マイナンバーカードとは?何が便利なの?有効期限は?

2024.04.08 更新
日本に住むすべての方に割り当てられているマイナンバー(個人番号)。マイナンバーカードを持っていると何ができるのか知らない人もいると思います。この記事ではマイナンバーカードとは何かについて簡単に説明していきます。
この記事の目次
マイナンバーカードとは?

マイナンバーカードとは、マイナンバー(個人番号)が記載されたカードのことです。

身分証としての利用以外にもやe-taxなど様々なサービスに利用できるものです。
※マイナンバーカードはICチップと顔写真が付いたプラスチック製のカードです。紙製のカードは通知カードです。

持っているメリットは?何ができるの?

マイナンバーカードがあるとネットで確定申告(電子申告)などができるため、個人事業主にとっては持っていると便利なものです。

また、確定申告をしないサラリーマンなどにとっても、退職後の年金の手続きなど各種行政手続きがスマホだけで可能になったりするので便利です。
※確定申告をする場合は、マイナンバーカードがあるとネットで簡単に納税まで完結できるので便利です。


これからも利用用途が広がっていくと考えられるので、まだマイナンバーカードを持っていない方は早めに作成することをオススメします。

マイナンバーカードでできること
マイナンバーカードでできることは以下のとおりです。

  • 本人確認の際にマイナンバーカードだけで手続きができる
  • 確定申告などの行政手続きがオンラインで申請できる
  • 年金の免除等手続きがオンラインで申請できる
  • 国民年金の加入手続きがオンラインで申請できる
  • 国民健康保険の加入手続きがオンラインで申請できる(一部市区町村)
  • 住民票や印鑑登録証明書がコンビニで取得できる
  • 引っ越しするときに必要な転出届を電子申請できる
  • 住所変更をしたときに銀行や証券会社などにも一括で反映される(2023年5月16日以降徐々に拡大)。
  • ネット銀行など民間のオンライン取引等で今後利用できるようになる見込み
  • マイナンバーカードだけで健康保険証などの役割を果たすことができる(令和5年3月末にすべての機関で利用できる見込み)
  • 支払った病院代などデータに保存される。
  • 社会保険料(国民年金など)の控除証明書がデータに保存・提出できる(いちいち書類を添付して提出しなくていい)。
  • マイナンバーカードが免許証代わりになる(2025年全国実施)



今後、利用者が増える?
マイナンバーカードをもっているメリットはどんどん増えています。マイナンバーカードが免許証として使えるようになれば、一気にマイナンバーカードの利用者が増えると考えられます。

では次に、マイナンバーカードの有効期限について下記で説明していきます。期限ごとに手続きが必要です。

有効期限がある?期限が切れたら?

マイナンバーカードには有効期限があります。20歳以上のマイナンバーの期限は10年となっています。

有効期限が切れたら身分証等としての効力を失うので、お住まいの役所で更新手続きをする必要があります。

有効期限は?

マイナンバーの期限
20歳未満の場合は発行から5回目の誕生日まで
20歳以上の場合は発行から10回目の誕生日まで

電子証明書の期限
年齢に関わらず、発行から5回目の誕生日まで
マイナンバーカードを取得するには申請が必要

マイナンバーカードを取得するには申請が必要になります。お住まいの役所またはオンラインで取得の申請をしてください。
※マイナンバーカードの申請についてはマイナンバーカード総合サイトで行うことができます。

スマホ・パソコンどちらからでもマイナンバーカードの申請ができるようになっています。

ただし、作成したマイナンバーカードは自宅に郵送されないので最寄りの役所に受け取りに行く必要があるので注意しましょう。