年金・保険関連
更新日:2019年10月25日
目次
基本手当とは
基本手当とは、離職した方へ再就職の援助をするために支給されるものです。

※雇用保険の一般被保険者であった方。
基本手当を受けるための要件
失業中に基本手当を受けるには、次の要件のいずれにもあてはまる必要があります。

要件

  • ハローワークにて求職の申込みを行い、就職しようとする意思があるにもかかわらず失業の状態にあること。
  • 離職の日以前2年間に、被保険者期間が通算して12か月以上あること。
※雇用保険の被保険者であった期間のうち、賃金支払基礎日数が11日以上ある月のこと。
特定受給資格者または特定理由離職者については、離職の日以前1年間に、被保険者期間が6か月以上であれば基本手当の支給を受けることができます。
受給期間
基本手当の受給期間は、離職した日の翌日から1年間です。

病気、けが、妊娠、出産、育児等の理由により30日以上求職活動ができなくなった場合は、その日数分だけ、受給期間を延長することができます(最長で3年間延長可能)
所定給付日数(基本手当の支給を受けることができる日数)
基本手当の所定給付日数(基本手当の支給を受けることができる日数)は、離職の日における年齢、雇用保険の被保険者であった期間、離職の理由などによって決定されます(下記の表1)。
表1 基本手当の所定給付日数
支給額
基本手当として支給される1日当たりの金額を基本手当日額といい、基本手当日額の支給額は、賃金日額の50~80%となっています(60歳~64歳の方は45%~80%)。
基本手当日額については、基本手当日額ページ参照
【例】もらえる金額は?
支給額の例を以下に示します(60歳未満の場合)。

【月収20万円の場合】
離職以前の月収が毎月20万円の場合、
支給額は1日あたり約4900円となります。

【月収25万円の場合】
離職以前の月収が毎月25万円の場合、
支給額は1日あたり約5500円となります。

【月収30万円の場合】
離職以前の月収が毎月30万円の場合、
支給額は1日あたり約6000円となります。

【月収40万円の場合】
離職以前の月収が毎月40万円の場合、
支給額は1日あたり約6700円となります。

【月収50万円の場合】
離職以前の月収が毎月50万円の場合、
支給額は1日あたり6815円(29歳以下の上限額)
支給額は1日あたり7570円(44歳以下の上限額)
支給額は1日あたり8335円(59歳以下の上限額)
となります。

基本手当の支給額については、基本手当日額ページ参照

いつからもらえる?
基本手当の受給手続きをした日から約1か月後に指定した口座に振り込まれます。具体的には失業の認定日の約7日後に指定した口座に振り込みされます。
※基本手当の受給手続きをした日から4週間後にハローワークにて失業していることの認定を行います(その後4週間ごとに失業の認定が行われます)。ただし、給付制限を受けている場合には給付制限期間が経過した後の認定日から支給となります。
受給手続きに必要なものは?
基本手当を受給するための手続きに必要なものは以下のとおりです。以下のものを持参してハローワークにて手続きを行いましょう。

必要なもの

  • 離職票
    ※複数枚の離職票をお持ちの方は全て提出。離職票は勤務していた事業所から交付されます。
  • 個人番号確認書類
    ※マイナンバーカード、通知カード、個人番号の記載のある住民票の写しのうち、いずれか1つ
  • 身元(実在)確認書類
    ※運転免許証、マイナンバーカード、写真付の身分証明書や資格証明書などのうち、いずれか1つ。
    ※上記の書類がない場合は、保険証、住民票の写し、児童扶養手当証書などのうち異なるものを2種類を用意する。コピー不可。
  • 印鑑
    ※認印可、スタンプ印不可
  • 写真2枚
    ※正面上半身の最近の写真。タテ3.0cm×ヨコ2.5cm
  • 本人名義の預金通帳またはキャッシュカード
    ※一部指定できない金融機関があります。ゆうちょ銀行は可。
受給資格(待期と給付制限)
基本手当の受給資格を得てから最初の7日間は、基本手当は支給されません(これを「待期」といいます)。基本手当の支給は、「待期」の満了以降になります。

また、「自分の責任による解雇」や「理由もなく退職した」などの場合は、給付制限が発生します。給付制限期間中は基本手当の支給はありません。

給付制限

▶自己の責任による解雇(重責解雇)
 待機期間満了後から1~3ヶ月の給付制限

▶正当な理由がなく、自己の理由によって退職
 待機期間満了後から1~3ヶ月の給付制限

▶正当な理由もなく、ハローワークの紹介する職業に就くことまたは公共職業訓練を受けることを断ったとき
 断った日から1ヶ月間の給付制限

図1 基本手当の受給期間、待期期間および給付制限
失業中のアルバイトや自己都合になるかどうかの判定について
「失業中にアルバイトをしても基本手当は受給できるのか」や「離職の理由は自己都合になるのかどうか」は基本手当を受給する上で気になるポイントです。

失業中のアルバイトや自己都合になるか会社都合になるかの判定についてはこちらのページで説明しています。
再就職が早く決まった方は?お金がもらえる?
基本手当の申し込みを行った方が早くに再就職が決まり、「基本手当がもらえる日数がまだたくさん残っている状態」にある方は再就職手当がもらえます。これについては再就職手当とはで説明しています。