共働きと専業主婦を比較!世帯年収が同じならお得なのはどっち?

2022.09.07 更新

同じ世帯年収なら共働きと専業主婦はどっちがお得か気になる方もいると思います。この記事では共働きと専業主婦世帯の手取りを比較してどちらが多くなるか説明していきます。
この記事の目次
世帯年収が同じでも共働きと専業主婦の世帯では手取りが変わる?

世帯年収が同じでも共働き世帯と専業主婦世帯では手取りの合計が変わってきます。

現在は夫が会社員、妻はパートをしているような家庭が一般的です。
※共働き世帯が増えており、妻が会社員、夫も会社員というケースも多いでしょう。

どれくらい手取りが変わるのか、どっちのほうが手取りが多くなるのか気になる方はチェックしておきましょう。

この記事の要点

  • 世帯年収が同じでも共働きのほうが手取りが多くなる。

  • ライフスタイルによって共働きか専業主婦か選択したほうがいい。

  • パート収入が中途半端な金額だと損してしまう。

では最初に、世帯年収500万円の手取りや税金について下記で説明していきます。共働きと専業主婦のケースで、具体的に金額をあてはめて比較シミュレーションしているのでチェックしておきましょう。


世帯年収500万円の場合のシミュレーション比較

同じ世帯年収で共働き世帯と専業主婦世帯でシミュレーションした結果が以下のとおりです。

下記のシミュレーションは世帯年収を500万円として計算しています。税金や手取りの変化をチェックしておきましょう。

共働き世帯については「夫の年収350万円・妻の年収150万円」として計算しています。
※妻のほうが収入が多く、旦那が専業主夫やパートをしている場合は、下記のシミュレーションの夫婦を逆にして見てください。

世帯年収500万円の比較まとめ

専業主婦世帯
専業主婦世帯で世帯年収が500万円だと手取りは約398万円
※税金や保険料については下記の表にまとめています。

共働き世帯
共働き世帯で世帯年収が500万円だと手取りは約405万円

※夫婦それぞれの税金や保険料については下記の表にまとめています。

世帯年収500万円で共働き世帯と専業主婦世帯で手取り合計をシミュレーションしてみると、共働き世帯のほうが手取り合計は多くなります。
ちなみに、共働きの世帯は二人とも40歳未満、二人とも勤務先の社会保険に加入している場合としてシミュレーションしています。

下記で世帯年収500万円~700万円の手取りをまとめています。

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共働き家庭はどっちが扶養するのがお得?安くなる金額を比較


夫がサラリーマンの専業主婦世帯の場合

▶世帯年収が500万円(夫の年収500万円・妻の年収0円)・40歳未満・勤務先の社会保険に加入している場合のシミュレーション結果が以下のとおりです。

夫にかかる税金は? 夫にかかる税金は約315,000円です。
所得税約102,000円、住民税が約214,000円。
夫の保険料は? 夫が支払う保険料は1年間で約700,000円です。
健康保険料が約240,000円、厚生年金保険料が約450,000円
※勤務先の社会保険に加入した場合。
夫の手取りは? 年収500万円だと、夫の手取りは約3,980,000円です。
※勤務先の社会保険に加入している場合。金額はこちらのページでシミュレーションしました。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。



専業主婦世帯の手取り合計は?
夫の手取りは約3,980,000円、妻は専業主婦なので手取りは0円となるので、専業主婦世帯の手取り合計は約3,980,000円となります。
※比較結果は上記にまとめています。


共働き世帯の場合

▶世帯年収が500万円(夫の年収350万円・妻の年収150万円)、二人とも40歳未満、二人とも勤務先の社会保険に加入している場合のシミュレーション結果が以下のとおりです。

夫にかかる税金は? 夫にかかる税金は約164,000円です。
所得税約49,600円、住民税が約114,000円。
夫の保険料は? 夫が支払う保険料は1年間で約507,000円です。
健康保険料が約177,000円、厚生年金保険料が約329,000円
※勤務先の社会保険に加入した場合。
夫の手取りは? 年収350万円だと、夫の手取りは約2,820,000円です。
※勤務先の社会保険に加入している場合。金額はこちらのページでシミュレーションしました。


