たとえば、65歳以上で1年間の年金収入が200万円(年金についての所得雑所得90万円)、1年間の給与収入が200万円(給与所得132万円)の場合、所得金額調整控除は、
100,000円 + 100,000円 - 10万円 = 10万円
となります。この所得金額調整控除10万円が給与所得から引かれることになります。給与所得は
200万円 –
68万円 =
132万円
※給与所得控除については給与所得控除とは?を参照。
※2025年(1月~12月末まで)の収入については給与所得控除の最低保証額が10万円引き上げされました。
となります。つづいて、給与所得から所得金額調整控除を差し引くと、
132万円 – 10万円 = 122万円
となります。したがって、所得の合計は以下のようになります。
90万円 +
122万円 =
212万円
※雑所得は年金についての所得です。
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