了する前に次の仕事を紹介されないまま契約期間が満了して離職した場合は「会社都合」になります。

▶自己都合になるとき
契約期間が満了する前に次の仕事を紹介されながら、その仕事を拒否した場合は「自己都合」になります。
まとめ(退職したあとの手続きは?)

ここまで説明したように、自己都合退職とは「自分の都合」で退職したとき、会社都合退職とは「自分の意志とは別」に退職することをいいます。

会社を退職した場合、今まで加入していた社会保険から脱退することになるので、新しく「国民健康保険と国民年金」への加入手続きをしなければなりません。


わからないからといって何もせずそのままにしていると、大きなデメリットを受ける場合があるので注意しましょう。

これから退職をしようとしているサラリーマンで、退職後の手続きが何もわからない方は下記の記事をチェックしておきましょう。

また、会社を退職したが再就職先が決まっておらず、これから就職活動をしなければいけないという人のためにある制度が基本手当です。

基本手当とは、再就職するまでのあいだお金を支給してくれる制度です(1年間まで)。受給条件などがあるので、これから退職しようとしている方は下記の記事をチェックしておくといいかもしれません。