妻にかかる税金は? 妻にかかる税金は約48,000円です。
所得税約12,600円、住民税が約35,000円。
妻の保険料は? 妻が支払う保険料は1年間で約210,000円です。
健康保険料が約74,000円、厚生年金保険料が約138,000円
※勤務先の社会保険に加入した場合。
妻の手取りは? 年収150万円だと、妻の手取りは約1,235,000円です。
※勤務先の社会保険に加入している場合。金額はこちらのページでシミュレーションしました。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。



共働き世帯の手取り合計は?
夫の手取りは約2,820,000円、妻の手取りは約1,235,000円となるので、共働き世帯の手取り合計は約4,055,000円となります。
※比較結果は上記にまとめています。

では次に、世帯年収600万円の手取りや税金を下記でシミュレーションしていきます。


世帯年収600万円の場合のシミュレーション比較

同じ世帯年収で共働き世帯と専業主婦世帯でシミュレーションした結果が以下のとおりです。

下記のシミュレーションは世帯年収を600万円として計算しています。税金や手取りの変化をチェックしておきましょう。

共働き世帯については「夫の年収400万円・妻の年収200万円」として計算しています。
※妻のほうが収入が多く、旦那が専業主夫やパートをしている場合は、下記のシミュレーションの夫婦を逆にして見てください。

世帯年収600万円の比較まとめ

専業主婦世帯
専業主婦世帯で世帯年収が600万円だと手取りは約469万円
※税金や保険料については下記の表にまとめています。

共働き世帯
共働き世帯で世帯年収が600万円だと手取りは約477万円

※税金や保険料については下記の表にまとめています。

世帯年収600万円で共働き世帯と専業主婦世帯で手取り合計をシミュレーションしてみると、共働き世帯のほうが手取り合計は多くなります。
ちなみに、共働きの世帯は二人とも40歳未満、二人とも勤務先の社会保険に加入している場合としてシミュレーションしています。

下記で世帯年収500万円~700万円の手取りをまとめています。

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共働き家庭はどっちが扶養するのがお得?安くなる金額を比較


夫がサラリーマンの専業主婦世帯の場合

世帯年収が600万円(夫の年収600万円・妻の年収0円)・40歳未満・勤務先の社会保険に加入している場合のシミュレーション結果が以下のとおりです。

夫にかかる税金は? 夫にかかる税金は約445,000円です。
所得税約166,000円、住民税が約279,000円。
夫の保険料は? 夫が支払う保険料は1年間で約850,000円です。
健康保険料が約294,000円、厚生年金保険料が約549,000円
※勤務先の社会保険に加入した場合。
夫の手取りは? 年収500万円だと、夫の手取りは約4,690,000円です。
※勤務先の社会保険に加入している場合。金額はこちらのページでシミュレーションしました。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。



専業主婦世帯の手取り合計は?
夫の手取りは約4,690,000円、妻は専業主婦なので手取りは0円となるので、専業主婦世帯の手取り合計は約4,690,000円となります。
※比較結果は上記にまとめています。


共働き世帯の場合

世帯年収が600万円(夫の年収400万円・妻の年収200万円)、二人とも40歳未満、二人とも勤務先の社会保険に加入している場合のシミュレーション結果が以下のとおりです。

夫にかかる税金は? 夫にかかる税金は約165,000円です。
所得税約83,000円、住民税が約176,000円。
夫の保険料は? 夫が支払う保険料は1年間で約570,000円です。
健康保険料が約200,000円、厚生年金保険料が約373,000円
※勤務先の社会保険に加入した場合。
夫の手取りは? 年収400万円だと、夫の手取りは約3,150,000円です。
※勤務先の社会保険に加入している場合。金額はこちらのページでシミュレーションしました。


