更新日:2021年1月26日
ここでは競馬や競輪などギャンブル収入(一時所得)がある方の確定申告の手順などについて説明しています。

この記事の目次
一時所得(ギャンブル等で収入)がある方の確定申告は?
一時所得(ギャンブル等で収入)がある方は
確定申告で1年間の稼ぎを申告して
①所得税を納めるまたは
②払い過ぎた所得税を返してもらうことになります。それぞれ必要なものや手順を見ていきましょう。
※ここでは
一時所得(ギャンブル等で収入)がある方の確定申告について記述しています。
一時所得に関する収入が50万円以下の場合は一時所得は0円となるので確定申告の必要はありません。一時所得については一時所得とは?ページを参照。
今年1月1日~12月31日までの稼ぎについての
確定申告の期間は
翌年2月16日~3月15日までの間です(コロナの影響により、2021年に行う確定申告については4月15日まで延長)。
※たとえば2020年1月~12月までの稼ぎを申告する場合は2021年の2月16日からになります。
税金を返してもらう場合は?
払い過ぎた税金を返してもらう場合の確定申告については特に期間はなく、5年以内ならいつでも申告することができます。
※たとえば、2020年1月~12月までの収入における税金を返金してもらう場合は2021年の1月以降に確定申告をすればOKです(5年以内までなら返金を受け付けてくれます)。
確定申告に必要なものは以下のとおりです。
全員共通で必要なもの
- 銀行口座
- 印鑑
- マイナンバーカード(マイナンバーカードがない方はマイナンバー通知カードや身分証明書)
フリーランスや自営業などの個人事業主
- (必要な方は)経費の領収書や報酬支払調書
- 青色申告決算書(青色申告の方)
- 収支内訳書(白色申告の方)
そのほか医療費控除や社会保険料控除などを利用する方は金額がわかる領収書や証明書
サラリーマンやアルバイトなどの給与所得者
- 源泉徴収票
※源泉徴収票と照らし合わせて入力するため。
- (副業をしていて必要な方は)経費の領収書や報酬支払調書
そのほか医療費控除や社会保険料控除などを利用する方は金額がわかる領収書や証明書
年金をもらっている方
- 年金の源泉徴収票
※源泉徴収票と照らし合わせて入力するため。
- (副業をしていて必要な方は)経費の領収書や報酬支払調書
そのほか医療費控除や社会保険料控除などを利用する方は金額がわかる領収書や証明書
確定申告のやり方・手順は?ネットで入力した申告書を印刷・郵送しよう
確定申告書への記入はネットで簡単にできます。以下のようにナビに従って入力するだけです。申告書を作成したら印刷して郵送しましょう。
作成した申告書を郵送すれば
確定申告は完了です(納税する場合は税金を支払うのを忘れないようにしましょう)。
➊国税庁の
確定申告書等作成コーナーにアクセス
※※スマホで入力するひとは
スマホで確定申告のやり方・手順は?を見ながらすすめてください。
➋作成開始をクリック
※※スマホで入力するひとは
スマホで確定申告のやり方・手順は?を見ながらすすめてください。
➑該当する箇所を選択して次へをクリック(
青色申告を受けている方はチェックを入れる)
➑一時所得をクリック
一時所得については一時所得とは?50万円以下の場合などページを参照。
➓入力した項目を確認したら次へをクリック(ほかに所得がある方は以下を参照)
※給料をもらっている方はこちらの手順を参考に給与所得を入力してください。
※年金をもらっている方はこちらの手順を参考に年金収入を入力してください。
※仮想通貨や広告収入などで雑所得がある方はこちらの手順を参考に雑所得を入力してください。
⓫次へをクリック(該当する所得控除がある方は入力を選択して入力する)。所得控除の入力をする方は以下のリンクを参照。
配偶者控除の入力の手順はこちら。
扶養控除の入力の手順はこちら。
社会保険料控除の入力の手順はこちら。
障害者控除の入力の手順はこちら。
寡婦控除の入力の手順はこちら。
⓬次へをクリック(該当する税額控除がある方は入力を選択して入力する)
⓭納付する金額が表示された方は以下の⓮に進んでください。
還付される金額が表示された方は
㉓に進んでください。
⓯次へをクリック(16歳未満の扶養親族(子どもなど)がいるなどの場合、住民税等に関する事項をクリックして該当項目を入力してください)
⓰納税額が30万円以内であり、コンビニでQRコード納税をする人は納付方法にチェックを入れてください。
※QRコードによる納税についてはこちらで説明しています。
住所等を入力したら次へをクリック。
⓳マイナンバーを入力して次へをクリック。わからない方は空欄で次へを入力後、表示されたメッセージのキャンセルを押す。
⓴入力が終わったら保存して印刷。印刷した申告書を決められた税務署に郵送で提出しましょう。提出後、確定申告の期限である3月15日までに所得税の納付をしましょう。納付方法については
こちら。
※提出する際に必要な方は源泉徴収票や社会保険料控除の証明書などの添付を忘れないようにしましょう。
※プリンターが無い方は
こちら。ネットプリントサービスを利用しましょう。
㉑書類のダウンロード・保存が済んだら次へをクリック。
㉒これで申告書の作成は終わりです。注意書きを読んだら終了をクリック。
ここからは税金が返ってくる場合の方
㉔次へをクリック(16歳未満の扶養親族(子どもなど)がいるなどの場合、住民税等に関する事項をクリックして該当項目を入力してください)
㉗還付金を受けとる口座、住所等を入力したら次へをクリック
㉘マイナンバーを入力して次へをクリック。わからない方は空欄で次へを入力後、表示されたメッセージのキャンセルを押す。
㉙入力が終わったら保存して印刷。印刷した申告書を決められた税務署に郵送で提出しましょう。払い過ぎた所得税の還付を受ける方は提出後に指定した口座にお金が振り込まれます。
※提出する際に必要な方は源泉徴収票や社会保険料控除の証明書などの添付を忘れないようにしましょう。
※プリンターが無い方は
こちら。ネットプリントサービスを利用しましょう。
㉚書類のダウンロード・保存が済んだら次へをクリック。
㉛これで申告書の作成は終わりです。注意書きを読んだら終了をクリック。
プリンターが無い方はプリントサービスを利用して作成した確定申告書をコンビニで印刷しましょう。
➊プリントサービスを利用して印刷しましょう。
●セブンイレブンが近くにある方は
ネットプリント®のページ
※スマホの場合は
こちら
●ほかのコンビニが近くにある方(セブンイレブンが近くに無い場合)は
こちらのページ
➋あとは指示通りに進めていきましょう。印刷したら決められた税務署に申告書を提出しましょう。