介護保険とは?みんな加入するの?わかりやすく解説

2021.05.05 更新
高齢になると関わる機会が多くなる介護。みなさんも介護サービスを利用するときがくるかもしれません。この記事では介護保険について簡単に説明していきます。
この記事の目次

介護保険とは?みんな加入するの?

介護保険は「高齢者の介護を社会で支えよう」という目的で創設された国の保険制度です。
※介護保険の歴史については介護保険の始まりはいつから?を参照。


40歳以上の方は介護保険に加入することになっています。介護保険の被保険者は以下のように分けられています。

介護保険の加入者は年齢で分けられている

第1号被保険者 : 65歳以上の方
第2号被保険者 : 40歳~64歳の方
介護サービスの利用料は?

介護保険があれば介護サービスは費用の1割で利用できる仕組みになっています。

ただし、費用の1割で介護サービスを利用できるのには上限があります。くわしく知りたい方は以下のページをチェックしておきましょう。

介護が必要な方だけがサービスを利用できる

介護保険料を支払っていれば無条件で介護サービスを利用できるわけではありません。

介護を必要とする状況になったとき、住んでいる市区町村へ申請しなければなりません。

そして「介護が必要」と認定されれば介護に必要なサービスを利用することができる仕組みになっているんです。

※第2号被保険者(40歳~64歳)は16種類の特定疾病により介護が必要と認定された場合に介護サービスを受けることができます。16種類の特定疾病については以下のとおりです。

16種類の特定疾病の種類

介護保険料はどのくらい?

40歳以上のすべての方は介護保険に加入することになります。介護保険に加入すればもちろん介護保険料を支払わなければなりません。

介護保険料は以下のようになっています。

65歳以上の保険料(第1号被保険者)

65歳以上の方の保険料は以下の表のようになっています。

具体的な保険料については下記のページを参照。

65歳以上の介護保険料はどれくらい?世帯の収入によって変わる?

40歳~64歳の保険料(第2号被保険者)

40歳~64歳の方の保険料は医療保険料に上乗せされます。

たとえば会社員の方で、標準報酬月額が30万円で介護保険料率が1.80%の場合、毎月の介護保険料は2,700円になります(会社と折半のため半額になっています)。

(30万円 × 1.80%) ÷ 2 = 2,700円(介護保険料)
※毎月の介護保険料が医療保険料(健康保険など)に上乗せされます。

※国民健康保険に加入しているひとの場合も同じように介護保険料が上乗せされます。

以上のように、介護保険の加入者は第1号被保険者(65歳以上の人)と第2号被保険者(40歳~64歳の人)に分けられ、それぞれ支払う保険料の計算方法は異なります。

介護保険は40歳以上のすべての方に関わることになるので、もうすぐ40歳になる方は毎月支払う保険料が増えることを忘れないで覚えておきましょう。

また、税金や保険について何も知識がない方は以下のページをチェックしておきましょう。生活に最低限必要な税金と保険の知識をまとめています。