介護保険の始まりはいつから?歴史について

2019.09.19 更新
介護保険はなぜ始まったの?

高齢になると関わる機会が多くなる介護保険。そんな介護保険制度はいつ始まったのか、なぜ介護保険制度が必要になったのか。この記事では介護保険制度の歴史について簡単に説明していきます。
学生向けの教科書(保険など)については税金や保険を学ぼうを参照。

▶介護保険について知りたい方はこちら

現在の老人ホームのようなものができたのは1932年

もともとは1932年に実施された救護法により、貧困に苦しむ老人に対して「養老院」というものが設立されていたのですが、1963年の老人福祉法の制定にともなって養老院は養護老人ホームという名称に改められました。

また、貧困老齢者だけでなく、介護が必要であれば入所できる「特別養護老人ホーム」が出来たのもこの頃です。

さらに、ホームヘルパーのようなものもこの頃に創設されたのですが、対象は低所得の一人暮らしの老人に限られたものでした。

1973年に老人医療無料化がはじまったが…

1973年には70歳以上の方の医療費を公費で肩代わりする老人医療無料化が始まりました。この制度を世間は歓迎しました。これにより老人の受診率は高まり、老人の健康的な生活にとても貢献しました。

ですが、老人の受診率の向上・人口の老齢化の進行もあり、医療費が急速に増えることで国の財政を圧迫してしまいました。また、病院のサロン化といった問題も話題になりました。
※病院のサロン化については、なんで保険料を払っているのに病院でお金を払わなきゃいけないの?を参照。

こうしたことから、1982年には老人にも医療費を一部負担してもらうことになり、老人医療無料化は終了したのです。

2000年に介護保険が始まる

1990年代にはゴールドプランや新ゴールドプランといった高齢者の福祉をより良いものにする施策がはじまり、増加する高齢者のために特別養護老人ホームやデイサービスなどを拡充しました。

しかし、福祉サービスは大量に増えたものの、福祉専門職の方が配置されていないなど対応がまだしっかりしておらず、さらに大量に増えたサービスをまかなうための財源が必要になったのです。

そこで2000年に始まったのが現在の介護保険制度です。

介護保険はあたらしい社会保険のひとつとして創設され、保険料を40歳以上の方全員から徴収する仕組みになったのです。
学生向けの教科書(保険など)については税金や保険を学ぼうを参照。

今回のコラムはここまでです。介護保険制度の始まりについてなんとなくわかっていただけましたか?

【役に立つページ】
介護保険制度については、介護保険とは?みんな加入するの?を参照。
医療保険制度の始まりについては、医療保険の始まりは?を参照。
年金制度の始まりについては、年金制度の始まりは?を参照。
労災保険制度の始まりについては、労災保険の始まりは?を参照。
雇用保険制度の始まりについては、雇用保険の始まりは?を参照。
税金の始まりについては、税金っていつからあるの?を参照。
社会保障制度の始まりについては、社会保障制度の始まりは?を参照。

介護保険の始まりはいつから?歴史について

介護保険はなぜ始まったの?

高齢になると関わる機会が多くなる介護保険。そんな介護保険制度はいつ始まったのか、なぜ介護保険制度が必要になったのか。この記事では介護保険制度の歴史について簡単に説明していきます。
学生向けの教科書(保険など)については税金や保険を学ぼうを参照。

▶介護保険について知りたい方はこちら

現在の老人ホームのようなものができたのは1932年

もともとは1932年に実施された救護法により、貧困に苦しむ老人に対して「養老院」というものが設立されていたのですが、1963年の老人福祉法の制定にともなって養老院は養護老人ホームという名称に改められました。

また、貧困老齢者だけでなく、介護が必要であれば入所できる「特別養護老人ホーム」が出来たのもこの頃です。

さらに、ホームヘルパーのようなものもこの頃に創設されたのですが、対象は低所得の一人暮らしの老人に限られたものでした。

1973年に老人医療無料化がはじまったが…

1973年には70歳以上の方の医療費を公費で肩代わりする老人医療無料化が始まりました。この制度を世間は歓迎しました。これにより老人の受診率は高まり、老人の健康的な生活にとても貢献しました。

ですが、老人の受診率の向上・人口の老齢化の進行もあり、医療費が急速に増えることで国の財政を圧迫してしまいました。また、病院のサロン化といった問題も話題になりました。
※病院のサロン化については、なんで保険料を払っているのに病院でお金を払わなきゃいけないの?を参照。

こうしたことから、1982年には老人にも医療費を一部負担してもらうことになり、老人医療無料化は終了したのです。

2000年に介護保険が始まる

1990年代にはゴールドプランや新ゴールドプランといった高齢者の福祉をより良いものにする施策がはじまり、増加する高齢者のために特別養護老人ホームやデイサービスなどを拡充しました。

しかし、福祉サービスは大量に増えたものの、福祉専門職の方が配置されていないなど対応がまだしっかりしておらず、さらに大量に増えたサービスをまかなうための財源が必要になったのです。

そこで2000年に始まったのが現在の介護保険制度です。

介護保険はあたらしい社会保険のひとつとして創設され、保険料を40歳以上の方全員から徴収する仕組みになったのです。
学生向けの教科書(保険など)については税金や保険を学ぼうを参照。

今回のコラムはここまでです。介護保険制度の始まりについてなんとなくわかっていただけましたか?

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介護保険制度については、介護保険とは?みんな加入するの?を参照。
医療保険制度の始まりについては、医療保険の始まりは?を参照。
年金制度の始まりについては、年金制度の始まりは?を参照。
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社会保障制度の始まりについては、社会保障制度の始まりは?を参照。