年金を早く貰うと損?どれくらい金額が減る?

2020.11.24 更新
手続きをすれば年金をもらえる年齢を早めることができますが、その際にメリット・デメリットもあることを知っておきましょう。この記事では年金を早くもらった時どうなるかについて説明していきます。
この記事の目次

年金をもらえる年齢を65歳より前に繰上げできる?

65歳になると老後の年金が支給開始となりますが、早く年金を受け取りたい人は申請すれば繰り上げして早めにもらうことができます。最大60歳まで繰り上げることができます。

ただし、大きなデメリットもあります。年金を65歳より早くもらう場合、もらう年金額が減額されることになります。

もらう年齢を早める場合には「年金を早くもらえるメリット」と「減額されるデメリット」をよく考えて申請しましょう。

早く年金をもらうとどれくらい年金額が減るの?

減額される年金額は1ヶ月につき0.5%です。つまり、年金をもらう年齢を60歳0ヶ月まで早めた場合には30%減額されることになります。

たとえば、65歳からもらえる年金額が年間100万円だとした場合、年金をもらう年齢を60歳に繰り上げると年間70万円になってしまいます。

そして、今後もずっとこの減額が適用されることになるので、年金を早めにもらう場合には注意しましょう。


損になる年齢の分岐点は何歳から?

年金を受けとる年齢を60歳0ヶ月に早めた場合、おおよそ76歳を超えたところで本来65歳から年金を受け取ったときと比べて年金の総受給額が下回ることになります。

したがって、自分が長生きしそうで年齢が76歳を超えるようなら、年金の繰り上げをすると損になってしまうことになります
※総受給額だけで考えた場合。

つまり、年金をもらう年齢を60歳に早めた場合、年金の受給額は本来よりも減額するので、受給額だけ見ると76歳以降はどんどん損になってしまうことになります。
※年金をもらう年齢が65歳からのときと比べた場合。76歳以降になると年金の受給額が追い越される。

76歳から損になる?
※年金を60歳から受け取った場合と65歳から受け取った場合で比較。

年金をもらう年齢を遅くすることもできる?

年金を遅らせて受け取りたい人は申請すれば年金の受け取りを繰り下げすることができます。最大70歳まで繰り下げることができます。

繰り下げには大きなメリットがあります。年金を65歳より遅めにもらう場合、もらう年金額が増額されることになります。くわしくは以下のページで説明しています。

今回のコラムはここまでです。年金を早くもらった時にどれくらい減額するかについてわかっていただけましたか?

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