一時所得とは?わかりやすく解説。ギャンブルで得た収入の税金を計算

2019.05.20 更新
この記事の目次
競馬などのギャンブルで得た収入にも税金はかかります。しかし、税金がかかるのは知っていてもどのくらいかかるのか詳しくは知らないという方は結構いると思います。この記事はギャンブル等で得た収入(一時所得)について簡単に説明していきます。
▶こんなページも見られています

一時所得いちじしょとくとは?

簡単に説明すると、一時所得とはギャンブルや懸賞金などの臨時収入のことをいいます。

一時所得の計算式と計算例は以下のようになっています。

一時所得の計算式

一時所得の計算例①
たとえば、ギャンブル等で得た収入が100万円だったとき。一時所得は、

100万円ギャンブル等の収入0円支出50万円特別控除額 = 50万円一時所得
※わかりやすくするために、収入を得るために支出した金額は0円としています。

となります。

そして一時所得の半分(25万円)が総所得金額として合計されます。その後、合計した金額(総所得金額)に所得税がかけられる仕組みになっています。
一時所得は各種の所得と合計される総合課税です。

一時所得の計算例②(税金がかからない場合)
たとえば、ギャンブル等で得た収入が50万円以下だったとき。一時所得は、

50万円ギャンブル等の収入0円支出50万円特別控除額 = 0円一時所得
※わかりやすくするために、収入を得るために支出した金額は0円としています。

となります。したがって、ギャンブル等で得た収入が50万円以下だったときは一時所得は0円となります。50万円以下なら税金はかからないということになります。

では、具体的に計算してみましょう。

所得税については、所得税とは?を参照。
一時所得込みで所得税を計算してみよう

この条件で所得税はいくらになる?
たとえば、給与収入が100万円、ギャンブル等で得た収入が100万円の場合。

①まず給与所得を計算
上記の条件のとき、給与所得は、

100万円給与収入65万円給与所得控除 = 35万円給与所得
給与所得や給与所得控除きゅうよしょとくこうじょについては、給与所得控除とは?で説明しています。

となります。

②次に一時所得を計算
次に一時所得を計算しましょう。一時所得は、

収入 – 支出 – 50万円特別控除額 = 一時所得

なので、

100万円ギャンブル等で得た収入0円支出50万円特別控除額 = 50万円一時所得
※わかりやすくするために、収入を得るために支出した金額は0円としています。

となります。

③合計して総所得金額を計算
次に給与所得と一時所得の半分を合計し、総所得金額を計算します。

50万円一時所得 ÷ 2 + 35万円給与所得 = 60万円総所得金額
÷2をしているのは一時所得の半分が総所得金額として合計されるため。
総所得金額とは:各種所得の合計(一部所得は除く)。

④総所得金額から課税所得を計算
総所得金額がわかったので、課税所得は、

60万円総所得金額所得控除しょとくこうじょ = 課税所得
課税所得については、課税所得とは?を参照。
所得控除については、所得控除とは?を参照。

となります。所得控除しょとくこうじょを38万円とすると、課税所得は、

60万円総所得金額38万円所得控除 = 22万円課税所得
課税所得については、課税所得とは?を参照。
所得控除については、所得控除とは?を参照。

となります。

⑤最後に所得税を計算
所得税をもとめる式は、

22万円課税所得 × 税率 = 所得税

となります。課税所得が195万円以下のときは税率が5%なので、所得税は、

22万円課税所得 × 5% = 11,000円
所得税率しょとくぜいりつについては、こちらを参照。

ちなみに上記の条件のとき、住民税は約2万円かかります。

となります。

確定申告は不要?いくらから?

サラリーマンやアルバイトの方でもギャンブル等で臨時収入があったときには確定申告をする必要があります。ただし、以下のような場合は確定申告をする必要はありません。不要になるときの例を示します。

確定申告が不要なとき

  • 給料をもらっていて、かつ、そのほかの各種所得金額(給与所得、退職所得を除く)の合計額が20万円以下の場合。

くわしい確定申告についてはこちらを参照。

(例)こんなときは確定申告が不要

たとえば、給料をもらっていて、そのほかの所得が一時所得のみで20万円以下のときには確定申告をする必要はありません。したがって、そのほかの所得が一時所得のみであり、ギャンブル等の収入が70万円以下ならば確定申告をする必要はないということです。

70万円ギャンブル等の収入0円支出50万円特別控除額 = 20万円一時所得

※ただし、住民税については所得が発生した段階で確定申告する必要があります。したがって、ギャンブル等の収入が50万円を超えたときは確定申告をする必要があります。
一時所得の確定申告の手順は?

給料をもらっており、一定以上の一時所得がある方は確定申告をする必要があります。確定申告が必要なケースや手順などは以下のページで説明しています。

今回のコラムはここまでです。一時所得についてなんとなくわかっていただけましたか?

