所得税・住民税関連
更新日:2020年4月20日
ここでは、個人についての住民税(道府県民税・市町村民税)について説明しています。住民税の計算方法や支払い方法など説明しています。
住民税とは?の目次



住民税とは
住民税とは、自分が住んでいる町(都道府県および市区町村)に納める税金です。
所得税については、所得税とはを参照。

住民税は、道府県民税(東京都では都民税)と市町村民税(東京都特別区では特別区民税)の2つで構成されています。

住民税の支払い方法
住民税は特別徴収または普通徴収で納めることになります。
特別徴収については特別徴収とは?を参照。
普通徴収については普通徴収とは?を参照。


支払う時期については住民税はいつから引かれる?を参照。
住民税はどんなときにかかる?
住民税は前年の課税所得にかけられることになるのですが、前年の1月~12月にお金を稼いでいなければ住民税はかけられません。
したがって、たとえ何歳でもお金を稼いでいればかかりますし、お金を稼いでいない方はかかりません。

※収入が少ない方は住民税がかからないことになります。
住民税の計算方法は?
住民税は、所得割と均等割の合計額となります。
※収入が少ない方は住民税がかからない場合があります。
 

住民税の計算式

所得割と均等割

所得割 = 前年の課税総所得金額 × 10%
均等割 = 5,000円

課税総所得金額とは:総所得金額から所得控除を差し引いた金額のこと。
くわしい所得割と均等割については、所得割と均等割とは?を参照。
たとえば所得が100万円のときは?
たとえば前年1月~12月までの総所得金額(所得の合計)が100万円のとき、課税所得は

100万円総所得金額50万円所得控除 = 50万円課税所得
所得控除とは:税の負担を軽くするもの。ここでは計算をわかりやすくするために50万円としています。

となります。なので所得割は以下のようになります。

50万円課税所得 × 10% = 50,000円所得割

したがって、住民税は、

50,000円所得割 + 5,000円均等割 = 55,000円住民税

となります。

住民税が0円?住民税がかからない場合とは?
住民税はお金を稼いでいる場合にかかると説明しましたが、所得があまり多くなければ住民税が課税されません。

つまり、あまりお金を稼いでいない場合は住民税が0円になります。

年収(給料)ごとの住民税シミュレーション
サラリーマンやアルバイトのように、勤務先から給料をもらっているひとの住民税は以下のようになります。

気になる方はチェックしておきましょう。
※個人事業主については個人事業主の税金と手取りは?を参照。

年収別の住民税は?
独身・40歳未満・社会保険の加入者として算出。
※住民税はこちらのシミュレーションで計算しました。

年収 住民税
100万円 0円
103万円 5,000円
150万円 約3.5万円
200万円 約6.5万円
250万円 約9.4万円
300万円 約11.9万円
350万円 約14.7万円
400万円 約17.9万円
450万円 約21.2万円
500万円 約24.7万円
600万円 約31.2万円
700万円 約38万円
800万円 約45.8万円

※住民税はこちらのシミュレーションで計算しました。
※個人事業主については個人事業主の税金と手取りは?を参照。



【例】住民税の計算(給料が200万円だったら?)
次の条件のとき、住民税はいくらになるか計算してみます。
【条件】
前年の給与収入200万円
所得控除は101万円(基礎控除43万円、配偶者控除33万円、社会保険料控除25万円)


①まず給与所得を計算

給与収入が200万円なので、給与所得控除は、

2,000,000円×30% + 80,000円
= 680,000円給与所得控除

給与所得控除については、給与所得とはを参照。

となります。したがって、給与所得は、

2,000,000円 – 680,000円給与所得控除
= 1,320,000円給与所得

給与所得については、給与所得とはを参照。

となります。給与所得のほかに所得がないので、これが総所得金額となります。

②次に課税所得を計算

次に課税所得を計算します。課税所得は総所得金額 – 所得控除なので、

1,320,000円総所得金額1,010,000円所得控除 = 310,000円課税所得

課税所得については、課税所得とはを参照。
所得控除については、所得控除とはを参照。

となります。

③次に住民税を計算

課税所得がわかったので住民税を計算します。住民税は、

住民税 = 所得割 + 均等割
= 課税所得×10% + 5,000円
= 310,000円×10% + 5,000円
= 36,000円住民税

となります。

以下のページで税金や保険料がいくらになるかシミュレーションすることができます。

※さらに、住民税の税額控除である調整控除により、住民税額はもう少し低い金額になります。くわしくは、市区町村ホームページの調整控除に関するページでご確認ください。
所得税については、所得税とはを参照。