所得税・住民税関連
更新日:2019年2月8日
目次
寡婦(寡夫)控除とは
本人が寡婦または寡夫である場合に適用される所得控除です。

申請のやり方は?

年末調整での申請については、寡婦控除の申請(年末調整)を参照。
確定申告での申請については、ネットで確定申告のやり方を簡単まとめ!を参照。
寡婦(寡夫)となる範囲
寡婦または寡夫とは、それぞれ次の表1に示す要件に当てはまる方をいいます。

表1 寡婦または寡夫となる要件

総所得金額等については、総所得金額等とは?を参照。

控除の金額
控除額は、次の表2に示すとおりです。

表2 寡婦(寡夫)控除額

合計所得金額については、合計所得金額とは?を参照。

【例】寡婦控除を適用した場合どれくらい安くなる?
年収にもよりますが、寡婦控除かふこうじょを利用すると税金の負担は約5~7万円ほど軽くなる方が多いと思います。

どれくらい安くなる?

たとえば、40歳以下主婦・社会保険加入・子ども1人という条件の方が寡婦控除を利用したとき。

【年収250~400万円の場合】
所得税は17,500円安くなります。
住民税は30,000円(固定)安くなります。


【年収500万円~600万円の場合】
所得税は35,000円安くなります。
住民税は30,000円(固定)安くなります。


【年収700万円~900万円の場合】
所得税は70,000円安くなります。
住民税は30,000円(固定)安くなります。


税金等を計算してみる

【例】所得税の計算(寡婦控除を適用)
たとえば、給与所得が250万円で、所得控除が113万円(38万円基礎控除 + 40万円社会保険料控除 + 35万円寡婦控除)のとき、

課税所得は、

250万円給与所得 - (38万円基礎控除 + 40万円社会保険料控除 + 35万円寡婦控除) = 137万円課税所得
給与所得については、給与所得とは?を参照。
課税所得については、課税所得とは?を参照。
所得控除については、所得控除とはを参照。

となります。

したがって、所得税は

137万円課税所得 × 税率 = 所得税

となります。課税所得195万円以下は税率が5%なので、所得税は、

137万円課税所得 × 5% = 68,500円
所得税の税率については、こちらを参照。
所得税については、所得税とはを参照。

ちなみに上記の条件のとき、住民税約14万円かかります。

となります。

しかし、寡婦控除を申請しなければ、そのぶん課税所得が35万円増えるので、

(137万円 + 35万円課税所得) × 5% = 86,000円

ちなみに上記の条件のとき、住民税約17万円かかります。

となってしまいます。

所得については、所得とはを参照。
所得控除については、所得控除とはを参照。