所得税・住民税関連
更新日:2025年9月30日

来年度の年末調整(扶養控除等(異動)申告書)の書き方
来年度(令和8年度)の扶養控除等(異動)申告書の様式は下記のとおりです。

今年度と書き方は同じです。

それぞれ下記で説明していきます。

今年度の年末調整の書き方については2025年末調整の書き方を参照。
来年度の扶養控除等(異動)申告書の様式
様式は今年度(2025年令和7年)から一部変更点があります。令和8年度は特定親族の項目が追加されました。
※特定扶養親族とは異なります。ややこしいですが注意しましょう。

追加された項目①特定親族とは?

特定親族とは、合計所得が58万円超~123万以下の19歳~22歳の親族のことです。あてはまる親族がいなければこの項目は関係ありません。
※合計所得58万とは、給与収入のみで123万円。合計所得123万とは給与収入のみで188万円。
※特定親族には特定親族特別控除が適用されます。

※特定扶養親族とは異なります。特定扶養親族は19歳~22歳の合計所得58万以下の親族のことです。

簡易バージョンもOK?

勤務先に提出する「令和8年分給与所得者の扶養控除等申告書」の内容が前年と変わらない場合は「異動がない旨」を記載して提出が可能になります(簡易な申告書の提出)。
※簡易な申告書を提出するときは 勤務先の指示に従いましょう。


記入例は下記のとおりです。

▶簡易な申告書を提出する場合は、上記の「氏名等」と「異動が無い旨」の欄を記入するだけです。

今年度(2025年)の年末調整の書き方については2025年分 年末調整の書き方見本を参照。