なんで保険料を払っているのに病院でお金を払わなきゃいけないの?

2019.07.18 更新
なんで病院でお金払うの?毎月保険料を支払っているのに…

保険証を見せれば歯医者さんや病院などでかかった料金は1割~3割の負担で済みます。安く治療を受けられるのはありがたいですが、「毎月の保険料を払っているのに、なんで無料じゃないの?」と思う方もいると思います。

この記事では保険料を払っているのに医療費が無料じゃない理由について説明していきます。

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患者が払う料金が無料だとどうなる?

日本の医療保険制度はだれでも必要な時に良質な医療を受けられる仕組みになっています。また、どこの病院でも、何回でも受診できるような仕組みにもなっています。

これで患者が払う料金が無料の場合どうなるか。

「病院で風邪って診断されたけど、早く治したいし、なんかあったら怖いから、何回もみてもらお。タダだし。」という具合に、必要以上に医療を受ける方が出てきてしまう恐れがあるのです。

では、必要以上に医療を受ける方が出てきてしまうとどうなるのか見ていきましょう。
医療保険については医療保険とは?みんな加入するの?を参照。

必要以上に医療を受けるとどうなる?

患者から求められれば、お医者さんとしては一応診察をしなければならず、必要以上に医療を提供してしまうことになります。そのぶんの医療費は国が負担することになるので、財政が圧迫されることになってしまいます。

したがって、必要以上に医療を受ける方の発生を防ぐために患者にも一部料金を負担してもらっているわけです。

患者にも負担してもらうことで「必要なときに医療を受けにいく」という意識が患者に芽生え、お医者さん側は「患者に必要な医療をちゃんと提供する」という意識が芽生えるのです。

患者が払う料金が無料じゃない理由は「過剰に医療を受けるのを防止するため」なんです。

かつて老人の医療費は無料でした。しかし…。

かつては「医療を受けても無料」の時代がありました。

1973年に行われた「老人医療費無料化」です。これにより経済的に受診を控えていた方(病気を抱えた高齢者達)の受診を大きく増加させることができました。

しかし、必要以上に医療を受ける高齢者達があふれてしまうという「病院のサロン化」問題が発生しました。このままにしていては本当に医療が必要な方が困ってしまいます。

また、高齢者の医療費が無料だったため高齢者の受診が大幅に増加し、国の負担が大きくなってしまいました。大幅に増加した高齢者の受診料を国が負担していたため、財政が苦しくなってしまったのです。

この問題を解決するために「老齢の患者にも医療費の一部を負担してもらう」ことになったわけです。

医療を受ける費用がタダになるのは嬉しいですが、必要以上に医療を受ける方があふれてしまったり、医療制度全体が破たんしてしまっては元も子もないですもんね。

今回のコラムはここまでです。患者の医療費が無料じゃない理由についてなんとなくわかっていただけましたか?

医療保険の財政についてはこちら

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なんで病院でお金払うの?毎月保険料を支払っているのに…

保険証を見せれば歯医者さんや病院などでかかった料金は1割~3割の負担で済みます。安く治療を受けられるのはありがたいですが、「毎月の保険料を払っているのに、なんで無料じゃないの?」と思う方もいると思います。

この記事では保険料を払っているのに医療費が無料じゃない理由について説明していきます。

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これで患者が払う料金が無料の場合どうなるか。

「病院で風邪って診断されたけど、早く治したいし、なんかあったら怖いから、何回もみてもらお。タダだし。」という具合に、必要以上に医療を受ける方が出てきてしまう恐れがあるのです。

では、必要以上に医療を受ける方が出てきてしまうとどうなるのか見ていきましょう。
医療保険については医療保険とは?みんな加入するの?を参照。

必要以上に医療を受けるとどうなる?

患者から求められれば、お医者さんとしては一応診察をしなければならず、必要以上に医療を提供してしまうことになります。そのぶんの医療費は国が負担することになるので、財政が圧迫されることになってしまいます。

したがって、必要以上に医療を受ける方の発生を防ぐために患者にも一部料金を負担してもらっているわけです。

患者にも負担してもらうことで「必要なときに医療を受けにいく」という意識が患者に芽生え、お医者さん側は「患者に必要な医療をちゃんと提供する」という意識が芽生えるのです。

患者が払う料金が無料じゃない理由は「過剰に医療を受けるのを防止するため」なんです。

かつて老人の医療費は無料でした。しかし…。

かつては「医療を受けても無料」の時代がありました。

1973年に行われた「老人医療費無料化」です。これにより経済的に受診を控えていた方(病気を抱えた高齢者達)の受診を大きく増加させることができました。

しかし、必要以上に医療を受ける高齢者達があふれてしまうという「病院のサロン化」問題が発生しました。このままにしていては本当に医療が必要な方が困ってしまいます。

また、高齢者の医療費が無料だったため高齢者の受診が大幅に増加し、国の負担が大きくなってしまいました。大幅に増加した高齢者の受診料を国が負担していたため、財政が苦しくなってしまったのです。

この問題を解決するために「老齢の患者にも医療費の一部を負担してもらう」ことになったわけです。

医療を受ける費用がタダになるのは嬉しいですが、必要以上に医療を受ける方があふれてしまったり、医療制度全体が破たんしてしまっては元も子もないですもんね。

今回のコラムはここまでです。患者の医療費が無料じゃない理由についてなんとなくわかっていただけましたか?

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