マイナンバーカードとは?何が便利なの?有効期限は?

2023.05.28 更新
日本に住むすべての方に割り当てられているマイナンバー(個人番号)。マイナンバーカードを持っていると何ができるのか知らない人もいると思います。この記事ではマイナンバーカードとは何かについて簡単に説明していきます。
この記事の目次
マイナンバーカードとは?

マイナンバーカードとは、マイナンバー(個人番号)が記載されたカードのことです。

身分証としての利用以外にもやe-taxなど様々なサービスに利用できるものです。
※マイナンバーカードはICチップと顔写真が付いたプラスチック製のカードです。紙製のカードは通知カードです。

持っているメリットは?何ができるの?

マイナンバーカードがあると電子申告などができるため、個人事業主にとっては持っていると便利なものです。

ですが、確定申告をしないサラリーマンなどにとっては「本人確認が必要な場面」で手続きが楽になるくらいで、現状それほど便利なカードではありません。
※確定申告をする場合は、マイナンバーカードがあるとネットで簡単に納税まで完結できるので便利です。


しかし、これから利用用途が広がっていくと考えられるので、まだマイナンバーカードを持っていない方は今のうちに申請して取得しておいてもいいかもしれません。

マイナンバーカードでできること
マイナンバーカードでできることは以下のとおりです。

  • 本人確認の際にマイナンバーカードだけで手続きができる
  • 確定申告などの行政手続きがオンラインで申請できる
  • 住民票や印鑑登録証明書がコンビニで取得できる
  • 引っ越しするときに必要な転出届を電子申請できる
  • 住所変更をしたときに銀行や証券会社などにも一括で反映される(2023年5月16日以降)。
  • ネット銀行など民間のオンライン取引等で今後利用できるようになる見込み
  • マイナンバーカードだけで健康保険証などの役割を果たすことができる(令和5年3月末にすべての機関で利用できる見込み)
  • マイナンバーカードが免許証代わりになる(2025年全国実施)



今後、利用者が増える?
現状、それほどメリットを受けられる利用者がいないため、あまりマイナンバーカードを持っている人がいません。
しかし、マイナンバーカードが免許証や健康保険証として使えるようになれば、一気にマイナンバーカードの利用者が増えると考えられます。

有効期限がある?期限が切れたら?

マイナンバーカードには有効期限があります。20歳以上のマイナンバーの期限は10年となっています。

有効期限が切れたら身分証等としての効力を失うので、お住まいの役所で更新手続きをする必要があります。

有効期限は?

マイナンバーの期限
20歳未満の場合は発行から5回目の誕生日まで
20歳以上の場合は発行から10回目の誕生日まで

電子証明書の期限
年齢に関わらず、発行から5回目の誕生日まで
マイナンバーカードを取得するには申請が必要

マイナンバーカードを取得するには申請が必要になります。お住まいの役所またはオンラインで取得の申請をしてください。
※マイナンバーカードの申請についてはマイナンバーカード総合サイトで行うことができます。

スマホ・パソコンどちらからでもマイナンバーカードの申請ができるようになっています。

ただし、作成したマイナンバーカードは自宅に郵送されないので最寄りの役所に受け取りに行く必要があるので注意しましょう。