年金・保険関連
更新日:2024年3月20日

在職定時改定とは?


在職定時改定で年金が増える?


65歳以上70歳未満で老齢厚生年金をもらいながら、勤務先で厚生年金に加入して働いている場合、

毎年1回、10月に年金額が改定(加算)されます。これを在職定時改定といいます。

基準日の9月1日において厚生年金の被保険者である場合に、翌月の10月分(12月受取分)の年金額から見直されます。
※前年9月から今年8月までの厚生年金に加入していた期間を追加して、年金額の再計算が行われます。
※ちなみに、厚生年金の加入期間が480月(40年)に満たない場合は、上記に加えて経過的加算が加算されます。どれくらい増えるかについては60歳以降に厚生年金に加入してもお得なの?を参照。
※参照:日本年金機構働きながら年金を受給する方へ

退職時も見直される?

老齢厚生年金をもらいながら、勤務先で厚生年金に加入している70歳未満の方が退職し、退職後に厚生年金に加入しなければ、退職した翌月分から年金額が改定(加算)されます。

これを退職改定といいます。

※つまり、在職定時改定と退職改定のタイミングで年金額が見直されます。

※こんなページもみられています
年金をもらいながら働いて給料も貰っている人は確定申告は必要?