給与所得者の特定親族特別控除申告書の2025年度(令和7年)の記入例は以下に示したとおりです。
記入のやり方についても以下で説明しているのでチェックしておきましょう。
くわしい特定親族特別控除申告書の記入例は下記で説明していきます。所得の記入などはそんなに難しくないので安心してください。
手順②
手順③
「特定親族の本年中の合計所得金額の見積額」欄に「特定親族の合計所得」を記入する。
※たとえば子供の収入がアルバイト等の給料だけなら、子供の給与所得が「合計所得金額」になります。
※給与所得についてはこちらで計算できます。
※たとえば子供の収入がアルバイトだけであり、年収170万なら給与所得は105万円になります(この場合は見積額の欄には「105万円」と記入しましょう)。
※1月~12月末までの給料等の正確な金額がわからなければ1年間の見込み額でOK(70万などのように大まかな金額を記入すれば大丈夫です)。
※給与所得以外の所得(たとえば副業で手に入れた雑所得など)がある場合は、すべての所得を合計した金額が「合計所得」になります。
手順④
手順③で記入した金額から控除額を決定する(青矢印で示した「控除額の計算」欄から③の金額に対応した控除額を記入する。
※たとえば図の例では合計所得が「90万円超95万以下」にあてはまるので、控除額は51万円になります。
※たとえば③の合計所得が「58万円超85万以下」であれば、控除額は63万円になります。
基礎控除申告書への記入はここまでです。ほかにも記入する箇所があるのか不安な方は下記の記事「2025年 年末調整の書き方」ページでチェックしておきましょう。
※年末調整の書き方については2025年末調整の書き方を参照。
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