シルバー人材センターからの収入には税金がかかる?確定申告が必要?

2020.09.04 更新
老後の年金をもらえるような年齢になっても働きたい人が利用するシルバー人材センターですが、この組織から支払われる報酬は給料と違って税金の扱いが少し複雑です。この記事ではシルバー人材センターからの報酬について説明していきます。
この記事の目次
シルバー人材センターからの収入には税金がかかる?

シルバー人材センターからの収入にも一定以上の金額を得れば税金がかかります。ただし、稼いだ金額が少なければ税金がかかりません。
※計算のやり方は以下の「55万円までは控除で所得が0円になる?」で説明していきます。

また、シルバー人材センターからもらう収入は給料とは違い、税金の計算が少し変わっています。高齢者の方はチェックしておきましょう。
※シルバー人材センターは「高齢者の生きがいを得るための就業を目的としており、一定した収入(配分金)を保証する施設ではない」としています。

給料じゃなくて雑所得?
シルバー人材センターからの収入は報酬(配分金)となっており、雑所得として扱われます。サラリーマンやアルバイトなどがもらう給料(給与所得)と税金の計算が少し異なるので注意しましょう。

計算のやり方は以下の「55万円までは控除で所得が0円になる?」で説明していきます。


55万円までは控除で所得が0円になる?

シルバー人材センターからの報酬(配分金)は55万円までは雑所得が0円になります。したがって、仕事をして得た報酬が55万円以内なら税金がかかりません。
※家内労働者等の必要経費の特例によって55万円が報酬から控除されるため。

【計算例】55万円までは控除で所得が0円

550,000円センターからの報酬 - 550,000円必要経費控除 = 0円雑所得
※雑所得については、雑所得とは?を参照。
注意
シルバー人材センターの仕事以外にアルバイトなどをしており、給与所得が55万円以上ある場合にはこの特例は受けられません。給与所得が55万円未満の場合には、55万円から給与所得を差し引いた金額と、実際にかかった必要経費とを比べて高いほうの金額がシルバー人材センターからの報酬の必要経費となります。
55万円以上経費があった場合は?
シルバー人材センターからの報酬(配分金)を得るために使った経費が55万円以上ある場合には報酬から必要経費を全額控除できます。たとえば、報酬が100万円で経費が80万円なら雑所得は20万円となります。

1,000,000円センターからの報酬 - 800,000円必要経費控除 = 200,000円雑所得
※雑所得については、雑所得とは?を参照。


確定申告は必要なの?

シルバー人材センターからの報酬がある場合には基本的には確定申告が必要になります。

ただし、年金をもらいながらシルバー人材センターからの報酬を受けている場合、報酬が20万円以下なら確定申告する必要がありません。

報酬が75万円(雑所得20万円)以内なら確定申告は不要?

たとえば老後の年金を受給しており、さらにシルバー人材センターからの報酬が年間75万円の場合、雑所得は、

750,000円センターからの報酬 - 550,000円必要経費控除 = 200,000円雑所得
※雑所得については、雑所得とは?を参照。

となります。年金を受給しており、かつ、雑所得が20万円以下なので上記のケースでは確定申告をする必要はありません。ただし、雑所得が20万円を超えたときには確定申告が必要になります。

雑所得がある場合の確定申告のやり方はこちら
親族に扶養されている場合は収入に注意

シルバー人材センターからの報酬を受けており、親族に扶養されている場合は収入に注意しましょう。収入が一定の金額以上になると扶養から外れてしまい、親族が支払う税金が高くなってしまいます。

どれくらい税金が高くなってしまうのか等について以下のページで説明しているので、親族に扶養されている方はチェックしておきましょう。

今回のコラムはここまでです。シルバー人材センターからの報酬の税金の扱いについてわかっていただけましたか?

シルバー人材センターからの収入には税金がかかる?確定申告が必要?

老後の年金をもらえるような年齢になっても働きたい人が利用するシルバー人材センターですが、この組織から支払われる報酬は給料と違って税金の扱いが少し複雑です。この記事ではシルバー人材センターからの報酬について説明していきます。
この記事の目次
シルバー人材センターからの収入には税金がかかる?

シルバー人材センターからの収入にも一定以上の金額を得れば税金がかかります。ただし、稼いだ金額が少なければ税金がかかりません。
※計算のやり方は以下の「55万円までは控除で所得が0円になる?」で説明していきます。

また、シルバー人材センターからもらう収入は給料とは違い、税金の計算が少し変わっています。高齢者の方はチェックしておきましょう。
※シルバー人材センターは「高齢者の生きがいを得るための就業を目的としており、一定した収入(配分金)を保証する施設ではない」としています。

給料じゃなくて雑所得?
シルバー人材センターからの収入は報酬(配分金)となっており、雑所得として扱われます。サラリーマンやアルバイトなどがもらう給料(給与所得)と税金の計算が少し異なるので注意しましょう。

計算のやり方は以下の「55万円までは控除で所得が0円になる?」で説明していきます。


55万円までは控除で所得が0円になる?

シルバー人材センターからの報酬(配分金)は55万円までは雑所得が0円になります。したがって、仕事をして得た報酬が55万円以内なら税金がかかりません。
※家内労働者等の必要経費の特例によって55万円が報酬から控除されるため。

【計算例】55万円までは控除で所得が0円

550,000円センターからの報酬 - 550,000円必要経費控除 = 0円雑所得
※雑所得については、雑所得とは?を参照。
注意
シルバー人材センターの仕事以外にアルバイトなどをしており、給与所得が55万円以上ある場合にはこの特例は受けられません。給与所得が55万円未満の場合には、55万円から給与所得を差し引いた金額と、実際にかかった必要経費とを比べて高いほうの金額がシルバー人材センターからの報酬の必要経費となります。
55万円以上経費があった場合は?
シルバー人材センターからの報酬(配分金)を得るために使った経費が55万円以上ある場合には報酬から必要経費を全額控除できます。たとえば、報酬が100万円で経費が80万円なら雑所得は20万円となります。

1,000,000円センターからの報酬 - 800,000円必要経費控除 = 200,000円雑所得
※雑所得については、雑所得とは?を参照。


確定申告は必要なの?

シルバー人材センターからの報酬がある場合には基本的には確定申告が必要になります。

ただし、年金をもらいながらシルバー人材センターからの報酬を受けている場合、報酬が20万円以下なら確定申告する必要がありません。

報酬が75万円(雑所得20万円)以内なら確定申告は不要?

たとえば老後の年金を受給しており、さらにシルバー人材センターからの報酬が年間75万円の場合、雑所得は、

750,000円センターからの報酬 - 550,000円必要経費控除 = 200,000円雑所得
※雑所得については、雑所得とは?を参照。

となります。年金を受給しており、かつ、雑所得が20万円以下なので上記のケースでは確定申告をする必要はありません。ただし、雑所得が20万円を超えたときには確定申告が必要になります。

雑所得がある場合の確定申告のやり方はこちら
親族に扶養されている場合は収入に注意

シルバー人材センターからの報酬を受けており、親族に扶養されている場合は収入に注意しましょう。収入が一定の金額以上になると扶養から外れてしまい、親族が支払う税金が高くなってしまいます。

どれくらい税金が高くなってしまうのか等について以下のページで説明しているので、親族に扶養されている方はチェックしておきましょう。

今回のコラムはここまでです。シルバー人材センターからの報酬の税金の扱いについてわかっていただけましたか?