住民税が給料から天引きされないときどうする?自分で支払う?

2022.05.15 更新
アルバイトやパートなどで給料から住民税を引いてくれない職場に勤めている方もいると思います。この記事では天引きされない場合の住民税の扱いについて説明していきます。
この記事の目次
給料をもらっているけど住民税が引かれていない…

従業員が多くいる職場だと、給料から住民税が天引きされる決まりになっています。

しかし、複数の従業員がいる職場でも住民税を天引きしてくれていないケースもあります。
※天引きするほど給料が多くないなど。

ですが、「脱税になってしまうかも…」と不安になる必要はありません。

住民税を支払う必要がある場合にはお住まいの市区町村から納付書が送られてくるようになっています。

住民税はどうやって支払うの?

住民税は特別徴収または普通徴収で納めることになります。

給料から住民税が天引きされていない方は、今年の6月にお住まいの市区町村から送られてくる納付書を用いて住民税を納めることになります。
※お住まいの地域によって納付書が届く時期が少し異なる場合があります。

したがって、住民税を天引きしてくれない職場で働いている場合には普通徴収で住民税を支払うことになります。

※所得が少ない方は住民税がかからない(0円になる)場合があります。この場合、住民税の納付書は送られてきません。くわしくは下記で説明しています。

住民税の支払い方法

特別徴収とは:事業主の方(給与支払者)が毎月給与から住民税を差し引き、従業員本人のかわりに納付する方法です。

普通徴収とは:6月に市区町村から送付される納付書を用いて年4回(6月・8月・10月・翌年1月)に分けて納める方法です。

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では次に、住民税はどんなときにかかるのか下記で説明していきます。お金を稼いでいてもその金額があまり多くなければ住民税が0円になります。


住民税ってどんなときにかかるの?

住民税はお金を稼ぐとかかることになります。したがって、子供でもお金を稼いでいればかかりますし、お金を稼いでいなければ大人でも住民税は0円になります。


もう少しくわしく説明すると、住民税は前年の課税所得にかけられることになります。

ただし、前年の1月~12月にあまりお金を稼いでいなければ住民税はかけられません。
※くわしくは下記で説明しています。


たとえば、去年1年間の給料が100万円以下なら住民税がかかりません。

収入が100万円以下(合計所得45万円)なら住民税は0円?

たとえば、あなたの収入が給与収入のみであり、去年1年間(1月~12月まで)で100万円のとき、給与所得は45万円となります。

給与所得のほかに所得がないので合計所得金額は45万円となります。したがって、給与収入が100万円以下の方は合計所得金額が45万円以下になるので住民税が課税されません。

※お住まいの地域によっては42万円や38万円の場合があります。

100万円給与収入55万円給与所得控除 = 45万円給与所得(合計所得金額)

合計所得金額が45万円以下なので住民税が0円になります。
※くわしくは住民税が0円?を参照。
※給与所得控除についてはこちらを参照。
合計所得金額とは:給与所得や事業所得など各種所得の合計金額のこと。

したがって、学生・パート・アルバイトなどは年間の給料を100万円以下にしておけば住民税がかかりません。
※未成年の場合は給与収入のみで約204万円以下なら住民税が0円になります。
※東京都以外の方は合計所得金額38万円以下などの場合があります。くわしくはお住まいの市区町村HPでご確認ください。

では次に、ダブルワークをしている場合の注意点について下記で説明していきます。ダブルワークをしている場合は税金が上乗せされます。

ダブルワークをしている場合は?

本業とは別にほかの勤務先でもアルバイトなどをしている場合は、複数の勤務先の給料を合算してから税金の計算をしなければいけません。


他の勤務先で稼いだ金額によって税金が上乗せされるので注意しましょう。

ダブルワークをしている場合、基本的には主な勤務先でまとめて住民税が天引きされることになります。
※ダブルワーク先の給料情報は給与支払報告書によって市区町村に報告されており、市区町村は主な勤務先にその情報を伝達します。
※天引きされない場合は、市区町村から納付書が送られてきます。また、上記で説明したように所得が少なければ住民税が0円になります。



ダブルワークをしている方は下記の記事をチェックしておきましょう。稼いだ金額によってどれくらい税金が上乗せされるのか等を説明しています。

ここまで説明したように、住民税は「特別徴収」または「普通徴収」により納めることになります。

給料から天引きされる徴収方法が「特別徴収」ですが、勤務先によっては給料から天引きされない場合もあります。

ですが、給料から天引きされないからといって住民税を支払わなくてもいいわけではありません。そのような場合は自宅に住民税の納付書が6月頃に送られてくるので、その納付書を用いて納めることになります(納付書を用いて納める方法を普通徴収といいます)。