サラリーマンで確定申告が必要な場合はどんなとき?年末調整してないとき?

2021.09.16 更新
サラリーマンも場合によっては確定申告で税金を納める必要があります。この記事ではサラリーマンの確定申告について説明していきます。
この記事の目次
サラリーマンは確定申告するの?

通常、サラリーマンなどのように会社に雇われている方は確定申告をする必要はありません。


なぜかというと、勤務先の会社で源泉徴収年末調整をしてもらっているので、自分で確定申告をする必要がないのです。
確定申告とは:1年間の稼ぎを申告して税金を納める手続きのこと。


ですが、サラリーマンでも必要になる場合があります。気をつけないと知らずに脱税してしまう場合もあるので確定申告が必要になるケースについてチェックしておきましょう。

この記事の要点

  • 源泉徴収などをしてくれない勤務先は確定申告が必要。

  • 副業で20万円を超える金額を稼いでいるときは確定申告が必要。

  • ギャンブル収入が90万円を超えるときは確定申告が必要。

  • ダブルワークをしており、ダブルワーク先で20万円を超える金額を稼いでいるときは確定申告が必要。

  • 年末調整をしていないひとは確定申告をすると税金が戻ってくる場合がある。

確定申告が必要になるとき①給料が2,000万円を超えるとき

アルバイトやサラリーマン・派遣社員のように雇用されている方は基本的に確定申告をする必要はありません。

ですが、給与収入が1年間(1月~12月まで)で2,000万円を超えているときはサラリーマンでも確定申告が必要になります。

なかなか当てはまるひとはいないと思いますが、一応覚えておきましょう。

確定申告が必要になるとき②源泉徴収されてないとき

アルバイトやサラリーマン・派遣社員のように雇用されている方は基本的に確定申告をする必要はありません。

ですが、勤務先によっては源泉徴収や年末調整をしてくれないようなところもあります。このような場合には自分で確定申告をして納税する必要があります。

自分で税金を納める手続きを確定申告といいます。ただし、1年間の収入が103万円を超えていなければ確定申告の必要はありません。くわしくは以下のページで説明しています。

確定申告が必要になるとき③ダブルワークをしているとき

本業のサラリーマンとは別に、アルバイトなどをしてダブルワークをしている方は税金などの扱いが少し複雑です。

ダブルワークをしている場合、基本的には確定申告が必要になります。

なぜかというと片方の年末調整だけでは正確な税額が計算されないため、確定申告をして正確な税金を納めなければなりません。

ただし、1年間に稼いだ金額によっては確定申告をしなくてもいいときがあります。くわしくは以下のページで説明しています。

確定申告が必要になるとき④副業をしているとき

副業ならお金を稼いでも税金がかからないわけではなく、副業で利益を得たときから税金がかかることがほとんどです。

ただし、サラリーマンやアルバイトなどのように会社から給料をもらっている場合は副業で稼いだ金額がそれほど多くなければ税金を納めなくてもいい決まりになっています。
※つまり確定申告が不要ということ。


かんたんに説明すると、副業で稼いだ金額が1年間に20万円以下なら確定申告をしなくてもいいことになっています。
参照:国税庁の給与所得者で確定申告が必要な人ページ

以下のページで税金がかかる金額や確定申告のやりかたについて説明しているので、副業をしている方はチェックしておきましょう。

確定申告が必要になるとき⑤ギャンブルをしているとき

競馬や競艇、競輪、パチンコ・スロットなどのギャンブルで得た利益にも税金はかかります。また、確定申告も必要になります。

ただし、ギャンブルで儲けた金額がそれほど多くなければ税金はかかりません。かんたんに説明すると、ギャンブルで稼いだ金額が1年間に50万円以下なら税金はかかりません。

以下の記事でギャンブル収入がいくらまでなら税金がかからないのか、確定申告のやりかた等について説明しているのでギャンブルをしている方はチェックしておきましょう。

年収別にギャンブルの税金がどれくらい上乗せされるかについても説明しています。

確定申告をする必要はないけどしたほうがいい場合は?

サラリーマンで確定申告をしたほうがいい場合は以下のようなときです。

確定申告しなくても違反にはなりませんが、支払い過ぎた税金が戻ってくる場合があるので自分があてはまる場合は確定申告をしてみましょう。

とくに、年末調整の書類を出し忘れてしまって年末調整をしてもらっていない方などは確定申告をすることをオススメします。

確定申告をしたほうがいいとき

会社を退職したために年末調整をやってもらっていない場合
くわしくは退職して年末調整を受けていないひとは確定申告するの?を参照。
年末調整を出すのを忘れて、税金を納め過ぎているとき
くわしくはアルバイト先に年末調整を出し忘れた…どうすればいい?を参照。
1年間に10万円以上の医療費を支払ったときなど
くわしくは医療費控除とは?を参照。
確定申告をしなくてもいいときは?

上記でも説明したとおり、勤務先の会社で源泉徴収年末調整をしてもらっているので、サラリーマンは基本的には確定申告をする必要はありません。

ですが、副業やギャンブルなどでお金を稼いでいて「確定申告をしなくていいのか不安」という方も多くいると思います。

かんたんに説明すると、稼いだ金額がそれほど多くなければ確定申告はしなくていい決まりになっています。

自分が以下の条件にあてはまるかチェックしておきましょう。

確定申告をしなくてもいいとき

副業などしておらず、源泉徴収年末調整も勤務先にやってもらっているとき
サラリーマンとしての仕事以外に副業をしているが、副業による利益が1年間(1月~12月まで)で20万円以下のとき
くわしくは副業はいくらから税金がかかる?いくらまで0円?を参照。
給料を2つの勤務先から受けているが、年末調整されなかったほうの給料が1年間(1月~12月まで)で20万円以下のとき
くわしくはダブルワークの税金や社会保険をわかりやすく解説を参照。
2つの勤務先の給料の合計が1年間(1月~12月まで)で150万円以下のとき
※片方の勤務先で年末調整を受けている場合。
※くわしくはダブルワークの税金や社会保険をわかりやすく解説を参照。

参照:国税庁の給与所得者で確定申告が必要な人ページ

まとめ:副業をしている人やギャンブルをしている人、ダブルワークをしている人は気をつけましょう

ここまで説明したように、サラリーマンやアルバイトなどのように会社から給料をもらっている人の場合、基本的に確定申告をする必要はありません。

ただし、副業で1年間に20万円を超えて利益が出ている場合やギャンブルで90万円を超えて稼いだ場合などは確定申告をする必要があるので気をつけましょう。

脱税に注意するケース

  • 副業(ブログやYouTube、ウーバーや仮想通貨など)をしている
  • ギャンブルをしている
  • ダブルワークをしている
  • 源泉徴収も年末調整もしてもらってない

「税金のことは会社がやってくれるだろう」と何も考えずにいると脱税になってしまうのでしっかり覚えておきましょう。

また、税金や保険について何も知らないという方は下記のリンク先ページで生活に必要な知識について説明しているのでチェックしておきましょう。