妻にかかる税金は? 妻にかかる税金は約92,000円です。
所得税約27,000円、住民税が約65,000円。
妻の保険料は? 妻が支払う保険料は1年間で約287,000円です。
健康保険料が約100,000円、厚生年金保険料が約187,000円
※勤務先の社会保険に加入した場合。
妻の手取りは? 年収200万円だと、妻の手取りは約1,615,000円です。
※勤務先の社会保険に加入している場合。金額はこちらのページでシミュレーションしました。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。



共働き世帯の手取り合計は?
夫の手取りは約3,150,000円、妻の手取りは約1,615,000円となるので、共働き世帯の手取り合計は約4,770,000円となります。
※比較結果は上記にまとめています。

では次に、世帯年収700万円の手取りや税金を下記でシミュレーションしていきます。


世帯年収700万円の場合のシミュレーション比較

同じ世帯年収で共働き世帯と専業主婦世帯でシミュレーションした結果が以下のとおりです。

下記のシミュレーションは世帯年収を700万円として計算しています。税金や手取りの変化をチェックしておきましょう。

共働き世帯については「夫の年収450万円・妻の年収250万円」として計算しています。
※妻のほうが収入が多く、旦那が専業主夫やパートをしている場合は、下記のシミュレーションの夫婦を逆にして見てください。

世帯年収700万円の比較まとめ

専業主婦世帯
専業主婦世帯で世帯年収が700万円だと手取りは約540万円
※夫婦それぞれの税金や保険料については下記の表にまとめています。

共働き世帯
共働き世帯で世帯年収が700万円だと手取りは約554万円

※夫婦それぞれの税金や保険料については下記の表にまとめています。

世帯年収700万円で共働き世帯と専業主婦世帯で手取り合計をシミュレーションしてみると、共働き世帯のほうが手取り合計は多くなります。
ちなみに、共働きの世帯は二人とも40歳未満、二人とも勤務先の社会保険に加入している場合としてシミュレーションしています。

下記で世帯年収500万円~700万円の手取りをまとめています。

こんなページもみられています
共働き家庭はどっちが扶養するのがお得?安くなる金額を比較


夫がサラリーマンの専業主婦世帯の場合

世帯年収が700万円(夫の年収700万円・妻の年収0円)・40歳未満・勤務先の社会保険に加入している場合のシミュレーション結果が以下のとおりです。

夫にかかる税金は? 夫にかかる税金は約580,000円です。
所得税約237,000円、住民税が約347,000円。
夫の保険料は? 夫が支払う保険料は1年間で約1,000,000円です。
健康保険料が約350,000円、厚生年金保険料が約650,000円
※勤務先の社会保険に加入した場合。
夫の手取りは? 年収700万円だと、夫の手取りは約5,397,000円です。
※勤務先の社会保険に加入している場合。金額はこちらのページでシミュレーションしました。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。



専業主婦世帯の手取り合計は?
夫の手取りは約5,397,000円、妻は専業主婦なので手取りは0円となるので、専業主婦世帯の手取り合計は約5,397,000円となります。
※比較結果は上記にまとめています。


共働き世帯の場合

世帯年収が700万円(夫の年収450万円・妻の年収250万円)、二人とも40歳未満、二人とも勤務先の社会保険に加入している場合のシミュレーション結果が以下のとおりです。

夫にかかる税金は? 夫にかかる税金は約317,000円です。
所得税約105,000円、住民税が約212,000円。
夫の保険料は? 夫が支払う保険料は1年間で約640,000円です。
健康保険料が約224,000円、厚生年金保険料が約417,000円
※勤務先の社会保険に加入した場合。
夫の手取りは? 年収450万円だと、夫の手取りは約3,528,000円です。
※勤務先の社会保険に加入している場合。金額はこちらのページでシミュレーションしました。