【役に立つページ】
所得については、所得とは?を参照。
所得控除については、所得控除とは?で説明しています。
課税所得については、課税所得とは?で説明しています。
所得税率については、所得税の税率とは?ページを参照。
所得税については、所得税とは?ページを参照。

一時所得とは?わかりやすく解説。ギャンブルで得た収入の税金を計算

この記事の目次
競馬などのギャンブルで得た収入にも税金はかかります。しかし、税金がかかるのは知っていてもどのくらいかかるのか詳しくは知らないという方は結構いると思います。この記事はギャンブル等で得た収入(一時所得)について簡単に説明していきます。
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一時所得いちじしょとくとは?

簡単に説明すると、一時所得とはギャンブルや懸賞金などの臨時収入のことをいいます。

一時所得の計算式と計算例は以下のようになっています。

一時所得の計算式

一時所得の計算例①
たとえば、ギャンブル等で得た収入が100万円だったとき。一時所得は、

100万円ギャンブル等の収入0円支出50万円特別控除額 = 50万円一時所得
※わかりやすくするために、収入を得るために支出した金額は0円としています。

となります。

そして一時所得の半分(25万円)が総所得金額として合計されます。その後、合計した金額(総所得金額)に所得税がかけられる仕組みになっています。
一時所得は各種の所得と合計される総合課税です。

一時所得の計算例②(税金がかからない場合)
たとえば、ギャンブル等で得た収入が50万円以下だったとき。一時所得は、

50万円ギャンブル等の収入0円支出50万円特別控除額 = 0円一時所得
※わかりやすくするために、収入を得るために支出した金額は0円としています。

となります。したがって、ギャンブル等で得た収入が50万円以下だったときは一時所得は0円となります。50万円以下なら税金はかからないということになります。

では、具体的に計算してみましょう。

所得税については、所得税とは?を参照。
一時所得込みで所得税を計算してみよう

この条件で所得税はいくらになる?
たとえば、給与収入が100万円、ギャンブル等で得た収入が100万円の場合。

①まず給与所得を計算
上記の条件のとき、給与所得は、

100万円給与収入65万円給与所得控除 = 35万円給与所得
給与所得や給与所得控除きゅうよしょとくこうじょについては、給与所得控除とは?で説明しています。

となります。

②次に一時所得を計算
次に一時所得を計算しましょう。一時所得は、

収入 – 支出 – 50万円特別控除額 = 一時所得

なので、

100万円ギャンブル等で得た収入0円支出50万円特別控除額 = 50万円一時所得
※わかりやすくするために、収入を得るために支出した金額は0円としています。

となります。

③合計して総所得金額を計算
次に給与所得と一時所得の半分を合計し、総所得金額を計算します。

50万円一時所得 ÷ 2 + 35万円給与所得 = 60万円総所得金額
÷2をしているのは一時所得の半分が総所得金額として合計されるため。
総所得金額とは:各種所得の合計(一部所得は除く)。

④総所得金額から課税所得を計算
総所得金額がわかったので、課税所得は、

60万円総所得金額所得控除しょとくこうじょ = 課税所得
課税所得については、課税所得とは?を参照。
所得控除については、所得控除とは?を参照。

となります。所得控除しょとくこうじょを38万円とすると、課税所得は、

60万円総所得金額38万円所得控除 = 22万円課税所得
課税所得については、課税所得とは?を参照。
所得控除については、所得控除とは?を参照。

となります。

⑤最後に所得税を計算
所得税をもとめる式は、

22万円課税所得 × 税率 = 所得税

となります。課税所得が195万円以下のときは税率が5%なので、所得税は、

22万円課税所得 × 5% = 11,000円
所得税率しょとくぜいりつについては、こちらを参照。

ちなみに上記の条件のとき、住民税は約2万円かかります。

となります。

確定申告は不要?いくらから?

サラリーマンやアルバイトの方でもギャンブル等で臨時収入があったときには確定申告をする必要があります。ただし、以下のような場合は確定申告をする必要はありません。不要になるときの例を示します。

確定申告が不要なとき

  • 給料をもらっていて、かつ、そのほかの各種所得金額(給与所得、退職所得を除く)の合計額が20万円以下の場合。

くわしい確定申告についてはこちらを参照。

(例)こんなときは確定申告が不要

たとえば、給料をもらっていて、そのほかの所得が一時所得のみで20万円以下のときには確定申告をする必要はありません。したがって、そのほかの所得が一時所得のみであり、ギャンブル等の収入が70万円以下ならば確定申告をする必要はないということです。

70万円ギャンブル等の収入0円支出50万円特別控除額 = 20万円一時所得

※ただし、住民税については所得が発生した段階で確定申告する必要があります。したがって、ギャンブル等の収入が50万円を超えたときは確定申告をする必要があります。
一時所得の確定申告の手順は?

給料をもらっており、一定以上の一時所得がある方は確定申告をする必要があります。確定申告が必要なケースや手順などは以下のページで説明しています。

今回のコラムはここまでです。一時所得についてなんとなくわかっていただけましたか?

【役に立つページ】
所得については、所得とは?を参照。
所得控除については、所得控除とは?で説明しています。
課税所得については、課税所得とは?で説明しています。
所得税率については、所得税の税率とは?ページを参照。
所得税については、所得税とは?ページを参照。