妻にかかる税金は? 妻にかかる税金は約136,000円です。
所得税約42,000円、住民税が約94,000円。
妻の保険料は? 妻が支払う保険料は1年間で約340,000円です。
健康保険料が約118,000円、厚生年金保険料が約220,000円
※勤務先の社会保険に加入した場合。
妻の手取りは? 年収250万円だと、妻の手取りは約2,018,000円です。
※勤務先の社会保険に加入している場合。金額はこちらのページでシミュレーションしました。

※シミュレーション結果はおおよその金額です。



共働き世帯の手取り合計は?
夫の手取りは約3,528,000円、妻の手取りは約2,018,000円となるので、共働き世帯の手取り合計は約5,546,000円となります。
※比較結果は上記にまとめています。

では次に、配偶者がパートなどで稼いでいる場合に損してしまうケースについて下記で説明していきます。稼ぐ金額が中途半端だと損してしまう可能性があるので注意しましょう。


配偶者がパートなどで稼ぐ金額が中途半端だと損する?

パートやアルバイトで1年間に稼いだ金額が中途半端な金額だと、逆に損してしまうことがあるので気をつけましょう。


なぜかというと、年収が130万円以上になると社会保険の扶養を外れることになり、自分で保険料を支払うことになります。

すると、扶養に入っていた時よりも手取りが減ってしまうためです。


ただし、1年間に150万円、200万円・250万円・300万円などのようにたくさんお金を稼ぐ場合は、税金や扶養なんて気にせずにガンガン稼いでください。
※130万円を少し超えるくらいの年収じゃなければ、手取りが減って損してしまうことはありません。

夫または妻がパートをするつもりの方で「お得な年収がどれくらいなのか」知りたい場合は下記の記事を参考にしてみてください。

パート主婦は年収いくらがお得なの?103~150万円の年収別まとめ

では次に、共働きの場合にどっちが子供を扶養するほうがお得かについて下記で説明していきます。

子供を扶養する場合はどっちがお得?

子供を扶養するのはどちらがいいか把握しておきましょう。

専業主婦の家庭なら悩むことはありませんが、共働き世帯だと一方が扶養したほうがメリットがある場合があります。
※とくに、16歳未満の子供を扶養する場合、年収が少ない側が扶養したほうがメリットがある場合があることを知っておくといいかもしれません。


かんたんに説明すると、16歳以上の子供がいる場合、年収の多い側が扶養するほうがお得になります。

16歳未満の子供がいる場合、年収の少ない側が扶養すると住民税が0円になる場合があります。
※たとえば、年収156万円以下で子供を1人扶養していると住民税が0円になります。

どれくらいお得になるか具体的に金額をあてはめてシミュレーションしています。くわしくは下記の記事で説明しているので、気になる方はチェックしておきましょう。

共働き家庭はどっちが扶養するのがお得?安くなる金額を比較

では最後に、まとめとして世帯年収500万円~700万円の手取り一覧について下記で説明していきます。

まとめ:世帯年収500万円~700万円の手取り一覧

世帯年収500万円~700万円で手取りを比較シミュレーションした結果を下記にまとめました。


共働き世帯と専業主婦世帯でシミュレーションした結果、共働き世帯のほうが手取りの合計が多くなる結果になりました。


ですが、だからといって必ず共働きのほうがいい(メリットがある)わけではありません。

世帯年収の手取りのパターン別まとめ

※妻の年収が100万円の場合(共働き世帯②)、妻は「夫の社会保険の扶養に加入」としています。
※妻の年収が100万円の場合(共働き世帯②)、妻にかかる税金や保険料は0円となります(夫の扶養に入った場合)。

今回の結果はあくまで世帯の手取り合計のみを考えると共働き世帯のほうがお得という結果になっただけで、その家庭の収入やライフスタイルによってはどちらがお得とは断言できません。

「収入に余裕があるので、お金を稼ぐ時間を別の事(習い事や勉強、余暇など)に使いたい」など、その家庭のライフスタイルによって専業主婦になるのか共働きをしていくかを選択しなければいけません。

こんなページもみられています
パート主婦は年収いくらがお得なの?103~150万円の年収別まとめ